子供の頃の鉄道好きが復活した

鉄道乗車記などを中心に書いていきます。

沿線探訪ウォーキング。常磐線取手~藤代間のデッドセクションを見に行ってみた。

こんにちは。

今回の話題は、常磐線です。

 

ちょっとコアな話題で、取手~藤代間にある、

直流区間と交流区間の切り替わりの区間についての話題です。

 

 

常磐線に乗っていると、シーンとなる瞬間。その正体は?

 

上野側から行くと取手の先・土浦側から行くと藤代の先で、

一時の静寂が訪れるのをご存じの方も多いのではないでしょうか?

 

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エアコンの音が消え、10秒くらいシーンとなる時間があります。

 

この区間には、直流電化区間と交流電化区間の境界があり、

数十メートルにわたって通電していない「デッドセクション」があります。

 

 

取手~藤代のデッドセクションを、列車の中から見てみる

 

先頭の前面展望で、その区間を撮ってみました。

取手を出てしばらくすると、左側にこのような看板が。

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交直切替の看板

取手側は直流電化区間ですが、

もうすぐ交流に切り替わるよという合図の看板でしょうね。

 

そして、もう少し進むと、赤と白のゼブラ模様の標識が。

 

これはこの先電気が通っていませんよという標識のようです。

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死電区間を表す赤と白の標識。

この標識からその先の門のような架線柱の所までが非通電区間のようです。

ここを境に直流交流が切り替わります。

 

 

駅から歩いて、その場所を近くで見てみた。

 

さらにこの区間を実際に見に行ってみました。

次の藤代駅で下車します。

 

 

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常磐線藤代駅

ここから取手方向へ線路沿いに歩きます。

15分~20分位歩きました。

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ちょっとした住宅地の中に、デッドセクションはありました。

 

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デッドセクション区間(藤代側から)

 

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デッドセクション(取手側から)

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非通電区間の架線。

この区間の架線は、ガイシやFRPのような絶縁体でつくられたものという事です。

(電気に関しては全くの無知なのであまり深くは触れませんが)

 

 

 

 

この区間はほんの数十メートルなので

列車は走ってきた勢いそのまま惰性で通り抜ける事が出来るのですが、

1995年には非常停止した貨物列車が、

ちょうどこの区間で停止してしまって立ち往生してしまった事故があったようです。

 

 

ここを通る列車もせっかくなので撮影してきました。

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E657系デッドセクションを通過

ちょうどE657系特急列車がやってきました。

 

この先ですれ違うようにして、E531普通列車も通過します。

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E531系がデッドセクションに入る

 

デッドセクションの入り口から撮影したので、

自分のいる位置では少しモーターの音が聞こえましたが、

デッドセクションの中で通過をみると、

モーターの音はほとんど聞こえずレールの摩擦音が際立ちました。

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デッドセクション通過時は、大きなモーター音はやはり聞かれず。

 

ここを通る際に訪れる静寂は、

ここを通り抜ける際に非通電になり

エアコンが一旦切れるという事なのでしょうね。

 

 

常磐線を走るE657系E531系は、

いずれも直流電気と交流電気の両方で走る事が出来る車両です。

 

 

常磐線は品川・上野から取手までの快速電車があります。

それはこの切替ポイント手前までの運転なので、

取手までしか行かないグリーンのラインの電車は、直流電気のみで動きます。

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常磐線E231系。取手までの運用

そこから先には行きたくても行けないのですね。

 

なぜ途中で電気方式が替わるのか?

 

日本の鉄道路線には、直流の区間と交流の区間が両方あります。

交流は新幹線や北海道・東北・北陸・九州の在来線で採用され、

その他の電化区間は直流が採用されています。

地上設備のコストが直流は高く、交流は列車の製造コストが高いという事で、

それぞれの地域の事情に合わせて採用されているようです。

首都圏はほぼ直流電化です。

 

 

 

しかし茨城県は首都圏にもかかわらず茨城県に入ると交流電化になります。

並行するつくばエクスプレスもそうです。

これは何故なのでしょうか?

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つくばエクスプレスTX2000系

 

これは、茨城県石岡市気象庁地磁気観測所という

地磁気を観測するための設備があり、

直流電車が走ると地磁気に影響を与えてしまうからなのだそうです。

 

関東鉄道常総線が非電化のままなのも、同じ理由です。

交流電車はコストが高いため、ディーゼルカーのままのようです。

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関東鉄道常総線(左)

 

 

という事で、常磐線の電気切替ポイント・デッドセクションについて取り上げました。

乗っていてもその存在を感じる事が出来ますので、

皆さんも今度常磐線に乗った際は注目してみてください。

 

 

 

 

 

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