こんにちは。
年末の鉄旅リポート、前回の記事の続きです。
前回までの記事はこちら
旅行2日目、広島から青春18きっぷで三原まで向かい、
そこで1泊しました。
そして翌日・三原駅が旅のスタートです。
三原駅は新幹線と山陽本線・そして呉線の3路線が乗り入れる駅です。
今回はここから広島に戻るのですが、
最も海側を走る呉線に乗車する事にしました。
3日目:三原~呉 瀬戸内の絶景路線・呉線に乗車。
どのルートをとっても行く事が出来ます。
新幹線は30分ちょっと、山陽線は1時間10分程度ですが、
呉線で向かうと2時間30分程度要します。
一番遠回りのルートを今回選びました。
呉線の広島方面行き列車は朝5時台からあるようでしたが、
7時台の広島行き直通列車を選びました。
車両は広島近郊を走る列車に使用されている227系です。
コロナ禍直前の3年前に広島を訪れた際に、お気に入りになった車両です。
この列車は隣の糸崎が始発で、三原で14分停車します。
呉線は途中の広で運転系統が分かれていますが、
朝夕の時間は直通する列車も設定されています。
三原 7:27 普通広島行き
定刻に三原を発車。
山陽線と分かれて左にカーブし、やがて広島とは逆の東に線路がカーブします。
徐行運転になり、勾配を上がっていきます。
そうすると、朝日が照らす海が見えてきました。
朝の冷え込みによって、海面に気嵐が見られました。
幻想的です。
時間的にも日の出の時間帯と重なり、ベストだったようです。
三原駅からこのあたりの区間は、呉線内でも一番海から近いところを走る区間です。
ほぼ海岸沿いを走ります。
安芸幸崎から忠海までの区間は、途中から海沿いを走る道路も無くなり、
線路に砂浜が迫ります。
瀬戸内海の絶景を眺めながら、忠海(ただのうみ)駅に到着。
いやいや、今まで見た車窓の中でも1番と言っていい位の絶景。
決してただの海ではなかったです。
呉線が遅い理由は、速度制限
忠海からは少し線路が内陸に入ります。
列車にここまで乗車していて、度々スピードがゆっくりになります。
25km/hの速度制限が入っている区間があるようです。
山間部の区間にとどまらず、海岸部の区間でも徐行する区間があり、
そこは観光列車のようでした。
特に呉~広の所要時間が長いのですが、その理由が乗ってわかりました。
路盤があまり良くないなどの理由なのでしょうかね?
ずっとガラガラだった車内も安浦あたりから乗客が徐々に増えてきて、
三原から1時間半ほどで、呉市の広駅に到着です。
運転系統がここで分かれており、
直通列車の場合は列車番号がここで変わるようです。
そのまま乗って、呉で下車しました。
広島~糸崎間は移動時間の都合で山陽線を選びがちかと思います。
しかし呉線は時間がかかる分、瀬戸内の絶景を堪能出来る事がわかりました。
この列車には呉まででしたが、呉~広島間にも乗車しています。
呉~広島には、毎時2本の間隔で快速「安芸路ライナー」が走っています。
在来線特急の走っていない広島県にあって、
広島と港湾都市・呉を結ぶ愛称付きの速達列車は貴重な存在。
その列車にも乗車してきましたので、それは次回に。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
ブログランキング参加中!