子供の頃の鉄道好きが復活した

鉄道乗車記などを中心に書いていきます。

JR東日本 東京を発着する各方面の在来線特急列車

こんにちは。

 

今回はJR東日本の首都圏を走る特急列車を集めてみました。

新幹線は除く、在来線を走る特急列車です。

路線・方面別にご紹介します。

 

 

 

JR東日本の特急列車・首都圏編

 

JR東日本の特急列車は主要5路線でそれぞれ走っていますが、

新幹線の開通によりその本数が大きく減った路線と、

今も多くの列車が運転されている区間があります。

 

1.中央線系統

 

最も多くの特急列車が走る区間であり、

また最も多くの愛称名がついた列車が走っているのが中央線です。

 

車両はE353系に定期列車は統一されています。

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中央線特急に使用されるE353系

 

中央線を走る特急をまとめてみましょう。

 

1.あずさ

 

千葉・東京・新宿~松本・南小谷

走行距離:225.1km(新宿~松本)

運行本数 18往復

主な停車駅:立川・八王子・大月(一部)・甲府・茅野・上諏訪塩尻

 

主に新宿と長野県の松本を結ぶのが、

中央線特急のエース的存在・あずさ号です。

現在の中央線特急の中でも一番歴史が古く、

1966年から運転しています。

 

新宿松本間を2時間30分前後で結びます。

東京駅発着の列車もあるほか、

1往復千葉発着の列車と、大糸線南小谷まで行く列車もあります。

 

 

2.かいじ

 

東京・新宿~甲府竜王

走行距離:123.8km(新宿~甲府

運行本数:12往復

停車駅:立川・八王子・大月・塩山・山梨市・石和温泉甲府

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勝沼ぶどう郷駅にて

あずさに対して、途中山梨県甲府までを結ぶのがかいじ号です。

1988年から運転が始まっています。

あずさより停車駅が多く、山梨県内の駅に多く停車します。

朝夕は甲府の隣・竜王まで運転されます。

かつては三鷹にも停車していましたが、現在は全列車通過となりました。

あずさと併せると新宿~甲府間は30分間隔でダイヤが組まれています。

 

 

3.富士回遊

 

千葉・新宿~河口湖

走行距離:103.4km(新宿~河口湖)

運行本数:3往復

停車駅:立川・八王子・大月・都留文科大学前・下吉田・富士山・富士急ハイランド

 

外国人観光客の増加により、2019年に運転を開始しました。

富士急行線の河口湖まで乗り入れる初めての定期特急列車です。

大月まではあずさ・かいじと併結されて走行し、

大月で分割されて3両編成で富士急線に乗り入れます。

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富士急線に乗り入れる富士回遊号

下り1本は千葉発のあずさに併結されています。

 

 

4.はちおうじ・おうめ

 

はちおうじ:

東京~八王子

走行距離:47.4km

運行本数:下り5本 上り2本

停車駅:新宿・立川

 

おうめ

東京~青梅

走行距離:56.0km

運行本数:下り2本 上り1本

停車駅:新宿・立川・拝島・河辺

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東京駅に停車するおうめ号

 

通勤ライナーを格上げして2019年に登場したのが、

通勤特急「はちおうじ」と「おうめ」です。

 

夕方・夜に下りが、朝に上りが運転される通勤特急で、

土休日には運休となっています。

 

ライナー時代は高尾行きもありましたが、現在は全列車はちおうじ止まりです。

おうめ号は青梅線初の定期特急列車として、下り2本上り1本が運転されています。

 

 

中央線特急の最高速度は?

