こんにちは。
今回は静岡にやって来た、噂のアイツを見に行って来ました。
そのリポートです。
写真もたくさん撮ってきたので、是非ご覧ください!
◎動画もアップしました。
静岡への鉄旅が一気に楽しくなった!「セントラルライナー」の静岡転籍!
今回は朝いつも仕事に出かける時間に休みの日に出かけ、
いつも町田で通過を見る初のGSE乗車をします。
このところロマンスカーに乗る機会も多いですが、
その締めはGSEです。
ここまではいつもの静岡道中です。
少し電車が遅れて熱海に着きました。
そこで反対側のホームで待っていたのは、
この3月まで中央西線名古屋~中津川で走っていた、
元有料快速・セントラルライナー用の313系8000・8500番台です。
今回はこの車両を静岡で乗って・撮って追いかけていきます。
(系式名だと長いので、この記事では「セントラルライナー」と書く事にします)
セントラルライナー運用列車①1441M 熱海⇒静岡
(ロケ日:4/11)
この列車を目当てに熱海までやってきましたが、
のっけからJR東日本のE231系との並びを見る事が出来ました。
熱海を10時ちょうどに出発する静岡行きです。
東京を8時ちょうどに出る普通列車熱海行きに乗れば、
熱海で10分の待ち合わせで乗れます。しかも向かい側ホームです。
この日は平日、しかも18きっぷ期間終了翌日とあって、
鉄分を感じる人は皆無で、列車も空いていました。
一応今回の目的地は静岡ですが、丹那トンネルをくぐって函南で途中下車します。
セントラルライナーは、基本的に211系とペアを組んで走るようです。
その理由は「トイレ」のようです。
私も経験がありますが、211系にはトイレが付いておらず、
長時間乗っているとトイレを我慢しないといけない事も。
トイレ付きの列車を増やして欲しいという要望が多かったようです。
そこで白羽の矢が立ったのが、313系8000・8500番台という事です。
これまでの211系編成の一部を置き換える形のようです。
セントラルライナー運用列車②928M 豊橋⇒熱海
函南駅に降りると、ほどなく三島方面から普通列車がやってきます。
調べると遙か豊橋からやって来た列車のようです。
豊橋からの乗車だとかれこれ3時間強ですが、
クロスシートならばだいぶ快適ですね!
セントラルライナー運用列車③1438M 沼津⇒熱海
東京から修善寺に向かう踊り子3号が次に通るという事で、カメラを構えます。
通り過ぎてそのまま撮っていると、反対側からはセントラルライナーが!
移籍してきた者同志での貴重な2ショットです。
この列車は沼津~熱海間の短距離便です。
踊り子3号から乗り継ぎOK!④433M 熱海⇒静岡
函南で踊り子を含め列車を見送り、次の列車で静岡方面に向かいます。
熱海を10:33に出る島田行きです。
先ほど通過した踊り子3号から乗り継ぐ事が出来ます。
三島でも乗り継げますが、
熱海なら始発なので熱海乗り換えの方がいいでしょう。
車内に乗り込むと、ガラガラ・・・
先ほどの列車は窓側の席がほぼ埋まる位だったのですが、
30分後のこの列車はずっと空いていました。
ちなみにこの列車は島田行きですが、313系側は静岡で切り離しになります。
その分そんな静かな車内で、新感覚の駿河路を楽しめました。
各駅停車ですが、駅間のスピードは110km/hに迫るので、
朝ロマンスカーに乗っていたときとスピード感は変わりません。
1時間の乗車はあっという間で、清水に着きます。
ここで下車します。
アルミ&オレンジラインが、駿河・遠州路に似合う!
清水で降りて、今度は走っているセントラルライナーを狙います。
選んだのは静鉄沿線です。
セントラルライナー運用列車⑤774M 浜松⇒興津
ここでまたもう一本待ちます。
浜松からの列車ですが、こちらは3両の単独編成でした。
熱海・浜松から静岡にお昼頃に着く列車にそれぞれ充当されているのはいいですね。
セントラルライナー運用列車⑥775M 興津⇒浜松
少し清水寄りに歩いて、興津から折り返してきた同じ車両を迎えます。
ここまで撮り終えて、お昼を食べて、再開。
セントラルライナー運用列車⑦140M 静岡⇒興津
今度は清水駅西の巴川橋梁で待ちます。
静岡14:03始発の興津行きです。
これがまた興津から戻ってきます。
また静鉄に乗って、狐ヶ崎駅まで行きます。
セントラルライナー運用列車⑧793M 興津⇒浜松
駅でくるのを待っていると、373系ふじかわ号が通過します。
ホームライナーにも使われる車両です。
18きっぷでの静岡の移動にはこの車両を使ったホームライナー号が人気ですが、
3月に土休日の運転が無くなってしまいました。
そんなショックも、今回のセントラルライナー移籍で打ち消してくれました。
むしろ昼間の時間にクロスシート車で
移動出来るようになったという大きな見返りをくれました。
そして、折り返しの浜松行きが高速で通過します。
ちょうど静鉄の電車の横を通り抜けます。
ここまで撮って、そろそろ帰り支度です。
静岡を16:03に出る熱海行きに乗って帰ります。
静岡に到着しても、まだセントラルライナーが楽しませてくれました。
セントラルライナー運用列車⑨826M 浜松⇒静岡
静岡に到着すると、反対側のホームに停まっていました。
浜松から来て終着した列車です。
セントラルライナー運用列車⑩151M 静岡⇒島田
さらに、草薙から静岡まで乗ってきた電車は、静岡で313系をつなぎます。
連結の瞬間まで見せてもらいました。
出発時は、ふじかわ号との並びも。
そして、ようやく帰りの電車がやってきます。
セントラルライナー運用列車⑪1462M 静岡⇒熱海
駅の西にそれぞれ留置していた313と211が駅で連結して6両になりました。
通学時間帯に差し掛かるということで、
静岡出発時に車内は立ち客も多く、清水までは混雑し、
そこから一度空いて沼津・三島でまた学生が大勢という感じでした。
女子高生が席に2人で座れて喜んでいる様子も微笑ましかったです。
新幹線の利用者に影響は出る?
これだけ快適な車両が走るようになって、
新幹線の利用者が流れるのでは?なんて心配も出そうですが、
それは無いでしょう。そこは所詮普通列車ですからね。
ただ、新幹線を降りてちょっと東海道線に乗るなんていう時に
これが来たら鉄で無い人でも嬉しいかもしれません。
熱海~沼津間の運転や興津発着の列車はそういう狙いがあるのでしょうかね?
という事で、一日静岡で313系8000・8500番台の電車を楽しんできました。
快速以上特急未満のようなデラックスな普通列車の誕生で、
静岡への鉄旅が今後さらに楽しく、選択肢が増えそうです。
また他の列車と組み合わせて乗ってみたいと思います。
列車が今後もこの時間で運用されるかは不明ですが、
旅の参考になればと思います。
時刻表に(313系8000番台を連結or運転)と表記されるといいですよね。
その位乗る価値ありの列車な気がします。
有料快速を解かれて微妙な立ち位置で過ごしていた中央西線。
静岡への転籍によって再びスポットライトを浴びる事になりましたね。
車内の様子などはまた次の機会にでもご紹介出来たらと思います。
最後までありがとうございました。
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