こんにちは。
今回はつい先日発表された、来年3月のダイヤ改正についての話題です。
ホリデー快速についての記載があったので、今回取り上げたいと思います。
以前、中央線にグリーン車が導入されたのちに、
ホリデー快速おくたま号・あきがわ号は
どうなるのかという予想をした事があるのですが、
その答えが今回の改正で出たようです。
ホリデー快速おくたま・あきがわ号は、
6両プラス4両の10両編成で途中拝島まで運転され、
拝島で奥多摩行き6両と武蔵五日市行き4両とに分かれます。
これに、将来予定されているグリーン車2両増結をすると、
奥多摩行きが8両になり、ホームの長さの問題や、
グリーン車のサービス区間外の問題をどうクリアするかが課題となっていました。
その解決策として、今回の改正で大きく運転体系を変化させてきました。
①ホリデー快速あきがわ号は、廃止
まず、長年にわたっておくたま号と併結運転をしてきた、
あきがわ号が廃止になります。
代わりに、拝島駅でおくたま号との乗り継ぎが同一ホームで出来る、
連絡電車を運転するようです。
これで、中央線から五日市線に乗り入れる電車が全て無くなる事になります。
②おくたま号は、新宿(東京)~青梅と青梅~奥多摩で分割
そして、残ったおくたま号はと言うと、
運転区間を新宿(上りは東京行き)青梅間と青梅奥多摩間で分けるそうです。
青梅で同じホームで乗り換える形にし、
青梅奥多摩間は行楽シーズンなどの利用が見込まれる時に
臨時列車として運転するようです。
現在のように休日ダイヤの定期列車として運転するのは青梅までという事です。
これで、都心から奥多摩への直通列車も無くなる事になります。
奥多摩へは、立川からの直通電車も無くなるようで、
これを機に、青梅で完全に運転系統を分けるようです。
廃止されて青梅特快で代替をするのかなという予想もしていましたが、
ホリデー快速おくたま号という列車は存続という事でした。
2階建てグリーン車が奥多摩まで入る事は実現しませんでしたが、
これが一番の折衷案かもしれませんね?
とはいえ、長年にわたって、奥多摩・五日市へのハイキング列車として親しまれ、
私にとっても乗り鉄の原点とも言える列車が、
今回こうして廃止・運転区間変更という決定に至り、やはり寂しさはありますが、
今後は、2階建てグリーン車が連結された「ホリデー快速おくたま」の誕生の日を、
楽しみに待ちたいと思います。
動画もアップしました。
ブログランキング参加中!