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青梅線⇔中央線直通列車、大幅増発!その意図を読み解く。

こんにちは。

 

今回は青梅線についてです。

少し前に動画で、奥多摩まで行かなくなった

土休日の行楽電車「ホリデー快速おくたま」を取り上げました。

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青梅線は、青梅駅河辺駅が1面2線から2面3線にホームが増え、

青梅駅で立川方面からの電車はすべて折り返しになり、

青梅~奥多摩区間運転、そしてワンマン運転になりました。

青梅線は東京・立川~青梅と青梅~奥多摩に完全に系統分離しました。

 

 

折り返し駅・青梅駅が2面3線になり、電車がゆっくり発着。

2面3線になった青梅駅。両端に東京方面の電車が、
真ん中に奥多摩方面の電車が発着するようになり、
余裕が出来た。

これまでもほぼ青梅で列車が折り返していましたが、

青梅駅はこれまで1面2線で、東京方面の電車と奥多摩方面の電車を捌いていました。

なかなか忙しい駅でしたが、これで少しゆっくり折り返し準備が出来そうですね。

 

一日20本以上増発!中央線直通電車。

 

そして今回のダイヤ改正では、このホーム増設にあわせてなのか、

中央線直通・東京行きの電車が大幅に増えました。

中央線の新宿方面から立川以西に向かう乗客のうち、

4割が青梅線方面と言われるほど、

中央線⇔青梅線の乗客が占める割合は多いようです。

今回の改正で、中央線直通電車が1日20本前後増発されました。

これはすごい変化です。

青梅駅の時刻表(平日)

青梅駅の時刻表(土休日)

青梅駅の時刻表です。これまでも日中時間帯には毎時3本の東京行きがありましたが、

今回からは毎時4本に増えています。

夕方の時間帯もだいぶ増えています。

全体の7割強は中央線直通電車になっているようです。

ここまで青梅線⇔中央線直通電車を急に増やすのはちょっと違和感すら感じますが、

これには、大きな意図があるのではないでしょうか。

青梅駅の電光掲示板。



青梅線直通電車が増えた要因。それは、グリーン車

 

それは来年とも、もう少し先に延びるとも言われている、

中央線快速へのグリーン車サービス導入が絡んでいるのではないでしょうか。

中央線に導入予定の2階建てグリーン車青梅線にも乗り入れる。

東海道線などに2両連結されている2階建てグリーン車が、

中央線快速にも導入予定で、東京~大月の他、

青梅線の立川~青梅でもグリーン車が連結された車両が走る予定で、

各駅でホームの12両化も進んでいます。

 

青梅線は中央線直通電車のみにグリーン車が連結される事になっています。

それで、JR東日本は、青梅線沿線の乗客にグリーン車需要を見込んでいて、

それでこのタイミングで増発をしてきたのではないでしょうか?

 

 

中央線は一部は大月まで運転するものの、多くの電車は高尾までです。

中央線には特急あずさ・かいじなども30分おきに走っていて、

新宿~立川・八王子は760円、チケットレスだと660円で、

平日だとグリーン車の780円より安くなります。

なので、中央特快はともかく快速のグリーン車に乗る人は

ラッシュ時以外は少ない事が予想されます。

 

それに対し青梅線は特急が走っていませんので、

立川から先までリクライニングシートに座って、となると、

グリーン車一択になります。

そうなると、青梅線内までグリーン車に乗る人はそれなりにいるでしょう。

ならば青梅線に流した方がいいという事になります。

青梅特快は特に乗車率が上がりそうですね。

青梅特快(河辺駅

東京から拝島までは約1時間かかるので、

例えば新幹線で東京に着いてから帰ってくる時などは、

グリーン車があるとすごくありがたいですね。

 

 

これまで東海道線など首都圏の主要路線に導入されていた普通列車グリーン車

その中に東京のローカル路線だった青梅線にも入ってくる事になろうとは、

沿線ユーザーとしては感慨深いものです。

2階建てグリーン車が連結された列車が走る姿・

そしてその車窓からの沿線風景を早く見てみたいものです。

 

当記事の動画です。

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