こんにちは。
珍しく2日連続での投稿です。
今回は、今度のダイヤ改正で大きく変わる、
千葉・房総地区を走る特急列車の話題です。
房総特急もついに全車指定席化に!
今度の改正での、千葉・房総地区の特急の最も大きな変化と言えば、
普通車の全席指定席化です。
中央線や常磐線など、他線区の特急では既に定着している、
指定席化がついに房総特急でも実施されます。
私はこれに関しては賛成派で、
結果指定席が値下げになるので、
中央線でも以前より特急列車をよく使うようになったというのがあります。
中央線などで設定されている指定席料金は以下のようになっています。
50キロまで・760円 100キロまで1020円(きっぷ購入)
チケットレスだとここから100円引きになります。
従来の自由席は、50キロまで520円なので短距離だと値上げですが、
100キロまでは950円なので、チケットレスなら値下げになります。
指定席は予約さえしてしまえば、着席が保証されるという安心感があります。
新制度でのチケットレスサービスだと指定席でも1480円ですので、
これまでより使いやすくなるというのはあるでしょう。
成田エクスプレスも京浜・京葉の移動に使いやすい料金体系になります!
そしてもう一つ。
成田エクスプレスでもこの料金体系が一部適用されます。
成田エクスプレスを、空港アクセス以外の目的で利用する場合に、
やはり中央線などと同じ指定席料金を適用します。
例えば新宿~千葉とか、横浜~千葉のように、
乗車区間に成田空港が入っていない場合は他の特急と同じという事です。
成田空港まで使う場合は、これまでのA特急料金が適用されます。
千葉に多くの成田エクスプレスが停車するようになった際に、
京浜・京葉間の移動に使ってもらうようにするには
料金を検討する余地があるよねと記事を書いたのですが、
ここでそのようになってきました。
今後は総武快速線や横須賀線を快適かつ速く移動する手段として、
さらに成田エクスプレスが使いやすくなりそうです。
3月のダイヤ改正で退く、255系電車。
今度は、房総特急の車両についてです。
3月の改正から、東京と銚子を結ぶ特急しおさいの車両が、
1993年に登場以来、房総特急のフラッグシップとして活躍してきましたが、
登場から30年と老朽化が進み、今度の改正で定期運用から退くと発表がありました。
それらからも撤退するとなっています。
先日サンキューちばフリー乗車券で出かけた際にも、
双方の列車に乗車する事になりましたが、
古さは感じるものの、直して使えないのかなとも思いました。
255系は現在、5編成が在籍しているようですが、
これが定期運用から退くとなると、その分他の車両で補う事になります。
しおさい号は成田エクスプレス用のE259系を使用する事になりましたが、
これまでも併用されているE257系500番台が充てられます。
ただでさえ、東海道線や波動用に流用されて数が少なくなった中で、
さらに引退の車両の代わりもするというと、もうカツカツなのは明らかです。
そこで、これまで一部5+5の10両編成で運用していたものを、
全て5両編成で統一するという事になりました。
房総特急の利用状況をみると、5両あれば充分とも言えますが、
さざなみ号やわかしお号は、朝夕の通勤時間帯には利用者が多く、
京葉線の快速廃止問題も絡んで、
5両で果たして間に合うのか?という疑念も出てきたようで・・
そこで改正発表後に、一部255系9両やE257系10両で運転を行うような事も
言ったりしているようです。
どうもJR東日本千葉支社のお粗末ぶりが目立っている、
今回のダイヤ改正と言えます。
鉄道会社は利用者あっての事業のはずですが、
JR東日本全体的にどうもその視点が抜け落ち、
会社の都合・利益ばかりが先に立った施策という印象です。
という感じで、今回は変わる房総特急という事でお送りしました。
昨年は651系、そして今年は255系と相次いで特急車両が運用から撤退します。
無くなってばかりなので、新しいのも補充出来ないものなのでしょうか?
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