こんにちは。
青春18きっぷシーズンも今週から始まります。
静岡の313系8000番台が、この夏は人気になるでしょうね。
という事で、今回もこの車両の話題です。
313系と言えば、JR東海の電化全路線で走っている位の主力車両です。
外観は大体こんな感じですが、
車内はロングシートもあれば、セミクロスシート・ボックスシートもあって、
転換クロスシートの仕様もあります。
そんな中でも8000・8500番台は異色の存在と言えます。
そこで、転換クロスシートを採用している
豊橋~大垣間の快速列車に使用の5000番台と比較をしてみたいと思います。
313系8000・8500番台は、内外装が”スペシャルエディション”
①外観:アルミにオレンジのオリジナルライン
標準仕様は窓の上下にオレンジのラインですが、
313系8000番台はオレンジの帯が窓回りに巻かれているオリジナルデザインです。
②窓枠:窓枠は4つから2つへと”ワイドビュー”に。
外からも確認出来ますが、窓枠の数が少なくなっています。
標準車はドア間の窓に4つ窓枠がありますが、
8000番台は2つだけで、1つの窓が大きいです。
そして5000番台は窓毎にブラインドが付いているのに対し、
8000番台はカーテンがついています。
大きな窓で景色もよく見える”ワイドビュー”仕様になっています。
③シート:色だけでなく、シートピッチも特別。
シートは標準車の青系色から赤紫に変更されていますが、
シートピッチも910mmに拡大し、特急並みの居住空間が確保されています。
車端部は新快速・快速に使用される5000番台は転換クロスシートですが、
8000番台はセミコンパートメントと呼ばれる固定式クロスシートです。
④ドア付近:遮風板がある
8000番台のドア付近には、遮風板があり、
簡易デッキ風になっています。
またドア上にある案内表示器は、
ドア上に加え扉部分の客室天井に枕木方向に吊り下げられてもいます。
快速みえ用の75系にもついているので、
やはり有料快速用という事でつくられたのがわかります。
⑤その他内装:つり革や荷棚も違う
つり革は元々着席を前提とした車両のため、
ドア付近にのみつり革がついています。
また、荷物棚も鉄パイプの標準車に対し樹脂製と、
もはや別系式と言ってもいい位の違いがありました。
という事で、8000番台と5000番台の比較をしてみました。
8000番台が313系の中でも異色で、豪華仕様だという事がわかりました。
かつての185系位のレベルの車両かもしれませんね。
こんな車両が来てくれてありがとう!って感じですね。
転換クロスシートにほっとしましたが、
これからは逆に、
「ちょっと狭くなったな」なんて感じるようになるかもしれませんね。
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