こんにちは。
今回は、ダイヤ改正に関する話題です。
先週、ダイヤ改正の詳細ダイヤが記された時刻表が発売され、
どのような変更があるのか気になっていたところも
具体的に明らかになってきました。
今回はそこで明らかになった、
首都圏の「無くなる」普通列車について取り上げてみましょう。
高崎線・宇都宮線の名称付き快速が各下り4本のみに。
まずは、高崎線・宇都宮線を走る快速「アーバン」と「ラビット」です。
こちらは既に夕方の便が大幅に縮小されるという事が発表されていましたが、
実際に時刻表を確認してみると、アーバン・ラビット共に、
朝の上野東京ライン直通の下り2本と、夕方の上野始発の下り2本を残して、
夕方の遅い時間の下りと、上りの全列車が廃止となります。
まあ近いうちにこうなるだろうとは思ってはいましたが、
やはり寂しいと感じます。
夕方2本残った便も、次の改正でどうなるのか?
快速を減らす事に躍起になっているJR東日本の事ですから、
風前の灯と言えるかもしれません。
せめて湘南新宿ラインの快速くらいはキープであって欲しいものです。
首都圏最長普通列車の運転区間が短縮!
2017年に誕生した、東京の高尾駅と長野駅245.0㎞を結ぶ直通列車が、
今回の改正で、大月始発になります。
首都圏を走る普通列車の中でも、最も長い距離を走る普通列車でしたが、
210.3㎞と少し距離が短くなります。
大月始発にはなったものの、この列車には東京を13時過ぎに出る、
中央特快大月行きが大月で接続してくれるようになります。
中央線快速電車が大月まで直通する列車がこの改正で増発され、
昼間も毎時1本の割合で大月までやってくるようになります。
それに合わせての始発駅変更だと思います。
乗り換える駅が高尾から大月に変わるだけで、回数は変わらないです。
むしろ、もう少しすれば中央線快速にはグリーン車が連結されますから、
例えば青春18きっぷで長野までこの長野行きを使って行く時、
今後は大月まで快適なグリーン車に乗っていく事も出来そうです。
この行程で今から旅をしてみたいなと思えますね。
東海道線最高の乗り得乗り継ぎがついに終了・・・
静岡のホームライナー乗り継ぎです。
以前に当ブログでもご紹介した事がある、東海道線の快適普通列車の旅として、
沼津から浜松まで130㎞を特急型車両で走る「ホームライナー浜松3号」との
乗り継ぎ乗車が、この改正から叶わなくなります。
というのは、ホームライナー浜松3号に連絡する、
沼津17:41着の列車が、国府津始発のグリーン車無し車に変更になるためです。
それだけではなく、18時の静岡発上り「ホームライナー沼津4号」から
沼津で乗り継げる19:03発の上野東京ライン直通も熱海行きに変わります。
そんな感じで沼津まで直通するグリーン車が減り、
朝の上りと夜の時間で6本ずつになります。
夕方の早い時間の下りと夕方の上りの直通が無くなるようです。
この乗り継ぎは、青春18きっぷのシーズンには人気になる列車でした。
2年前にホームライナー浜松3号が平日のみの運転になった事で、
利用機会が減ってしまいましたが、今回の改正で完全終了です。
静岡地区の”セントラルライナー”の運用はシャッフル。
静岡地区の話題だと、豊橋~熱海を走る朝のロングラン列車も
時刻表から消えていました。
この列車はクロスシートの313系8000番台で運用されていた
乗り得列車でもあったのでこれも寂しいニュースでしたが、
今回の改正では、静岡地区は大幅な運用変更があるようで、
熱海~浜松を直通する列車と、興津~島田の区間運転の列車が
それぞれ走るという体系になっています。
改正から少し遅れて、315系の投入が始まるという事で、
315系がどちらの運用中心に入るのかという事も興味深いですが、
短距離区間の方でしょうかね?
このように運用変更があると、運用車両もシャッフルになると思いますが、
313系8000番台が今度はどの運用に入るのかというのも、
とても楽しみになってきます。
熱海~浜松の列車中心にきっと入ってくれるでしょうから、
静岡の普通列車旅がまたちがった局面を迎える事になりそうです。
という事で、今回のダイヤ改正で
減便・運転区間の変更があった列車を挙げてみました。
今回は挙げませんでしたが、
京葉線の快速なんかも無くなるでだいぶ話題になりました。
青春18きっぷのシーズンにちょうど突入しているので、
最後に乗ってみるもよし、改正後に新しいダイヤで乗ってみるもよしです。
個人的には、静岡の”セントラルライナー”がどこにはまるのか、楽しみです。
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