あけましておめでとうございます。
この年末を使って、
愛媛・広島まで旅行をしてきました。
瀬戸内の風光明媚な所を通る列車の旅はとてもよかったです。
そちらの様子はまた別の機会でご紹介するとして、
今回はその帰りに乗車した、「大阪ひだ」についてご紹介します。
去就が心配されていたが、運転継続決定!
特急ひだは、主に名古屋と高山・富山を結ぶ高山線のディーゼル特急ですが、
1日1往復のみ、大阪を発着するひだ号もあります。
大阪~岐阜間およそ160kmの区間、東海道線を走行する列車です。
昨年7月に新型のハイブリッド車両・HC85系がデビューし、
順次置き換えていくという事で、
車両の置き換えを機にどうなるのだろうかと、去就が注目されていました。
しかし半月ほど前に発表された来年3月のダイヤ改正の概要にて、
特急ひだの大阪発着の列車も含めた全定期列車を新型車両で運転と発表されました。
HC85系がJR京都線・琵琶湖線・関ヶ原を走る姿を見られます!
という事は、今度のダイヤ改正をもって、
キハ85系が同区間を走る姿が見られなくなると言う事でもあります。
元日の朝に、大阪ひだに乗車!
そんな事を知る由もなく、前から乗ってみたいと思っていたので、
今回の年末旅の帰りに、乗ってみようと予約をしておきました。
おそらく最初で最後の大阪ひだ乗車になると思います。
大阪始発ですが、今回は京都から乗車します。
元日という事で、どのくらいの乗車率があるのかな?と思いましたが、
4両編成の指定席は満席だったようです。京都駅でかなり多くの乗客が乗り込みました。
途中琵琶湖線・米原を通り、京都から岐阜までは1時間20分ほど。
ディーゼルカーならではのエンジン音・ギアチェンジの音がカッコイイです。
ただ、やはり古い車両だけに、座席の狭さは感じました。
この区間を直通する列車はこの列車以外に無いので、
それだけで新鮮でした。
岐阜駅で、大阪ひだは違うホームに2度停まる!!
9時56分、岐阜駅に到着しました。
ひだ25号は発車が10:11ということで、ずいぶん長く停まるなと思っていたのです。
名古屋から来るひだ5号と連結することは知っていたのですが、
にしても長いなと。
で、ここにいてなぜかがわかりました。
到着したホームから一度引き上げ線に下がり、
名古屋発の列車が到着する向かい側の線路に移動するのだということです。
お客さんを乗せたまま、バックして行きます。
そして少しすると、4番線にひだ25号が入ってきました。
そして連結作業をします。
かなり面倒な作業ではありますが、連結が完了です。
直接このホームに入線して待っていればいいのではと思いますが、
大垣方面からは直接このホームには入れないのでしょう。
この連結風景も新型車両で引き続き見られるという事になりますね。
大阪発の25号と比べると、5号の指定席はこんなにすいていました。
大阪ひだは人気があるのでしょうか?ならば継続も当然ですね。
残りわずか!新旧車両の共演。
連結を撮り終えて階段を降りると、
隣のホームに名古屋行きのひだ4号がいることを知り、急いで上がります。
すると、ホームを挟んでキハ85系と並ぶ姿が。
本来なら、高山方面の列車が1分早く出るのですが、遅れていたのか、
名古屋行きが少し先に出ます。
かぶること無く、続けて出ていきます。
ひだ5号&25号の編成は繁忙期という事で、
合計10両の長大編成になっています。圧巻ですね。
これは年始早々、すごくいいシーンが見られたと思います。
という訳で、瀬戸内旅行の帰りに特急ひだに乗車したという事でお送りしました。
今回は東京~大阪で青春18きっぷを使用したので、
京都~岐阜は別料金4,000円強を課金しての乗車でしたが、
結果いい撮れ高だったと思います。
新型が大阪~岐阜間を走るのも楽しみでまた乗ってみたいですし、
7月に特急南紀もHC85系に置き換わると、JR東海社長からの発表もありました。
今後の両列車に注目ですね!
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