こんにちは。
今回は、湘南新宿ラインを走る
「特別快速」という種別の列車をクローズアップしてみたいと思います。
湘南新宿ラインの特別快速は、
新宿を経由して結ぶ列車です。
距離にすると192.7km、特別快速は約3時間かけて走ります。
この列車は主に日中~夕方にかかる時間帯に、
毎時1本運転されています。
毎時1本運転されているこの列車のすごいところは、
3路線系統で全て通過駅のある快速運転をしているというところです。
高崎線では熊谷~大宮間で、
湘南新宿ライン・東海道線では全区間で通過駅が設定されています。
湘南新宿ラインの特別快速は新宿で上り下りが入れ替わり、
速達列車としての役割を担っているという事になります。
グリーン車乗車で特急気分!湘南新宿ラインの特快
毎時0分に新宿を出る、小田原行特快
湘南新宿ラインの特別快速は、
日中時間帯を中心に1時間に1本運転されています。
新宿駅を出発する小田原方面の列車は、
毎時0分に発車しまるで特急列車のようなダイヤです。
新宿発 特快小田原行
8:53(土休日運転)
10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00
新宿~小田原の所要時間は最速1時間15分。
大体1時間13~15分で結ぶので、
特別快速はほぼ同じ速さで挑んでいるという事になります。
特別快速の停車駅
渋谷・大崎・武蔵小杉・横浜・戸塚・大船・藤沢・茅ヶ崎・平塚・国府津・小田原
新宿から沿線の主要駅に停車していき、
終点の小田原まで通過運転をしていきます。
普通列車も含め、最高120km/hで走ります。
表定速度は69.6km/hと、かなり速い部類に入りますね。
特別快速は乗車券のみでも乗車出来ますが、
グリーン車に乗車すると、まるで特急列車に乗っているような気分になります。
それはこのリクライニングシートのおかげでしょう。
特別快速は通過駅があるのでよりそれを感じます。
グリーン車()内は土休日料金
50キロ以内 780円(580円)
50キロ以上 1,000円(800円)
※いずれも事前料金
昼間の快速アクティーが無くなった今、
欲を言えば熱海まで直通しているといいなと思いますが、
小田原で後続の列車に接続になります。
グリーン車も乗り継ぐ事が出来ます。
特別快速は新宿を境に高崎まで向かい、
また宇都宮線方面には、宇都宮線内で快速運転をする列車もあります。
それぞれ新宿から1時間に1本の間隔で運転されています。
3線とも新幹線が並行して走っているところが共通していますが、
新幹線が向かわない新宿を目指す列車として、
その速達性を担う役割として非常に貴重な列車なのでしょうね。
実際、東海道線ではかつて平塚などにも停車していた踊り子号が、
大船~小田原無停車になった補完として快速アクティーが誕生しました。
新特急の代わりに登場した列車という事です。
その系譜を継いだ湘南新宿ライン特別快速は、
令和に走る湘南型の急行列車のような存在と言ってもいいかもしれません。
という訳で東海道線に直通する湘南新宿ライン特別快速を取り上げました。