こんにちは。
今回は、首都圏で出来る「大回り乗車」をしながら、
グリーン車での旅をしてきたのでご紹介します。
140円で、一日中電車に乗れる?!
今回の旅の出発地は、八王子です。
そして終着地は拝島になります。
運賃は210円(現金の場合)、時間にすれば10分ちょっとです。
Suicaエリア内は、目的地までの経路が自由なのです。
首都圏のSuicaエリアにおいては、
発駅と着駅の経路は問わず、両駅の最短距離で運賃を計算するという特例があります。
例えば、新宿から山手線で代々木まで行く時、
普通は内回りの電車に乗って一駅で140円です。
しかしこれを間違って外回りに乗って
ぐるっと上野や東京を通って代々木に着いても、運賃は140円というものです。
同じ所を2回通らなければ、どんな経路を使ってもいいわけです。
この経路を上手く一筆書きに工夫すれば、
より大回りで電車に乗ってもOKという訳です。
その範囲は広いので、140円で関東をまわる事も可能です。
途中下車は出来ませんが、今は駅ナカに食事が出来るところも多いので、
駅を降りなくてもそんなに困る事もありません。
今回の私は、八王子→茅ヶ崎→品川→友部→小山→大宮→高麗川→拝島というルートで大回りをしてきました。
休日は、どんなに長くグリーン車に乗っても、800円!
さらに、この旅の茅ヶ崎~友部間で私は普通列車グリーン車を利用しました。
もちろんこれも認められていて、特急料金を払えば特急にも乗車出来ます。
グリーン車は休日、50㎞以上800円(事前料金)で乗れます。
距離が長くなっても、値段は変わりませんので、長く乗れば乗る程お得と言えます。
茅ヶ崎~友部は160kmほどありますので、ずいぶんお得感があります。
グリーン車の乗り方①出来るだけ乗る前に買っておこう!
グリーン車に乗る前には、事前に駅のホームなどで買っておきましょう。
乗ってから車内で買う事も出来ますが、2割ほど割高になります。
グリーン車の乗り方②「列車」で無く、「区間」で乗る
宇都宮から小田原とか、高崎から熱海など、
距離が長くても同じ列車に乗り続けられればもちろん1枚の券でOKですが、
乗り続けられない場合でもいいのですね。
茅ヶ崎は東海道線で友部は常磐線なので、直通する列車はありませんが、
1枚の券で乗り継ぎをする事が出来ます。
降りる時にSuicaをタッチして降りて、
次に乗った電車の車内でもう一度タッチをすればOKです。
特急を乗り継ぐ場合はそういう訳にはいきませんが、
グリーン車ではそれが出来るので、長距離移動の際はとてもお得なのです。
東海道線快速アクティーに乗る
乗るのは1時間に1本走っている、「快速アクティー」です。
”4駅しか通過しない快速”と言われるが・・東海道線は”普通”も”快速”
辻堂・大磯・二宮・鴨宮の4駅を通過します。
その為、熱海などに向かう観光客にも人気が高いようで、
同じように通過駅のある種別として、
湘南新宿ラインに直通する「特別快速」もあります。
しかし、所要時間がそれほど普通と変わらないため、
名ばかりの快速と言われる事もあるようです。
しかし、それは東海道線そのものが速いからでしょう。
東海道線の路線図を見ると、60kmほど離れた東京駅まで8駅しかありません!
多くの駅があり、東海道線はそれらの駅を全て通過しています。
横浜~大船間は横須賀線が、横浜~大宮間は京浜東北線がいわば各駅停車の役割で、
東海道線は快速の役割となっている訳です。
中央線なら、全列車特快のような状態ですよね。
中央線ユーザーからすると、うらやましい限りです。
快速アクティーのグリーン車に乗ってみた(茅ヶ崎~品川)
グリーン車はこのように座席がリクライニングするタイプで
テーブルもついているので中でお弁当を拡げる事も出来ます。
茅ヶ崎から50分ほどで、品川に到着します。
グリーン車に乗っていると、50分はあっという間です。
快速アクティーはここから東京・上野へと進みますが、品川で下車します。
(ここで降りる時に、Suicaのタッチを忘れないように)
ここで品川始発の常磐線に乗換えます。
次に乗るのは、常磐線の特別快速です。
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