こんにちは。
今回は前回に続き、
お正月に青春18きっぷを使っての山梨日帰り旅をご紹介します。
富士急線で新倉山浅間公園に向かうことにします。
ただ本当の目的はそこに向かう事ではなく、
そこに向かうこの列車に乗る事です。
中央線ではレアな、房総色のE257系5両で運転される富士回遊91号に乗った。
多客期に運転される、臨時の富士回遊号です。
富士回遊号と言えば、E353系で大月までかいじ号などと併結して来て、
そこから3両編成で富士急線に入りますが、
この臨時の富士回遊号は新宿から単独で大月までやってきて、
そのまま河口湖まで5両編成で向かいます。
しかもE257系と言えど、中央線で走っている武田菱カラーでは無く、
黄色と青をベースにした房総色仕様です。
富士回遊が誕生する前に走っていた臨時快速
「ホリデー快速富士山」に使用されていた事もありました。
現状この編成で運用されている列車はこの富士回遊号くらいのようなので、
なかなかお目にかかる事も無いのかもしれませんね。
青春18きっぷが使えない富士急線内は、やはりフリーきっぷを利用。
富士回遊91号に乗って富士急線方面に向かいます。
しかし、青春18きっぷでは私鉄にも特急にも乗れませんので、
こちらのフリーきっぷを利用しました。
通常は特急の自由席も乗れるフリーきっぷが2,600円で販売していますが、
現在対象の富士山ビュー特急とフジサン特急が
コロナの影響で運休になっているので、その代替で販売されているきっぷです。
2日間乗り放題になっています。
富士急線内だけで、富士回遊号に乗るには?
現在富士急自前の特急は運休中ですが、
JR直通の富士回遊号は毎日運転しています。
それを富士急線内だけで乗る事ももちろん出来ます。
富士回遊号は全席指定席ですが、
富士急線内のみの乗車の場合は座席の指定は出来ません。
中央線内でもある「座席未指定券」という形で発券してくれます。
JRの券売機で発券を試みましたが、出来ませんでした。
富士急線の改札で発券してもらいました。
料金はフジサン特急の指定席と同じ600円です。
富士回遊91号 大月~河口湖 乗車
大月駅から乗り込むと、こんなご時世でもあり車内はガラガラでした。
すごく静かでゆっくりと旅を楽しむ事が出来ました。
中央線では次世代にその座を譲りましたが、まだそこまで古い訳でもないので、
車内は明るく古さは感じさせませんね。
このシートって、普通列車グリーン車のシートとよく似ていますよね?
富士急線内はやはりずっと登りという事もあり、
特急と言えどあまり速くないスピードで走っていきます。
途中停車駅の都留文科大駅に停車。
ここでは5両編成のこの列車ならではの光景がみられました。
私は1番後の5号車に乗っていたのですが、この位置で停車です。
ホームの長さが足りません。
そのまま進んで行くと、沿線有数の富士山ビュースポットに。
この日は雲がかかっていました・・。
急カーブの勾配を登って行くと、富士吉田市内に入っていきます。
長い編成なので、前の方が見えます。
次の停車駅・下吉田駅でも後1両がはみ出て停車です。
ここは最近になって特急停車駅になったところです。
この駅の近くの新倉山浅間公園に行くつもりですが、
ここで降りず河口湖までいきます。
大月から40分あまりで富士山駅に到着。
ここで方向を変え、河口湖に向かいます。
富士山から二駅で河口湖に到着。
その後回送される事無く、
上り92号の出発時刻までこのホームに停まったままで待っていました。
噂の景観が見られる、新倉山に向かった。
上り電車に乗り、下吉田駅に向かいます。
歩いていくと、浅間神社があり、
そこから山を上がって行くと、外国人に人気の噂の2ショットです。
富士回遊号から見た時は雲がかかっていましたが、
ここでは見事に顔を覗かせてくれました。
山を下りて下吉田駅に戻ると、再び河口湖に向かいます。
河口湖の駅前「ほうとう不動」でちょっと遅いお昼を食べて、
大月まで帰りは金富士電車で戻り、
さらに普通列車で立川まで戻りました。
せっかくなので、次の日も富士急フリーきっぷを使った。
富士急のフリーきっぷが2日間有効なので、
次の日も車で大月まで来て、そこから富士急に乗ってみました。
富士山駅のB1で吉田うどんを食べて、
また大月に戻ります。
昨日のE257系から、E353系の定期列車に乗ります。
JRのお古がたくさん走っている富士急線内で、
JR東日本の最新鋭特急に乗れるのは感慨深いものです。
車内で検札をしている富士急の車掌さんも誇らしげです。
思わぬ形でもう一日列車の旅を楽しむ事が出来ました。
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