こんにちは。
特急列車編です。
元JR東日本「パノラマエクスプレスアルプス」で使用していた車両を譲り受け、 2002年から運転を始めた有料特急列車です。 富士山のキャラクターが車内外に書かれた独特のデザインが特徴です。 JR時代は全車グリーン車の急行列車として使われていて、 そのまま流用されたためにシート間隔がとても広く、展望車もついていました。 JR時代は3+3の編成で使用され、富士急では3両ずつ2編成での運用でした。 2014年に2月に1編成が引退し、2016年2月で2編成とも引退しました。 それに置き換わる形で2014年7月にデビューしたのが、 現在の8000系電車です。 今度は小田急ロマンスカー「あさぎり」で活躍した20000形を譲り受け、 3両編成にしてデビューしました。 走行区間は線内の大月~河口湖で、中央線の特急に接続しています。 2016年に引退した2000形の後継として同年4月から運転を始めたのが、 富士山ビュー特急です。 元JR東海の371系を譲り受け、水戸岡鋭治氏のデザインにより改造されました。 あさぎり号として活躍していた両車両が 富士急線で再びコンビを組んでいるのはなかなか面白いケースですね。 フジサン特急と併せて2編成で、大月~河口湖を結んでいます。 現在はコロナウィルスの影響でどちらも運休が続いていますが、 それまでは外国人観光客などで立ち客が出る程の混雑でした。 観光客の増加によって、この線内特急に加え、新たな特急が加わりました。 それがJR線から直通してくるこちらです。 2019年3月より運転を開始したのが、 新宿~河口湖間の直通特急「富士回遊」です。 新宿大月間はかいじ号と併結し、大月より富士急線に乗り入れます。 当初は2往復の運転でしたが、2020年の改正で3往復の運転になり、 うち1往復はあずさ号との併結・下りは千葉発となりました。 以前は特急あずさ・かいじを使って大月で乗り換え、 富士山ビュー特急やフジサン特急に乗換える方法だけだったので、 JRから直通する特急というのはまさに待望でしょうね。 土休日のシーズンには、E257系を使用した臨時便も乗り入れるので、 本当にバラエティに富んだ路線になりますね。 線内の特急が計4往復、直通の特急が3往復と 計7往復の特急が本来なら走っている富士急線ですが、 コロナ禍の影響でフジサン特急・富士山ビュー特急が運休中で 少しさみしくなっています。 賑やかにたくさんのカラーの列車が走る富士急線復活のために 一日も早い収束を願いたいものです。 ブログランキングに参加しています。 よかったらクリックをお願いいたします。
富士山の一番近くまで連れて行ってくれる、特急列車
①フジサン特急
②富士山ビュー特急
③JR特急「富士回遊」