こんにちは、みづたんです。
今回は京王線を走る、座席指定列車・京王ライナーを取り上げます。
今回取り上げるために初めて乗ってきました。
京王線初の、クロスシート&座席指定列車。
新宿と八王子を結ぶ京王線は、特急で40分ほどの距離のため、
小田急や西武・東武のような座席指定の列車はありませんでしたが、
着席サービス向上のために2018年より運転を開始したのが、
この京王ライナーです。
クロスシートとロングシートを切り替えることの出来る車両・5000系を新たに製造し、
夕方の下りや朝の上り、他に休日には高尾山への行楽客を運ぶ役割も担っています。
新宿~八王子間の他に、
新宿~橋本間も夕方からの時間帯に1時間おきに運転されています。
新宿駅 19:00発 京王ライナー5号 京王八王子行き
新宿駅から京王ライナーに乗るには、410円が必要。
京王ライナーは座席指定列車なので、
新宿から乗るには410円の座席指定券が必要です。
券売機で買って、来るのを待つと程なくやってきました。
車内は、こんな感じです。
ヘッドレストも付いていて、身長179センチの私でも頭を置く事が出来ます。
シートは西武の40000系電車より座り心地がいいようです。
休日ということもあり、列車には3割乗っているかどうかという位でしたが、
先に発車した準特急はそこそこ混んでいました。
コロナ禍でも、追加料金を払ってという人はそれほど多くないようです。
私がよく使う拝島ライナーは休日でももう少し利用者がいたと思います。
京王線沿線は元々有料特急などが走っていませんでしたので、
有料列車を使うという事になじみがまだ浅いのでしょうか?
新宿の次は、府中。府中からは乗車券だけで乗れる。
京王ライナーは新宿を出ると、府中に停まります。
明大前も停止しましたが、ドアは開かず通過でした。
府中から先は特急と同じ停車駅で、京王八王子まで進みます。
乗車券だけで乗れる区間になりますが、あまり乗って来る人はいませんでした。
静かな車内の中で40分を過ごし、終点八王子に到着。
新宿駅から、中央線特急と競走!同時刻にヨーイドン!
京王ライナーは夕方17時台から毎時0分に八王子に向けて出発します。
くしくも毎時0分は新宿から中央線の特急あずさ・かいじが同時に出ます。
どちらが早く八王子に着くのかというと、
5分ほど中央線特急の方が早く着くようです。
夕刻のラッシュ時でもあずさは新宿から35分前後で八王子に到着するのに対し、
京王ライナーは40分ほどで京王八王子に到着します(休日は40分かからない)
今回乗った日曜19時発で比較すると・・・
京王ライナー:19:38 京王八王子着
特急あずさ:19:36 JR八王子着
ほぼ変わりません。
京王ライナーは料金がお得!
しかし料金は、圧倒的に京王ライナーがお得です!
何しろ運賃から京王は安いです。
新宿から八王子の運賃は、JRは490円ですが京王が370円です。
さらにあずさやかいじは760円の料金に対し、
京王ライナーは410円です。
京王ライナ-を使う際は合計で780円、
あずさは1200円を超えてしまうのですね。
こう見ると、中央線特急の特急料金とほぼ変わらない値段で、
確実に座って帰れるとてもお得な列車ということがわかりますね。
というわけで今回初めて京王ライナーに乗ってみました。
通勤ライナー用としてデビューしたのだと思いますが、
高尾という人気観光地が控える沿線なので、
行楽列車としての活躍もさらに期待出来そうですね。
おまけ:かつてもあった京王5000系
京王ライナーに充当される車両は5000系という形式ですが、
京王線にはかつて5000系という形式の電車が主力として走っていました。
今も富士急線の観光列車として生まれ変わって働いているものもあります。
京王の顔だった5000系の形式を引き継いで、
新しい5000系が新たな京王のフラッグシップになっていくでしょう。
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