 

中央線特急の営業速度は、

東京~高尾間は95kmに制限されているので、はちおうじ・おうめは95km/h、

その他は高尾以西で最高130km/hで運転されています。

 

 

 

2.常磐線系統

 

中央線と並んで多くの本数が走っているのが常磐線です。

車両はE657系に統一されています。

 

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常磐線特急に使用されるE657系

中央線と同じく、新幹線が走っていない線区なので、

特急の本数は多いです。 

 

1.ひたち

 

品川・上野~いわき・仙台

走行距離:222.0km(品川~いわき)

運行本数:15往復

主な停車駅:東京・上野・水戸・勝田・日立・いわき

 

都心と茨城県の水戸をノンストップ・1時間強で結び、

茨城北部の都市や福島県浜通り地方を結ぶのがひたちです。

1日3往復は仙台まで運転されるロングラン特急でもあります。

常磐線の中でも歴史が古く、1969年から運転されているようです。

 

上野東京ラインの開業により、2015年に品川まで乗り入れが始まりました。

 

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藤代~龍ケ崎市間にて

 

2.ときわ

 

品川・上野~土浦・勝田・高萩

走行距離:133.7km(品川~勝田)

運行本数:21往復

主な停車駅:柏・土浦・石岡・友部・水戸・勝田

 

かつては通過駅の多い特急が「スーパーひたち」、

停車駅の多い特急が「フレッシュひたち」と分けられていたものを、

2015年の上野東京ライン開業を機に、

通過駅の多い特急を「ひたち」、停車駅の多い特急を「ときわ」としました。

主に茨城県の勝田までの運転で、

ひたちの停車しない土浦や石岡などに停車する「ひかり」タイプの列車です。

 

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取手~藤代のデッドセクションにて

 

朝夕には通勤客を対象にした土浦発着の列車もあり、

茨城県内各駅に停車する列車もあります。

中央線でいうはちおうじ・おうめ号のような位置づけの列車です。

 

ひたちとときわを併せて、上野~勝田間は30分おきに特急が走っています。

 

 

常磐線特急の最高速度は?

 

 

常磐線は並行しているつくばエクスプレス

130km/hでの営業運転をしている事に対抗し、

普通列車まで130km/hでの営業運転をしています。

特急列車ももちろん130km/hでの運転です。

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常磐線は、普通列車も130km/hで走る!

中央線と違い、都心区間での速度制限も無いので、

120kmほどある都心~水戸を1時間程度で結ぶ事が出来ます。

 

 

3.東海道線系統

 

主に伊豆に向かう特急が長らく走っているのがこの路線です。

最近はずっとその運用をしてきた185系電車が引退し、

転換期を今迎えています。

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定期運用から退いた185系踊り子

 

1.踊り子

 

東京~伊豆急下田修善寺

池袋・新宿~伊豆急下田

走行距離:167.2km(東京~伊豆急下田

運行本数:5往復

主な停車駅:品川・川崎・横浜・小田原・熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津(下田行)三島・三島田町・大場・伊豆長岡・大仁(修善寺行)

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E257系踊り子号(宇佐美~伊東間)

 

伊豆急行伊豆箱根鉄道に乗り入れて伊豆の温泉観光地に向かう特急列車です。

踊り子号という名前の特急は、1981年からで、

それ以前の特急は「あまぎ」という名称で、1969年より特急として運転。

踊り子号登場以来185系電車が担ってきましたが、

2020年に中央線「あずさ」「かいじ」に使用されていた

E257系をリニューアルした車両がデビューし、

そして今年3月、全ての列車がE257系に置き換えられました。

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熱海駅にて

伊豆という観光地に向かう特急という性格上、

毎日運転の定期列車は5往復と少なく、土休日に臨時列車が増発されます。

 

定期列車のうち3往復は、修善寺行きを併結し、熱海で分割併合を行います。

 

 

2.サフィール踊り子

 

東京・新宿~伊豆急下田

走行距離:167.2km(東京~伊豆急下田

運行本数:2往復

主な停車駅:品川・横浜・熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津

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サフィール踊り子号(宇佐美駅

1990年から運転をしていた「スーパービュー踊り子」に替わる、

伊豆観光のフラッグシップトレインとして2020年に登場したのが、

サフィール踊り子号です。

全車グリーン車、プレミアムグリーン車の豪華特急列車です。

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宇佐美~伊東間にて

 

3.湘南

 

 

東京・新宿~小田原

走行距離:83.9km(東京~小田原)

運行本数:下り11 上り10

主な停車駅:品川・渋谷・藤沢・茅ヶ崎

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前身の湘南ライナー

通勤ライナーとして長らく運転されていた「湘南ライナー」等を格上げして、

今年3月にデビューしたのが、特急「湘南」です。

踊り子号同様、E257系での運用で、今年3月より全車指定席となりました。

 

 

東海道線特急の最高速度は?

