こんにちは。
今回も名古屋地区遠征の話題です。
東海道線で新快速などを撮り終えて、
名古屋駅に戻ります。
駅の立ち食いきしめんで腹ごしらえをして、
今度は近鉄特急を撮りに行きます。
名古屋から関西線に乗って、隣の八田駅に行きます。
近鉄の列車を撮るにはいい場所のようです。
到着して30分位の滞在時間でしたが、
数本の特急列車が通過していきました。
ここから関西線に乗って、長島駅まで行きます。
長島駅から近い、長良川・揖斐川橋梁で撮影をする事にしました。
ここで撮った画像を使って、近鉄特急を簡単に解説しましょう。
日本有数の有料特急銀座!近鉄名古屋線を走る特急
大阪や伊勢志摩方面へ向かう特急列車が頻繁に発着しています。
名古屋駅基準でみると、
大阪難波に向かう特急と伊勢志摩方面に向かう特急が
それぞれ1時間に2本ずつ発車しています。
おそらく在来線の中では一番頻繁に特急列車が通る区間ではないでしょうか?
今回の時間の中でも、
観光特急しまかぜ以外の車両は通過していきました。
撮れなかったしまかぜ以外の、名古屋線を走る特急をご紹介します。
近鉄名古屋線を走る特急①特急ひのとり
まずは2020年にデビューした、
最新鋭かつ名阪特急のフラッグシップ・ひのとりです。
名古屋と大阪難波を結ぶ
「名阪甲特急」という系統の列車に充当されている車両です。
「ひのとり」という名称は列車名では無く、車両の愛称です。
東武の場合はそれに「けごん」「きぬ」という列車名がついていますが、
近鉄にはそれがありません。
名阪甲特急は、新幹線で言うのぞみタイプの列車で、
途中三重県の県庁所在地・津と
一部が奈良県の大和八木に停車するのみの速達列車です。
大阪難波~名古屋を2時間ちょっとで結びます。
速いだけでなく座席も快適で、他の特急列車より200円普通車も高いですが、
グリーン車並の快適さを誇るシートでそれを高く感じる事はありません。
関東から大阪に行くときにはのぞみに乗って行ってしまうのが普通ですが、
名古屋で乗り換えて2時間の旅をする価値は充分にある特急です。
名古屋・難波を毎時0分に発車するので、
ダイヤもわかりやすいです。
名阪甲特急停車駅:津・大和八木(一部)・鶴橋・大阪上本町
近鉄名古屋線を走る特急②アーバンライナー・ネクスト&プラス
「名阪乙特急」に充当されているのが、「アーバンライナー」です。
ひのとり登場までは甲特急に充当されていましたが、
現在は乙特急のほぼ全てや伊勢志摩特急の一部で活躍しています。
1988年から活躍している車両ですが、
リニューアルされて「アーバンライナープラス」と名称が変わっています。
名阪乙特急は、途中津にしか停まらない甲特急に対して、
桑名・四日市・名張など停車駅がやや多いひかりタイプの列車です。
所要時間はひのとりより少し遅く2時間20分です。
車両が統一されて、
「速いのはひのとり、停車駅が多いのはアーバンライナー」と、
わかりやすくなっていますね!
今回は観られませんでしたが、
2編成だけ21020系「アーバンライナーnext」という車両もあります。
こちらは名古屋・難波をそれぞれ毎時30分に発車します。
難波~名古屋は30分おきに特急が走っているという事になります。
名阪乙特急主な停車駅:
近鉄名古屋線を走る特急③伊勢志摩ライナー
ここからは伊勢・志摩方面へ向かう特急列車です。
名古屋の他、難波や京都から伊勢志摩方面に向かうエース的存在の列車が、
伊勢志摩ライナーです。
全部で6編成なので、お目にかかる機会は少なめです。
1994年から運用されています。
色もイエローとピンクの2種類があり、
どちらが来るかはお楽しみというところです。
今回はピンクがやってきました。
昨年乗車したのはイエローだったので、
今回ピンクが観られてよかったです。
これまで紹介した車両には普通車の他に、
JRのグリーン車にあたるデラックスカーが付いています。
伊勢志摩ライナーはその他にサロン席もついています。
近鉄名古屋線を走る特急④ビスタEX
かつては花形で活躍していたビスタカーの3代目車両です。
現在は伊勢志摩方面への特急として活躍中です。
やはり特徴的なのは中間車のダブルデッカーですね。
現在も走っているのは1978年登場の車両です。
近鉄は全体的に車両を長く使っているのですね。
2階席も特別料金が必要な訳では無く、普通車料金で乗れるようです。
1階部分はグループ席になっているそうです。
近鉄名古屋線を走る特急⑤スタンダードタイプ
最後は22000系電車です。
伊勢志摩方面や京都~奈良間の特急に主に使用されている汎用車両です。
なのであまり注目されない特急車両ですが、
実際に走っている姿を観ると、この車両もいいですね。
4両の基本編成と2両の付属編成があり、
4両での運転から4+2、4+4での運転まで柔軟に対応します。
名古屋から伊勢志摩方面への特急列車は、
今回挙げたひのとり以外の車両が充当されていますが、
一番数が多いのはこちらの車両です。
名古屋を毎時10分と50分に発車します。
そのうち毎時10分に発車する列車は途中の伊勢中川駅で、
大阪方面に向かう特急列車に待ち時間無しで連絡するので、
列車を乗り継いで大阪に向かう事も出来ます。
伊勢志摩から大阪方面に向かう特急列車は名阪乙特急よりさらに停車駅が多いので、
実質名阪の移動にもう一つ選択肢があると言えますね。
所要時間は意外にも乙特急での移動とほぼ変わらずで、
2時間30分あまりで名古屋~難波を移動出来ます。
伊勢志摩への特急は時間帯によって車両が違いますが、
時刻表などにもどの車両が充てられるかは記載されているので、
それに合わせて乗車する事が出来ます。
その路線網を活かしてとても多くの特急が走っています。
今、近鉄全線3日間乗り放題のフリーきっぷが発売されています。
期間中時間の取れる時に行って、
是非ゆっくりと近鉄特急をまた堪能しに行こうと思っています。
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