こんにちは。
今回は東北遠征で乗車してきた、
JR東日本の在来線特急についてです。
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JR東日本を走る在来線特急は、首都圏を中心に、
新潟地区や東北地方にも走っています。
広い意味での在来線特急というくくりならば、
山形新幹線つばさや、秋田新幹線こまちも福島~新庄・盛岡~秋田間は
在来線を走っているので在来線特急という事になりますが、
日本海側には新幹線の通っていない地域を結ぶ特急が走っています。
その特急は3種類ありますが、3つとも乗車してきました。
1.特急しらゆき
新潟~上越妙高・新井
走行距離146.7㎞(新潟~上越妙高)
E653系 4往復
まずは、新潟と上越地域を結ぶ特急しらゆきです。
走行する線区は主に信越本線で、
2015年、北陸新幹線金沢開業時に誕生しました。
主に北陸方面と新潟を結ぶための連絡特急になっています。
大阪や金沢から直通で走っていましたが、新幹線の開通などで廃止。
新幹線をリレーし、北陸~新潟の移動に欠かせない存在です。
柿崎~柏崎の車窓からの日本海が見もの!
そんな特急しらゆきは、海沿いを走る区間があるので、
ぜひ海側の席を選びたいところです。
海に近いところを走ります。
しらゆきといなほに使用されているE653系は、
常磐線「フレッシュひたち」で使用された車両をリニューアルしたものです。
2.特急いなほ
新潟~酒田・秋田
走行距離168.2㎞(新潟~酒田)
E653系 7往復
羽越本線を北上し2往復は秋田まで行き、残りの列車は酒田止まりです。
上越新幹線開業までは、上野~秋田を結ぶ列車でしたが、
新幹線開業後は新潟始発に変更され、
以来上越新幹線から庄内地方への連絡特急として長年走っています。
日本海と鳥海山の絶景!
羽越本線も日本海沿岸を走るので、日本海の景色は素晴らしいです。
村上~鶴岡で結構長い時間海沿いを走るので、
海側の座席をやはり確保したいところです。
さらに、山側なら月山や鳥海山も望めます。
鳥海山は鶴岡付近から海側の車窓に見えてきます。
酒田を過ぎると山側に移り、もっとも近づきます。
新潟~秋田は270㎞、3時間45分と乗りごたえのある旅です。
3.特急つがる
秋田~青森
走行距離185.8㎞
E751系 3往復
現在のつがる号は、東北新幹線新青森開業に伴って秋田~青森で走っていた
特急いなほとかもしかを統合し、「つがる」としたものです。
かつては八戸~弘前で走っていた特急列車の愛称としても使われていました。
現在は1日3往復が運転されています。
使用されている車両は、E751系。
しらゆき・いなほに使用されているE653系と外観・内装は似ていますが、
E653系が交直流両用なのに対し、E751系は交流専用という違いです。
内装はE257系とも似ています。
3列車の乗り継ぎは可能か?
3列車の走行区間をみてみると、
新井から空白区間が無く青森までリレーする形ですが、
2023年4月現在、しらゆき・いなほ・つがるを1日で乗り継ぐ事は出来ません。
以前は出来たのですが、
つがるの秋田を夜に出る便が快速に格下げになってしまったので、
秋田で1泊が必要です。
しらゆきと秋田発着のいなほも、ほぼ乗り継ぎは考慮されていません。
新井10:26発のしらゆき3号は新潟に12:30に到着し、
2時間以上の待ち合わせで14:49発のいなほ7号秋田行きに乗車というのが、
唯一現実的な直接乗り継ぎパターンです。
今回私がやった乗り継ぎ方法は、間に上越新幹線を挟む方法でした。
(2023年3月6日時点のダイヤにての方法です)
上越妙高発13:07発のしらゆき5号に乗り、長岡で降ります。
そこでとき321号に乗車すると、新潟で上述のいなほ7号に間に合います。
東京からははくたか号で上越妙高まで向かい、このルートで行きました。
しかしこの乗り継ぎも、ダイヤ改正で上越新幹線のダイヤが変わり、
長岡で5分の乗り継ぎになってしまいました。
可能だとは思いますが、しらゆき号がちょっとでも遅れるとキツイですね。
しらゆき3号で行き、新潟でお昼休みを取っていなほ7号に乗るが良さそうです。
特急が格下げされた秋田19:23発の快速は所要時間が特急時代とさほど変わらず、
新青森では最終の下り新幹線に連絡しているので、
この快速を使えば、秋田からさらに当日中に函館まで到達できます。
日本海側を走るJR東日本の在来線特急3兄弟という事でお送りしました。
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