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【小田急vs湘南新宿ライン】運賃値上げで、湘南新宿ラインの勝機はどこに?

こんにちは。

今回は、こちらの路線についての話題です。

湘南新宿ライン

JRvs小田急 値上げで湘南新宿ラインはどこに活路を見出す?

 

新宿から小田原まで行くとき、

みなさんは「JR(湘南新宿ライン)」と「小田急」、どちらを選びますか?

多くの人が「安さの小田急、速さのJR」と迷うところですが、

今回のJR東日本の運賃値上げによって、

その天秤が大きく小田急に傾きつつあります。

ぶっちゃけ、「この価格差なら小田急一択では?」と感じている方も多いはず。

しかし、湘南新宿ライン(特に特別快速)には、

単なる『運賃』の数字だけでは測れない独自のポテンシャルが隠されています。

圧倒的なコストパフォーマンスを誇る小田急に対して、

JRはどう立ち向かうのか?

鉄道ファンの目線から、

湘南新宿ラインが生き残るための「活路」を考えてみました。

 

運賃ではもはや、小田急に対し成す術無し?

 

まず、新宿~小田原の運賃を比べてみましょう。

 

新宿~小田原の運賃・料金 運賃 特別料金 合計
JR東日本線 1595円 1000円 2595円
小田急線 901円 1000円 1901円

(運賃はICカード利用、特別料金はJRが普通列車グリーン車・小田急がロマンスカー

特別料金はJRがSuica料金・小田急は通常料金)

 

運賃がJR東日本の方が690円ほども高く、

運賃だけで比べると小田急の圧勝です。

新宿~小田原を移動する際、どちらも直通1本で行ける列車が設定されているので、

安さを基準にするなら、もはや小田急一択であると言えます。

もともと小田急が安さで有利だったところにさらにJRの運賃値上げで、

その差はさらに拡がってしまいました。

 

所要時間を加味すると、湘南新宿ライン特別快速にも勝機が見えてくる。

 

今度は、所要時間で比較してみましょう。

新宿~小田原を直通する日中時間帯の主な列車 所要時間
JR東日本・湘南新宿ライン特別快速 76分
小田急・特急ロマンスカー 70分
小田急・快速急行 85~90分

 

新宿~小田原を直通する主な列車はこの3種類です。

所要時間は小田急のロマンスカーが最も速く、1時間10分程度で走破します。

ただし、ロマンスカーは有料特急ですので、

運賃の他に特急料金が新宿~小田原で1000円かかります(WEB割を使えば50円引き)

小田急ロマンスカー(画像はMSE)




次いで速いのが、湘南新宿ライン特別快速です。

途中横浜などを経由し、小田急より少し遠回りにもかかわらず、

ロマンスカーに遅れる事わずか6分で小田原に到着します。

日中の時間帯は、湘南新宿ライン特別快速とロマンスカーが、

新宿を同時に00分に出発し、まさに競走をしているわけですが、

小田急が誇る特急ロマンスカーに速さで肉薄するパフォーマンスを発揮するのが、

湘南新宿ライン特別快速のすごいところです。

 

運賃・料金×時間なら、湘南新宿ライン特別快速がベスト!

 

そして、湘南新宿ライン特別快速は、運賃だけで乗れる「普通列車」なので、

ロマンスカーと比較すると、料金が逆転します。

実は速さとコスパのバランスを考慮すると、

湘南新宿ライン特別快速がベストチョイスになってくる訳です。

運賃だけで乗れる列車としては、湘南新宿ライン特別快速が最速ルート。

 

運賃だけで乗れる列車としては、小田急も快速急行を20分おきに走らせており、

本数の多さでは毎時1本の湘南新宿ラインより優位に立ちますが、

ネックは所要時間です。

だいたい1時間25分強、新宿~小田原でかかり、

乗り通してみたことがあるものの、ロングシートで90分はやはり長く感じます。

とにかく安さ!なら小田急の快速急行



JRE POINTを持っていれば、600ポイントでグリーン車も使えて快適さもプラス!

 

小田急の快速急行より10分ほど速いとはいえ、

湘南新宿ラインもロングシートの普通車だと

同じように感じるかもしれません。

しかし、グリーン車を使うと料金が一気に逆転してしまいます。

それならロマンスカーでいいかとなってきます。

 

しかし、普段JR東のユーザーで、ポイントが貯まっている人なら、

ポイントによるグリーン車の利用で、

JR経由でロマンスカーのような快適移動が得られます。

JRE POINTを持っているなら、新宿~小田原でのベストチョイスは

「湘南新宿ライン特別快速のグリーン車での移動」になります。

実費負担が1595円で、速さと快適さ・料金が

高次元でバランスされた移動方法という事になります。

JRE POINT600ポイントを使えば、快適で眺めのいいグリーン車に乗れる。

 

こう比べると、小田急とJRの対決、必ずしも小田急の圧勝でも無いかなとも言えます。

ただ、湘南新宿ラインは毎時1本程度しかない本数の少なさがネックと言えそうです。

小田急快速急行は毎時3本、ロマンスカーも毎時2本はあるので、

利用する時間帯によって、選択もまた変わってきそうです。

 

新宿~藤沢でも両者は競合関係

 

JRと小田急は、新宿と小田原・他にも新宿~藤沢でも競合があります。

新宿~藤沢の運賃・所要時間 運賃 所要時間
JR東日本線 1034円 約50分
小田急線 607円 約55分

(運賃はICカード利用)

運賃はここでも小田急の圧勝ですが、所要時間はこちらもJRの方が速いです。

快適移動という面だと、平日の日中は小田急江ノ島線には

ロマンスカーが走っていないので、湘南新宿ラインのグリーン車が唯一の選択肢です。

同じくJRE POINTを利用できるなら、こちらの選択もいいでしょう。

新宿~藤沢だと、湘南新宿ラインも毎時2本走るので、

新宿以外が目的地の場合、JRを選ぶ人も多くみられます。

藤沢駅で隣り合う、小田急とJR

快速急行なら、藤沢~新宿55分・運賃607円と格安移動が魅力。
筆者も普段の移動はこちらだ。

 

こんな風に新宿~小田原・藤沢と、点では競合という形になる両者ですが、

途中経由地が全く違うので、実際にはすみ分けもなされています。

湘南新宿ラインの場合は、新宿だけでなく池袋や渋谷といった、

副都心エリアからいずれも乗り換え無しで行ける便利さがありますし、

途中武蔵小杉・横浜を経由してくるため、こちらからの需要は全て担う形です。

小田急も県北エリアや多摩中西部をカバーしており、

この点では競合ではなくそれぞれが占有となっています。

小田急線と湘南新宿ラインのルート(小田急が左上・湘南新宿が赤線)
東海道新幹線が真ん中を貫く。

私は週2度ほど藤沢に仕事で来ており、1度はその後新宿へ移動をします。

最寄りが善行という事もあり、普段は湘南台から快速急行を使います。

しかし、時々湘南新宿ラインのグリーン車に敢えて乗って行くのもいいものです。



競合相手でもあり、共存関係でもある。

運賃値上げで窮地になるかと、湘南新宿ラインをこうして調べてみると、

こんな両者の関係が見えてきました。

小田急は普段利用する路線で親しみがありますし、

JR湘南新宿ライン特別快速はスピード感が大好きな列車です。

どちらもお世話になってます。

やはりそれぞれの良さがありました。

その時によって、これだと思う方を皆さんも使う時はチョイスしてみてください。

 

 

今回はこんなところで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

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