こんにちは。
今回は、上野と土浦を57分で結ぶ、
常磐線の特別快速についてです。
常磐線の特別快速は、2005年に上野~土浦間で登場。
2022年までは日中を中心に6往復運転されていましたが、
2022年の3月のダイヤ改正から2往復体制となっています。
2015年の上野東京ライン開業後は品川まで運転区間が延長されています。
つくばエクスプレスへの対抗で設定された、特別快速。
常磐線特別快速は、2005年に開業したつくばエクスプレスが、
最高運転速度130㎞/h、秋葉原~つくばを
最速45分で走るというスピードを売りにしてきた事に対抗し、
設定された種別です。
新たに特急型電車のE653系の足回りを踏襲したE531系を新製し、
つくばエクスプレスと同じ最高130㎞/hでの運転が出来るようにしました。
そのうえで、停車駅を絞った特別快速を設定し、
上野~土浦を最速55分で走るようにしました。
2015年までは北千住駅も通過していましたが、
停車によって所要時間が少し延びています。
しかし、2022年3月のダイヤ改正で2往復へと減便になりました。
日中の土浦での運転系統分離とあわせて大きな変化でしたが、
その後の2024年のダイヤ改正でも、2往復体制に変化がありませんでした。
京葉線ではラッシュ時の通勤快速・快速の減便・廃止が続いたので、
常磐線特別快速も風前の灯とも言えなくもないですが、
2往復は残っています。
平日はすいている印象もありますが、
土休日は普通車・グリーン車ともに混雑している印象があります。
午前中の上りと午後の下りという事で、
沿線から都心への買い物・レジャー客に利用されているようです。
一定の利用はありそうですが、
昨今のJR東日本ならば、何かと経営効率をなどと理由をつけて
快速は廃止に持っていきそうにも思えます。
なぜ残しておくのでしょうか?
グリーン車に乗って、特別快速の魅力を探りながら
1日2往復でも残る理由を考察してみました。
今回は続きをぜひ動画でご覧いただければと思います。
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