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熱海~東京最速1時間37分、快速アクティーに迫る”隠れ快速”な普通列車がある。

こんにちは。

今回は、東海道線を走る”隠れ快速”についてです。

 

所要時間が他の列車に比べ短い列車が存在する

 

隠れ快速と言っても、実際に通過駅があるわけではなく、

所要時間が他の列車と比べて短い列車という事です。

 

 

東海道線には、つい最近まで、

東京~熱海を走る「快速アクティー」という列車が走っていました。

デビュー以来、時が下るに従い停車駅が増え、

最終的には東京~熱海で4駅通過するだけの快速になっていました。

末期には同区間を1時間34分で結んでいました。

かつて走っていた快速アクティーの「方向幕」

 

対して、各駅に停まる普通列車は、東京~熱海を大体1時間50分前後で結びます。

途中特急や特別快速との待ち合わせがあったり、

平塚駅で付属編成の増結・切り離しがあったりで、

実際は列車によって所要時間がまちまちです。

 

そんな中、東京~熱海を直通する普通列車の中に、

所要時間1時間40分を切る駿足の普通列車があります。

熱海駅に停まるE233系

 

1番速い列車で、同区間を1時間37分で結びます。

これだと末期の快速アクティーと3分しか変わりません。

快速アクティーが「遅い」と思われた原因かもしれません。

確かに各駅に停まっても3分増で走ろうと思えば出来るんですね。

 

実際に速いのは、どの列車?

 

実際に、最速で走る普通列車に乗車してみました。

確かに駅間では常にしっかりスピードを出して走っていました。

もちろん途中駅での長い停車もありません。

常にスピード感のある走り。

 

熱海~東京を1時間40分以内で走る列車を一覧にしてみました。

 

上り

13:10→14:47 1時間37分

14:09→15:47 1時間38分

16:06→17:46 1時間40分

17:07→18:45 1時間38分

17:30→19:07 1時間37分

22:09→23:46 1時間37分

 

上りは最速1時間37分で走る列車が3本あり、

1時間40分以内で走る列車が6本あります。

 

下り

10:32→12:11 1時間39分

14:27→16:07 1時間40分

22:09→23:46 1時間37分

 

対して下りは少し少なく、1時間40分以内で走る列車自体が3本でした。

 

 

静岡の313系8000番台と乗り継いで行く、静岡~東京の鉄旅

 

東京と熱海を結ぶ普通列車は、熱海に向かう列車というだけで、

何か特にグリーン車に乗っているとわくわく感がありますが、

そんな列車だと知ったうえで乗車すると、さらにワクワク度が増します。

 

先日、名古屋に行ってきたのですが、

その帰りに静岡から313系8000番台の熱海行きに乗車し、

熱海で17:30発の”最速普通列車”に乗り継いで東京まで帰るという行程を組みました。

静岡の313系8000番台。全席クロスシートで快適な車両。

313系8000番台の車内。

 

快適なクロスシートを備えた、313系8000番台に1時間揺られ、

熱海で10分の時間を挟み、最速1時間37分で東京まで向かう隠れ快速がリレーします。

両者の乗り継ぎで静岡~東京は3時間4分!

グリーン車を積極的に使いたい。

グリーン車を使っても土休日ならプラス800円です!

とても満足感の高い旅程だとおすすめ出来ます。

もちろん青春18きっぷOKですので、

残りのきっぷがあったら乗ってみてはいかがですか?

 

今回の記事の動画です。こちらもぜひ。

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