こんにちは。
中央線快速・青梅線へ導入の準備を進めてきた普通列車グリーン車のサービスが、
いよいよ今年の3月15日から始まります。
昨年の10月から既にグリーン車が連結された車両が走りはじめ、
現在はやってくる電車の半分以上にグリーン車が連結されています。
一部の駅にはグリーン券の券売機が準備され、いよいよというのを実感します。
また、他路線では、
横須賀線・総武快速線の車両がダイヤ改正を機にE235系に統一される模様です。
近郊型電車としては初の4扉車であったE217系が引退という事になります。
中央線・青梅線と同じく、Wi-FiとAC電源が備わったグリーン車に統一となります。
同様の設備が欲しくなってしまうところです。
こうして首都圏の放射主要5路線に揃う事になった普通列車グリーン車。
今回はグリーン車の席について取り上げてみます。
実は3種類あるグリーン車の席・どの席がおすすめ?
座席数を増やすため2階建てになっています。
客席はいわゆる2階の部分にあたる階上席・下の階にあたる階下席、
加えて車端部の台車の上には出入り口のデッキと同じ高さの平屋席があります。
列車は自由席でどこに乗ってもいい訳ですが、
これら3つの区画に分けられた席、どこがおすすめなのでしょうか?
何度もグリーン車に乗車してきての経験から、
それぞれのおすすめポイントなどをご紹介してみたいと思います。
1番人気!眺めのいい2階席
初めて乗るなら、2階席からの車窓を楽しみましょう!
まず最初は、見るからに眺めの良さそうな2階席からです。
自由席であるグリーン車で、やはり最初に席が埋まっていくのは2階席からで、
やはりユーザーの1番人気の席である事は間違いないでしょう。
普段乗る電車より高い目線からの車窓は乗車気分を高揚させます。
特に土休日の旅行・レジャーで乗車するなら、それが旅の思い出にもなりそうです。
あまり普段乗る機会が無い人になら、2階席に乗るべきと私も勧めると思います。
2階席のデメリットを挙げるとすると・・?
そんな人気の2階席ですが、あえてデメリットを挙げるとすると、
その人気が故混雑する事が多いというところ。
土休日などはそのため少し車内が賑やかい事もあります。
後は、窓が天井の方へカーブした形状なので日が入りやすいというところ。
陽の光が気になる方は下の席の方がいいかもしれません。
線路が近くてスピード感を感じる階下席の車窓
落ち着いた車内と、さらにもう一つのメリットとは?
続いて、デッキから階段を下がったところにある階下席です。
眺望のいい2階席と比べると、席が埋まるのは遅い席ですが、
階下席にも選ぶメリットはあります。
まず車窓の面からだと、確かに2階席と比べると眺望は良くないですが、
その分窓のすぐ横に線路があるという、これも普段無い車窓が観られます。
スピード感はより感じるので、こちらが好きという人もいるでしょう。
そして、2階に比べて空いているという点に加え、
他の席に比べて揺れが少ないというのも長所として挙げられると思います。
席は少ないが、平屋席にもメリットが。
もう一つ、車両の端に設置されているのが、普通の列車と同じ平屋席です。
階上席・階下席はデッキから階段を上り下りするのに対し、
階段を使う必要がなく、デッキともドアで仕切られています。
座席にして2~3列の区画なので前後の開放感は無いものの、
天井が高く上下の開放感があります。さらに他の席には無い荷棚があるので、
荷物が多い人や、足が悪い人にはこちらがおすすめです。
私はグリーン車全体が空いている時などに使いますが、
特急列車に乗っている感覚に最も近いので結構好きです。
ただし、デメリットとしては、
台車の上にあるので細かい振動を感じる事が多いという点があります。
という事で、普通列車グリーン車の3つの区画の席のおすすめポイントを
私なりに挙げてみました。
ご自身のシチュエーションによって座る席を選べるという、
そういうメリットがそもそもあるという、素晴らしい車両だとも言えると思います。
乗る時の参考になりましたら。
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