こんにちは。
先日、のんびりホリデーSuicaパスを利用し、
首都圏を少しぶらついてきました。
午前中、中央線を東京から大月まで直通する快速線の列車がありますが、
そちらの列車を調査するために八王子から大月まで乗車しました。
動画はこちら。
午前中下り・東京発快速大月行きの利用状況は?
中央線の快速は、一部の電車が山梨県の大月や河口湖まで直通しています。
多くは通勤通学に合わせて朝の上りと夕方の下りに設定されていますが、
午前中に下りが1本、その折り返しで上りが1本、
午後も下りが2本とその折り返しが2本あります。
おそらく、日中の3本の列車は、
山梨方面への観光需要が考えられていると思われます。
新宿9:14発(土休日9:08)の快速大月行きは、
11時前に大月に到着します。
この列車に八王子から休日に乗車しました。
乗車すると、明らかに観光客と思われる人が多く乗車しています。
ただし、10両と長い事もあって、席に座れないほどではないです。
高尾駅に到着すると、特急の待ち合わせで少々停車します。
高尾を10:18に発車すると、ここからは各駅に停まり、大月まで行きます。
途中で降りる沿線住民らしき方も多少はおられましたが、
そのまま乗り通す方が多かったです。
そして終点大月では、私を含め多くの乗客が下車します。
下車した乗客がその先どこへ行くのかをみると、
ほとんどが富士急線の乗り場へと進んでいきました。
富士五湖方面への観光客が結構この列車を使っているようで、
加えて富士急沿線の各駅利用者もそれなりにおられるようです。
逆に大月で下車する人や、大月以西の中央線利用者は少数のようでした。
富士五湖方面への観光客向けに、都心直通運転の列車を増やせないか?
現在、外国人観光客にも大変人気の富士山。
その影響で、1日3往復運転されている特急富士回遊号は連日満席で、
土休日だけでなく、平日も臨時便が運転されているほどです。
富士急線のホーム有効長の関係で短い3両の列車しか入れず、
完全に需要に供給が追い付いていない状況です。
そういう状況で、今回乗車してきた、東京から大月への直通列車は、
それを補完する列車として、一定の役割を担っているように感じました。
ですので、土休日はもう1本くらい
直通列車があってもいいのではないかと感じたのです。
そこで、青梅線にも毎週末に走っている、
「ホリデー快速おくたま号」のような列車を、
中央線の東京(新宿)~大月に走らせるのはどうかと考えました。
かつて、中央線にも「ホリデー快速」が季節列車として走っていました。
新宿~河口湖を結ぶ「ホリデー快速河口湖」や、
最近まで走っていました。
2019年に特急富士回遊号に昇格し消滅、
ホリデー快速ビューやまなしは、使用車両の215系の引退により消滅し、
青梅線に直通するおくたま号のみです。
JR東日本の現在の傾向からみると、
特急型車両を使ってのホリデー快速運転は考えにくいので、
青梅線のホリデー快速おくたまのように、
中央線快速電車のE233系を使用したもので運転出来ないかと考えます。
全席ロングシートの現在だと、少し味気ない感じはしますが、
くしくも近い将来、中央線のE233系には2階建てグリーン車が連結予定です。
グリーン車が連結されたところで、
「ホリデー快速やまなし」を復活させたらどうでしょう?
運用上の都合で、東京もしくは新宿と大月の間で運転します。
「ホリデー快速おくたま」と同じく、下りは新宿始発でと仮定し、
ここまでは中央特快と同じ停車駅で走ります。
その後はおくたま号と同じく、通過駅を設定します。
八王子・高尾・相模湖・(上野原)・大月の順に停車します。
とりあえず下りを午前中に1本、上りを夕方に1本とし、
行楽の行き帰りに便利な時間に設定します。
需要が多いと思われる河口湖方面ですが、
下り列車を帰りまで大月に電留させておけるのであれば、
4両を富士急線に乗り入れさせてもいいのかもしれませんが、
河口湖に置いておけるのかなど、課題もありそうです。
一番現実的なのは、大月までの運転でしょうが、
その分富士急線との接続も加味してダイヤを組んでもらえばいいでしょう。
グリーン車がつけば、ホリデー快速も利用価値がより上がるはずなので、
ぜひ検討して欲しいなと思う列車運用です。
という訳で、今回は中央線の大月直通列車を使ってみての、
感想と妄想でした。
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