こんにちは。
今回取り上げるのは、東海道線の沼津直通列車です。
2022年も青春18きっぷの発売がされることになりました!
今年の春は一度は使って出かけてみようかと考えていたので、
このニュースは個人的に嬉しいニュースでした。
普通列車乗り継ぎが楽しい、東海道線
青春18きっぷを利用して遠くに行こうとした時、
一番利用しやすい線区はどこかなと言えば、
やはり東海道線ではないでしょうか?
運転系統は何カ所かで分かれていますがそれぞれの乗り継ぎは考慮されており、
特急並みに速い新快速・快速が運転されている区間もあるので、
最も利用しやすい線区でしょう。
実際、青春18きっぷのシーズンには、鉄オタの人のみならず、
旅行ケースを持った帰省客のような人も列車を乗り継いでいく様子が見られます。
東海道線の運転系統と運転間隔(日中の標準間隔)
東京~熱海 20分おき
熱海~浜松 20分おき(興津~島田 10分おき)
浜松~豊橋 20分おき
豊橋~大垣 15分おき(快速・新快速)30分おき(普通)
大垣~米原 30分おき
米原~京都 20分おき(新快速・普通)
このように見てみると、大体20分おき位で列車が走っているのがわかります。
米原からの新快速が3月の改正から日中60分おきになるそうですね。
青春18きっぷでの旅を快適に変える東京~沼津直通列車
東海道線の乗り継ぎをする際、
進行方向に向いて座るタイプの座席が装備されていて、
長い時間の乗車も快適に過ごせる列車になっています。
豊橋~浜松間の区間列車も半分くらいはこのタイプの車両ですが、
それより東の区間は東京まで普通車はロングシートが主になっていて、
長い時間の乗車は少し大変です。
そんな中首都圏を走る上野東京ラインなどの中距離列車には、
特急列車の普通車と同等のリクライニングシートが装備された
特別車両・グリーン車が連結されていて、
青春18きっぷでもグリーン料金を追加すれば乗る事が出来ます。
首都圏の普通列車グリーン車は、50kmまでと50km以上とで料金が分けられており、
50km以上は多く距離を乗っても料金は一定です。
なので、出来るなら長い距離を乗っていきたいものです。
(いずれも事前料金)
平日
50kmまで:780円 50km以上:1,000円
土休日
50kmまで:580円 50km以上:800円
朝夕に一部沼津まで直通する列車があります。
熱海止まりの列車より少し西まで、
快適なグリーン車に乗っていく事が出来るちょい得列車という訳です。
そして同様に沼津から東京方面に直通する列車もあります。
東京~沼津直通 普通列車時刻表
東京発沼津行き 時刻表(平日)
東京 5:20 横浜 5:48 熱海 7:07 沼津着 7:26
東京 5:40 横浜 6:07 熱海 7:40 沼津着 8:04
東京 15:37 横浜 16:03 熱海 17:21 沼津着 17:41
東京 16:27 横浜 16:54 熱海 18:16 沼津着 18:39
東京 17:47 横浜 18:15 熱海 19:39 沼津着 19:59
東京 19:17 横浜 19:46 熱海 21:09 沼津着 21:32
東京 20:02 横浜 20:31 熱海 21:53 沼津着 22:21
東京 21:24 横浜 21:51 熱海 23:16 沼津着 23:35
東京 22:22 横浜 22:49 熱海 0:17 沼津着 0:37
東京発沼津行き 時刻表(休日)
東京 5:20 横浜 5:48 熱海 7:07 沼津着 7:26
東京 5:40 横浜 6:07 熱海 7:40 沼津着 8:04
東京 15:37 横浜 16:03 熱海 17:21 沼津着 17:41
東京 16:27 横浜 16:54 熱海 18:16 沼津着 18:39
東京 17:47 横浜 18:15 熱海 19:36 沼津着 19:59
東京 19:15 横浜 19:41 熱海 21:09 沼津着 21:32
東京 20:02 横浜 20:31 熱海 21:53 沼津着 22:21
東京 21:22 横浜 21:51 熱海 23:16 沼津着 23:35
東京 22:22 横浜 22:49 熱海 0:17 沼津着 0:37
夕方の沼津行きに乗ると、当日どこまで行けるか?