 

東海道線の特急はE257系に統一された事で、

最高速度が120km/hに引き上げられました。

東海道線普通列車が120km/hで走行していたので

速度では逆転現象が起こっていましたが、ようやく並ぶ事が出来ました。

 

 

 4.サンライズ出雲・瀬戸

 

東京~出雲市・高松

走行距離:953.6km(東京~出雲市

運行本数:1往復

主な停車駅:横浜・熱海・沼津・富士・静岡

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サンライズに使用される285系電車

現在唯一の定期寝台特急列車です。

今回の他の列車とは性格の異なる列車ですが、

東京を発着という事で載せました。

今も乗車率が高く人気の列車です。

 

 

4.宇都宮線高崎線系統

 

かつては特急列車銀座と言われた両線区ですが、

新幹線の開業後はその数を減らし、特急列車は少数派となっています。

高崎線方面に2系統・宇都宮線方面に東武線直通の列車が残るだけです。

 

 

1.草津

 

上野~長野原草津口

走行距離:164.7km

運行本数:2往復

主な停車駅:赤羽・浦和・大宮・熊谷・高崎・新前橋・渋川・中之条

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651系特急草津赤羽駅

 

草津方面への観光を目的に1985年「新特急草津」として誕生しました。

当時は急行並に停車駅の多い「新特急」で、

水上行きの「新特急谷川」と併結して走っていましたが、

谷川号は廃止され、現在は単独で運転し主要駅にのみ停まる列車になっています。

車両は常磐線「スーパーひたち」で使用されていた651系が使用されています。

 

 

2.スワローあかぎ・あかぎ

 

上野・新宿~本庄・高崎

走行距離:102.4km(上野~高崎)

運行本数:下り8 上り5(スワローあかぎ)2往復(あかぎ)

主な停車駅:赤羽・浦和・大宮・上尾・桶川・北本・鴻巣・熊谷・深谷・本庄

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651系の座席

1982年に「新特急あかぎ」として登場。

当時から通勤客をターゲットとした通勤特急の性格が強く、

現在も通勤時間帯に運転されています。

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スワローあかぎに使用される651系与野駅

平日は「スワローあかぎ」として、全車指定席・

土休日は「あかぎ」として自由席も含む編成で運転されています。

停車駅が多く、快速アーバンと上野~熊谷の所要時間があまり差が無い

「遅い特急」です。草津と同じ651系が使用されています。

 

 

3.日光・きぬがわ・スペーシアきぬがわ

 

新宿~東武日光(日光)

新宿~鬼怒川温泉(きぬがわ・スペーシアきぬがわ)

走行距離:140.2km(新宿~鬼怒川温泉

運行本数:4往復(3列車合計)

主な停車駅:池袋・浦和・大宮・栃木・新鹿沼下今市東武ワールドスクェア

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E253系「きぬがわ」(下今市駅付近)

2006年から運行されている、JRと東武鉄道を直通する特急列車です。

JRの車両で運行されているのが「日光」と「きぬがわ」で、

東武100系で運転されているのが「スペーシアきぬがわ」です。

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東武スペーシア100系下今市駅

大宮から宇都宮線方面に向かう特急列車は、

この4往復だけになってしまいました。

それも大宮以北には停車駅は無く、栗橋駅東武鉄道に入ります。

 

かつては東北方面にひっきりなしに特急が走っていた路線ですが、

東北新幹線の開業で本数を減らし、

東北線内を走る特急は2010年で廃止されました。

 

 

快速列車が、かつての新特急の代わりを担っている。

 

