こんにちは。
今回は久々、静岡の新幹線の話題です。
以前、静岡県内の新幹線はお得に乗れるという話題をお送りした事があります。
駅間距離がそこそこ長く、間に一駅挟んでいる静岡~浜松や、
三島~静岡に特定特急料金が設定されていて、
非常にお得だという事でした。
そんな風に新幹線こだまを中心にお得に使える静岡県ですが、
東京からの移動にも、実はなかなかお得なのではないかと今更気づきます。
東京~熱海・三島は費用対効果で新幹線がオトク!
東京~熱海・三島には新幹線こだまで行くと一番速いですが、
こちらの踊り子号は、熱海までは1日4往復、三島までは2往復走っており、
東京からの指定席特急料金は1,580円になります。
所要時間は熱海まで1時間20分ほど、三島まではさらに15分ほどです。
対して新幹線は速いけど高いというイメージがありますが、
同区間の自由席特急料金は1,760円と、踊り子号利用よりは180円確かに高いです。
しかし所要時間は熱海まで40分ちょっと、三島も50分ほどで、
踊り子号の半分ほどの時間です。そう考えると180円の差は小さいですね。
踊り子号は伊豆の各地まで直通で乗客を運ぶことがメインですが、
川崎や横浜から熱海へ行くのにも便利ではあります。
川崎や横浜からだと、熱海までは特急料金が1,020円に下がるので、
料金的にも差が大きくなります。
ちなみに品川からでも熱海までは1,020円です。
熱海まで踊り子を使うなら、品川や川崎からがおすすめです。
距離で比較すると、東北・上越新幹線より東海道新幹線の方が割安。
ちなみに、同じように新幹線と在来線に並行して特急が走っている高崎線は、
どのくらい料金に差があるでしょうか?
上越新幹線を上野~高崎で利用すると、自由席で2,300円です。
対して、今日デビューの特急「草津・四万」は1,890円、特急あかぎは1,580円です。
東海道線と比べると差があります。
東京からの距離でみると東海道新幹線の方が料金が安いことがわかります。
大体東京からの距離が同じ東京~高崎・宇都宮と、東京~熱海で比較すると、
東京~熱海は先述の1,760円に対し、東京~高崎・宇都宮は2,510円です。
東京~上野は割増料金が加算されているとは言え、大きな差で、
東京~静岡の2,530円に匹敵する料金です。(全て自由席料金)
こう新幹線の料金を改めて比較してみると、
高崎線や宇都宮線で快速・特快のグリーン車の乗車率が高いのもうなずけ、
逆に東海道新幹線の利用価値・コスパが意外に優れているなという事に気づきます。
県内を利用するのもお得ですが、
東京や名古屋から静岡へというようなケースも、結構コスパがいい。
東海道新幹線は200㎞未満の移動でも積極的に使いたい路線ではないでしょうか?
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