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315系置き換えによるロングシート化の波!将来、あの快速もロングシートになってしまうのか?を考える。

こんにちは。

青春18きっぷシーズン真っ盛り、

今回も18きっぷユーザーに人気のあの快速電車について取り上げます。

 

東海道線中京地区を走る快速電車。


主に豊橋〜大垣間116.4kmを約1時間30分で走ります。

特急並みのスピードと、クロスシートの快適な車内で、

木曽川~岐阜間を走る313系新快速


さらには15分おきの高頻度で走るので、

東海道線普通列車で進む18きっぷユーザーにはとても有難い列車です。

この快速に充当されている車両は、313系電車で、

JR東海管内の電化区間全てで使用されてきた車両です。

車内はロングシートセミクロスシートなど、

線区によって仕様に違いがあり、

東海道線豊橋以西は転換式のクロスシートが主に採用されています。

313系の転換クロスシート

同じ東海道線でも、浜松〜熱海では、

同じ313系でもロングシートの車両が主力になっているのが興味深いところで、

18きっぷユーザーにはあまり評判の芳しくないところでもあります。

静岡地区に多く採用される、313系ロングシート

個人的にはロングシートの方が気を使わなくて好きなのですが、

まずはなぜ東海道線は静岡はロングシートで、

名古屋はクロスシートなのでしょうか?

 

静岡はロングシートで、名古屋はクロスシートのワケ


まず、静岡地区がロングシート車両がメインなのは、

長い距離を乗る乗客が多くないこと、

それなりに人口の多い街が点在し、乗車率も高いため、

乗り降りのしやすいロングシートが採用されていると言われます。

多くの場合、静岡の東西の移動は新幹線を使いますので、

18キッパーのような長距離移動は想定されていないという訳です。

 

それならば、より人口の多い名古屋地区、

なおさらロングシートの方が良さそうにも感じます。

先述の快速電車に乗ってみても、豊橋から名古屋まで乗り通す人は少なく、

岡崎、安城あたりから乗ってくる人が多いようです。

クロスシート車なので、混雑してくるとドア付近に多くの立ち客が集中します。

そして金山・名古屋で多くの人が入れ替わります。

乗車時間は30〜1時間の間なので、

名古屋地区もロングシートでもいいだろうという考え方も出来ます。

 

名古屋がクロスシートなのは、競合路線の存在が大きい!

 

しかし、現状は普通列車も含めてクロスシート車が主力になっているのは、

並行して走っている名鉄名古屋本線の存在が大きいのでしょう。

名鉄名古屋本線には、やはり15分おきに乗車券のみでのれる特急が走り、

名鉄特急用の1200系。先頭車は展望席つき

クロスシートロングシートが混在した車両が使用されています。

名鉄特急は、一般車は乗車券だけで乗れる。しかもクロスシートも備える。

さらに、450円に値上げされたものの、編成に2両

リクライニングシートを備えた特別車が選べるのも名鉄特急のポイントです。

こういったサービス面の競合もあり、

名古屋ではクロスシートを採用しているのだと思われます。

 

315系化の波!中央線ではオールロングシート化が完了!東海道線は?

 

 

そんな中、名古屋周辺のJRでも、車両のロングシート化が進んでいます。

JR中央線の名古屋〜中津川では、新型車両の315系への置き換えが完了し、

すべてロングシート車になりました。

中央線を走る315系

315系の車内。ロングシートだが座り心地がいい。


関西線や武豊線でも315系の投入が始まり、

やがて置き換えられる事でしょう。

となると、東海道線の名古屋地区でも、

315系に置き換えられる暁には、

快速も含めロングシートになってしまうのでしょうか?

ここからは、その点を予測してみましょう。

 

東海道線快速も、将来ロングシートになるのだろうか?


まず、普通列車ですが、こちらは315系が投入された際は

ロングシートが採用される可能性は高いかもしれません。

そもそも長い距離を乗る乗客は少なく、乗り降りも頻繁なので、

ロングシートの方が合理的です。

快速電車も、混雑の度合いを考えると

ロングシートの方が多くの乗客を運べるので、

ロングシートになる事も充分考えられます。

しかし、そうなった場合は、先述の名鉄に車内設備で劣ってしまう事になりますので、

そこは避けたいところです。

 

名古屋の東海道線に、グリーン車やAシートのような特別車両はつくか?

 

では、名鉄のように一部特別車を設けるという事はあるでしょうか?

これはおそらく無いと思われます。

名鉄の場合、名古屋〜豊橋で特別車を利用する人は多いですが、

JRの場合は、先述のように名古屋〜豊橋を乗り通す乗客は少なく、

区間の移動は新幹線を利用する人が多いようです。

豊橋~名古屋は新幹線が自由席990円で乗車できる

おそらく東海道線の快速に特別車両をつなげても

利用は低迷するのではないでしょうか?

という事で、当チャンネルは、

315系が東海道線の快速に投入される際は、

クロスシート仕様にして投入されると予想します。

 

というのは、おそらく東海道線に投入する前に、

快速みえ号に315系に準じたハイブリッド気動車が投入されると予想されるからです。

キハ75の快速みえ


関西本線を走り、伊勢・鳥羽への足として走る快速みえ。

現在は高性能気動車キハ75を使用しています。

車内はオール転換クロスシートで、近鉄に対抗していますが、

快速みえの車内。伊勢鳥羽への足として、最低クロスシートは欠かせない。

この車両もデビューから30年以上が経ち、近い将来の置き換えが予想されています。

キハ75311系に準じた仕様になっているように、

311系電車。キハ75とは仕様が共通の部分も多い。
313系電車はキハ25と外観など仕様が共通が多い。という事は・・?

快速みえの新型車両は315系に準じた仕様になる事が予想されますが、

シートは伊勢鳥羽の観光用ですのでおそらくクロスシートになるでしょう。

キハ75の後継車は、315系に準じた外観で、
ハイブリッド気動車としてデビューか?

ここでクロスシートが採用されれば、逆に315系にそのノウハウが活かされますので、

その後になるであろう東海道線の快速への置き換え時には、

クロスシート仕様の315系が投入されるのではないでしょうか?

 

313系はまだ活躍が続くとは思うので、

まだクロスシートの快速電車にはお世話になりそうですが、

近いうちに311系が淘汰された後には、

東海道線も営業速度が130kmに引き上げられるかも、この先の興味をそそりますね。

 

 

という訳で、今回は東海道線の快速電車の今後についてちょっと考えてみました。

皆さんはどんな予想をしますか?

 

 

 

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