こんにちは。
今回もダイヤ改正の話題です。
成田エクスプレスにも、新料金体系採用へ！
新宿・大船から東京駅を経由して、成田空港へ行く特急・成田エクスプレス。
2年ほど前に、それまで東京～成田空港がほぼノンストップだったのを
毎時２本のうちの１本を途中千葉にも停車し、
空港アクセス利用者以外の乗客にも利用しやすくなりました。
しかし、全車指定席で通常料金がA特急料金という事で、
（東京～千葉1290円）
料金が割高な感もあり、まだまだ京葉間での利用は浸透しきってはいないようです。
そこで次のダイヤ改正で、
首都圏エリア独自の指定席特急料金が、
千葉エリアを走る特急にも適用される事になります。
京葉線を走る特急わかしおとさざなみ、そして成田エクスプレスです。
成田エクスプレスは、乗車区間に空港第２ビル・成田空港駅を含まない場合に限り、
新料金体系の指定席料金が適用されるそうです。
となると、大船～東京や新宿・東京～千葉は、
通常料金で760円、チケットレス料金は660円になります。
こうなると、横須賀線や総武快速線のグリーン車と同じ感覚で乗車が出来ますね。
東京～千葉最速２８分！新宿へも千葉から＋760円で座って直通！
成田エクスプレスは、東京～千葉はノンストップで最速28分で結びます。
1本前の快速電車は追い抜いて行きますので、
千葉へ急ぐ時に成田エクスプレスがあればそれに乗ると早く着けます。
料金もグリーン車利用と大して変わらないので、
京葉間の速達移動にますます使いやすくなります。
さらに、千葉からの直通は総武緩行線しかない新宿へも、
成田エクスプレスを使えば40分ほどで直通します。
そして、東京～大船でももちろん利用できます。
横須賀線には追い抜き設備が無いので、
前を走る横須賀線の電車を追い抜く事はありません。
あまり大きなメリットがありませんが、
横浜～千葉など、横須賀⇔総武快速線を跨いで乗車するなら、
この路線の特急として利用価値はありそうですね。
千葉エリアの特急も、変化の改正に。
次の改正で房総エリアの特急にも
中央線あずさや常磐線ひたちと同じ指定席料金体系が適用され、
いよいよ首都圏の在来線特急から自由席が無くなる事になりました。
中央線などで既に採用されている特急料金も、
指定席と考えると使いやすい料金だとも思うので、
全て統一するのは個人的には賛成です。
総武本線の特急しおさいや一部のわかしお号などにも使用されていた、
255系電車が改正で定期運用から撤退し、
しおさい号は成田エクスプレスと同じE259系での運用になります。
房総エリアの特急はバスとの競合もあり、これからも厳しい境遇は続きますが、
成田エクスプレスがより利用しやすくなるという事で、
より活用されるようになるといいですね。
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