すっかり寂しくなった両線ですが、

速達列車の役割は、グリーン車付きの快速が担っています。

昼間は湘南新宿ライン系統の特別快速(高崎線)快速(宇都宮線)が、

朝夕は快速アーバン高崎線)・ラビット(宇都宮線)が

それぞれ運転されており、速達需要に応えています。

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赤羽駅にて。

ある意味以前の新特急の役割を踏襲しているようにも思えます。

 

 

5.総武・房総系統

 

最後に総武線や房総方面への特急です。

成田空港アクセスと、房総各都市を結ぶ特急があります。

千葉県各方面に特急が走っていましたが、利用客の減少により、

徐々にその数が少なくなってきています。

 

1.しおさい

 

東京~佐倉・成東・銚子

走行距離:120.7km(東京~銚子)

運行本数:7往復

主な停車駅:錦糸町・千葉・佐倉・八街・成東・横芝・旭・飯岡

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255系しおさい(東京駅)

東京から千葉県最東端・銚子を結ぶ特急で、1975年から運転されています。

通勤時間帯には成東や佐倉~東京の列車も設定されています。

E257系と255系による運用です。

 

 

2.わかしお

 

東京~上総一ノ宮・勝浦・安房鴨川

走行距離:132.5km(東京~安房鴨川)

運行本数:12往復

主な停車駅:蘇我・大網・茂原・上総一ノ宮・大原・御宿・勝浦・安房小湊

 

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E257系の車内

東京から外房線方面へ向かうのが特急わかしお号です。

1972年から運転を始め、途中1991年からそれまでの総武線経由から、

京葉線経由での運行になりました。

しおさい号と同じく、255系とE257系が使用されています。

 

 

3.さざなみ

 

東京~君津

走行距離:81.5km(東京~君津)

運行本数:下り5 上り3

停車駅:蘇我・五井・姉ヶ崎・木更津

 

かつては東京から館山を結ぶ内房線の特急として運転されていましたが、

東京湾アクアラインの開通により時間も早く安い高速バスが台頭し、

利用者が減少。それにより今は朝夕にのみ運転される

通勤ライナー的な特急となっています。

わかしお号と同じく、京葉線経由での運転です。

館山までの運転は、土休日に運転される「新宿さざなみ号」によって

継続されています。

 

 

4.成田エクスプレス

 

大船・大宮・池袋・八王子・新宿~成田空港

走行距離:128.6km(大船~成田空港)

運行本数:27往復

主な停車駅(大船~成田空港):戸塚・横浜・武蔵小杉・東京・空港第2ビル

 

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成田エクスプレスE259系

 

成田空港駅の開業と同時に1991年から運転が始まりました。

大船からの列車と、池袋・新宿からの列車を東京駅で併結し、

成田空港にノンストップで向かいます。

ただし、朝夕の通勤時間帯には、千葉や佐倉などにも停車し、

通勤需要にも応えています。

現在は新型コロナウィルスの影響で利用者が激減し、

日中の運行がほぼ運休になっています。

 

 

成田エクスプレスを、空港アクセス以外のニーズに使っては?

 

成田エクスプレスは新型コロナの影響で利用者が減っていますが、

それまでもスピードで大きく勝る、

京成スカイライナーの後塵を拝している状況にありました。

 

そんな中、空港アクセス特急として運用されている成田エクスプレスの、

運用方法を再考してもいい時期に来ているのではと思います。

 

例えば、夕刻などには沿線に停車し、通勤客の着席需要に応えています。

 

 

それを昼間の時間帯にも千葉や成田には停車をさせ、

そしてなんと言ってもA特急料金という、高い指定席料金をやめて、

中央線や常磐線と同じ料金体系にすれば、

東京~大船、東京~千葉などで一般客も利用しやすくなります。

新宿発着の列車は、微妙なところですね。

 

中央線を走っているのを夜によくみましたが、

混雑している列車を横目に、誰も乗っていない成田エクスプレスを見て、

つくづく無駄だなあ、と感じていたものです。

 

空港アクセス専用特急としての運用から、

横須賀線総武線の特急列車という性格を兼ねていった方がいいのではないでしょうか?

 

 

 

 

という訳で、今回はJR東日本の首都圏を走る特急列車を集めてみました。

 

 

 

 

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