こんにちは。
昨年末に青春18きっぷを使って日光まで行きました。
行きはJRを利用したのですが、
安く東武の乗車券を手に入れて北千住まで乗る事にしました。
その時に、いくつか車両を観る事が出来たのでご紹介します。
首都圏列車名鑑その1:東武日光線の特急列車
今回まとめるのは、日光・鬼怒川と東京を結ぶ特急列車です。
現在はそれ以外の車両がデビューし、乗る・観る楽しみも増えています。
①東武特急と言えば、スペーシア!
まずは、長年日光・鬼怒川への足として活躍し続けている、
フラッグシップ列車の「スペーシア」です。
1990年から営業運転を開始しているという事で、
昨年で丸30年が経過しているんですね。
今も日光・鬼怒川への足としてバリバリ活躍しています。
今も色あせない、豪華な客室・座席
スペーシアは6両編成で、6号車は個室席になっています。
その他は画像のような普通車ですが、
JRのグリーン車のような足下の広さと座り心地を持ったシートで快適です。
浅草~東武日光・鬼怒川温泉間を「けごん」「きぬ」号として結ぶ他、
「スペーシアきぬがわ」号としてJR新宿にも直通しています。
最近はオリジナルの帯では無く、紫や水色の帯が入ったものや、
金色の塗色のものもあり、どれが来るかの楽しみもありそうです。
今回私は下今市から北千住まで乗車しました。
昔会津まで行ったときに行き帰りに乗って以来でしたが、
静かで乗り心地がよく、北千住までの1時間30分はあっという間でした。
スペーシアギャラリー
他にもちょっとスペーシアの画像が残っているので、
あげておきましょう。
まずはこの旅の行きに、JR日光線の車窓からたまたま見えたスペーシアです。
この手前・JRを東武が跨ぐところでちょうどスペーシアが上を跨いでいったのですが、
そこはさすがに撮れませんでした。
でもこの併走は、この日いろは号の宇都宮駅出発が15分遅れた事によるものです。
そういう意味ではすごく貴重な画像だったのかもしれません。
東武日光駅に行くと、先ほど到着したスペーシアが休んでいます。
あとは、ちょっと昔の画像です。
定番スポットからの、スカイツリーとの画像です。
工事中の時にも撮りに行ったんですけど、それはどこか行っちゃったなぁ・・
30年経っても古さを感じないスペーシアですが、
この先どこまで活躍してくれるのでしょうか?
個人的には久々に乗って、また乗りたいなと思う列車です。
②観光にも通勤にも。東武の新鋭特急・リバティ
新たに2017年にデビューしたのが、リバティの愛称がついた500系電車です。
スペーシアとはだいぶ趣の違う外観の車両ですが、
この車両は3両を基本編成として、それを増結して6両で走り、
分割併合をして走行する事が出来ます。
実際浅草から6両で行って、
下今市で日光方面と鬼怒川方面に分割という運転も行われています。
それにより今までスペーシアでは入った事のない、
スペーシアが主に日光・鬼怒川への観光客を運ぶ目的の列車なのに対し、
近年需要の多い通勤ライナー的な役割にも適した車両です。
今後は伊勢崎線への投入も増えていくようです。
お得にリバティに乗れる方法がある!
東武の特急料金表を見ると、
平日は51km以上乗る場合はスペーシアの方が少しお得なようです。
ただ、リバティには特急料金が必要無く乗れる区間があるようです。
座席指定を受けない場合は乗車券のみで乗車も出来ます。
これはリバティの登場により、普通列車が減った事への措置だそうです。
今市と日光はすぐですが、
会津田島と今市は結構な時間がかかりますので、
その間特急車両に乗車券だけで乗れるのはお得ですね!
ただ、座席指定券を買っている人が着席はもちろん優先ですので
混雑時は買って乗った方が無難ですね。
この日は日光から下今市まで乗ろうかと思ったのですが、
座席が満席という事だったので、今回は乗らずにスルーしました。
試乗記はまた後日という事にします。
リバティギャラリー
乗る事は出来ませんでしたが、日光・今市付近でちょっと収める事が出来ました。
③JRから東武に乗り入れる、JRE253系電車
JRには日光まで日光線という自社の路線があるにもかかわらず、
途中から東武に乗り入れて日光・鬼怒川に向かう列車があります。
それがJR新宿から出ている「日光」「きぬがわ」号です。
東武からは先ほどご紹介したスペーシアが新宿まで乗り入れます。
新宿を発着する日光・鬼怒川方面の列車は1日4往復で、
スペーシアで運用する列車は「スペーシアきぬがわ」というように
頭にスペーシアが冠してあるので選んで乗る事も出来ます。
この区間にJRから乗り入れる列車は、E253系電車です。
直通運転開始当時は485系のリニューアル車両による運転でしたが、
現在は成田エクスプレスとして活躍していたE253系を
リニューアルして運用しています。
東武はターミナルが浅草や北千住といった東京東部にあるので、
新宿や池袋・大宮といった地域からの利用者も便利になります。
そんなE253系ですが、今回思いがけず見かける事が出来ました。
下今市駅でもうすぐ日光行きと鬼怒川行きの特急が来るとわかったので、
日光から電車に乗って来て「ここ撮るのに良さそうだな」と
思ったところまで、急いで行きました。
日光行きのリバティの後てっきり残りの3両が来ると思っていたら、
JRのE253系「きぬがわ」号でした!
窓が小さく、観光向け特急としてはどうかな?とも思っている車両ですが、
色はいい色で格好もいいなと思いましたね。
乗るのもいいけど、こうやって外から撮るのもいいなと思いました。
下今市駅周辺で撮った動画も追加したので、
併せてご覧ください。
東武特急の路線網
東武鉄道は、東日本の大手私鉄では一番長い営業距離を持つ私鉄で、
それにより特急列車の路線網も範囲が多くなっています。
一番遠くへは、福島県の会津田島まで行くリバティ会津号で190kmほどあり、
これも東日本の私鉄特急では最長距離を走る列車という事です。
今回取り上げた日光線の他に
もう一つの主要路線である伊勢崎線には「りょうもう」号が走っていて、
浅草と群馬県の各都市を結んでいます。
最近は野田線にも夕刻に特急が乗り入れるようになりました。
今回久々に東武特急に乗ってみて、
未だ存在感のあるスペーシアの良さを再確認出来ましたし、
他にももっと乗っていいところを見つけていきたいなと思いました。
今回は東武日光線系統の特急という事で、集めて取り上げてみました。
次回また別の路線でやってみたいと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
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