15:37発の沼津行きに乗ると、東海道線では当日は米原までが限界です。
16:27発だと大垣、17:47発は岡崎まで行けるようです。
東京19:15、20:02発の列車は、沼津で静岡行きにすぐの連絡で、
静岡ではさらに浜松行きに乗り継げます。
20:02発の沼津行きに乗れば浜松へはその日に着く事が出来ます。
次の日が土休日なら、6:01に浜松始発の特快米原行きがあるので、
この列車を狙うのもいいでしょう。
沼津発東京方面 時刻表(平日)
沼津 5:52 熱海 6:16 横浜 7:45 東京着 8:17
沼津 6:05 熱海 6:30 横浜 7:59 東京着 8:31
沼津 6:35 熱海 6:56 横浜 8:26 東京着 8:58
沼津 7:00 熱海 7:27 横浜 8:55 東京着 9:24
沼津 7:32 熱海 7:53 横浜 9:14 東京着 9:43
沼津 8:29 熱海 8:49 小田原着 9:14⇒小金井行きに接続 東京10:48
沼津 18:08 熱海 18:40 横浜 20:03 東京着 20:28
沼津 19:03 熱海 19:27 横浜 20:41 東京着 21:08
沼津 20:38 熱海 20:56 横浜 22:13 東京着 22:39
沼津発東京方面 時刻表(休日)
沼津 5:52 熱海 6:16 横浜 7:36 東京着 8:03
沼津 6:05 熱海 6:27 横浜 7:52 東京着 8:21
沼津 6:35 熱海 6:57 横浜 8:21 東京着 8:50
沼津 7:00 熱海 7:27 横浜 9:02 東京着 9:30
沼津 7:32 熱海 7:53 横浜 9:20 東京着 9:47
沼津 8:29 熱海 8:49 小田原着 9:14⇒小金井行きに接続 東京10:48
沼津 18:08 熱海 18:40 横浜 20:03 東京着 20:28
沼津 19:03 熱海 19:27 横浜 20:41 東京着 21:08
沼津 20:38 熱海 20:56 横浜 22:13 東京着 22:39
東京~浜松が乗り換え1回!東京15:37発沼津行きは最強!
こうして時刻表にしてみると、1日9往復と結構あるのだとわかります。
朝夕の通勤時間帯に多く設定されていて、
E231系の長い編成が駿東地区の通勤通学にも役だっているようです。
東京駅22:22発の列車は沼津駅の終電にもなっています。
そんな中、一番長距離の移動に重宝する存在なのが、
東京駅を15:37に発車する沼津行きです。
沼津~浜松を結ぶ「ホームライナー浜松3号」とのコラボを活用しよう。
この列車は沼津に17:41に到着しますが、
ここから50分の待ち合わせで、
浜松行きのホームライナー浜松3号に乗り継ぐ事が出来ます。
座席定員制列車です。
特急用車両なので、もちろんリクライニングシートです。
18:31に沼津を出ると、沿線の主要駅に停まりながら
浜松まで1時間40分で一気に運んでくれ、20:10に浜松に着きます。
こんな快適さもあり、
最近は特に青春18キッパーの間では人気になってきているようですね。
この列車はホームライナーでありながら休日も運転されているので
なおさら人気だったと思いますが、
残念ながら次の改正で土休日の運転をとりやめる事になりました。
こんなところにもコロナの影響が出てしまって残念です。
東京15:37発沼津行きは、新宿からの乗り継ぎも便利!
東京を15:37に出る沼津行きをグリーン車を利用して行くと、
沼津でホームライナー浜松行きに乗り継げる事をご紹介しましたが、
この列車は新宿からの乗り継ぎもいいんですね。
新宿を15:30に出る湘南新宿ライン快速平塚行きに乗ると、
終点の平塚ですぐ後にこの沼津行きがやってきます。
(平塚ではホームが変わるので、茅ヶ崎など手前の駅で乗り換える方がよい)
新宿から沼津に直通する特急あさぎり号がかつてありましたが、
別ルートではあるものの、この乗り継ぎでリクライニングシートの移動が出来ます。
他にもある、グリーン車&ホームライナーの乗り継ぎ
沼津に直通する東京から列車は、
グリーン車を使う事で駿東と都心をより快適にしてくれる存在ですが、
ホームライナー号を組み合わせる事でさらに楽しい旅にしてくれます。
上に紹介した例の他にも便利な列車があり、
東京16:27発の列車は沼津で19:25発のホームライナー浜松5号に乗り継げます。
この列車は浜松で大垣行きの区間快速に乗り換えられるので、
この列車も非常に便利です。
上りも静岡を18:00に出る「ホームライナー沼津2号」は、
沼津で19:03発の列車に接続するのでこれも静岡~東京を快適に移動出来ます。
という事で、今回は沼津まで直通する、グリーン車つきの普通列車の話題でした。
私もまたこの春もこれに乗って出かけてみたいと思います。
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