前回の記事で、静岡県内を走るJR東海の「ホームライナー号」を
ご紹介しました。
朝夕の時間に運転され、東西に長い静岡県内の快適な移動に寄与する列車です。
およそ普通で2時間半かかる沼津~浜松間を1時間40分ほどで結ぶ長距離便もあり、
通勤利用者のみならず、18キッパーを中心に旅行者にも多く利用されています。
上り(浜松発)
ホームライナー静岡2号 浜松6:35→静岡7:40
同静岡4号 浜松6:58→静岡8:04
同静岡6号 浜松19:32→静岡20:34
同静岡8号 浜松21:17→静岡22:15
上り(静岡発)
ホームライナー沼津2号 静岡7:00→沼津7:41
同沼津4号 静岡18:00→沼津18:42
同沼津6号 静岡19:00→沼津19:39
同沼津8号 静岡20:20→沼津21:01
同沼津10号 静岡21:36→沼津22:15
下り(沼津発)
ホームライナー静岡1号 沼津6:55→静岡7:37
同浜松3号 沼津18:31→浜松20:10
同浜松5号 沼津19:25→浜松21:05
同静岡3号 沼津20:47→静岡21:28
下り(静岡発)
ホームライナー浜松1号 静岡18:12→浜松19:11
同浜松7号 静岡21:13→浜松22:13
※全て平日のみ運転
私も利用価値の高い、快適お得列車として、何度か利用したことがあります。
そんなホームライナー号を旅行の移動で使ってみたというケースを、
実際にご紹介してみたいと思います。
旅行でホームライナーに乗ってみた(乗車記)
ケース1:静岡から東京に帰る
ホームライナー沼津4号&グリーン車を使って、東京まで快適に帰る
静岡で観光などをして、夕方ゆっくり帰るなんていうケースに、
平日限定ではありますがこの列車はおすすめです。
4号を使うと、乗換え1回で、東京まで快適な車両を乗り継いで帰れます。
18:00ちょうどに静岡を出発する、
ホームライナー沼津4号。
ライナー券は、駅の券売機の他、ホームにもライナー券売機があります。
それを買って、乗車します。
これに乗って40分ほどで沼津に着きます。
沼津から、さらに東海道線を上っていく訳ですが、
20分ほどの連絡で、普通・小金井行きが沼津から出ます。
熱海で乗換えるケースが多いので、この直通列車は上手く利用すると、
より楽に移動出来ます。
グリーン車を利用すれば、静岡~東京をリクライニングシートだけで移動出来ます。
沼津からグリーン車を利用する場合は?注意点があります。
沼津からグリーン車を利用する場合は、ちょっとややこしいです。
JR東日本管内のように、ホームにはSuicaのグリーン券売機がありませんので、
あらかじめ乗る前に駅でグリーン券を買っておく必要があります。
車内で買うと、事前に買うより高くなるので、
面倒だからいいやというのでなければ、事前に買っておくといいでしょう。
この方法で帰ると、横浜に20:41、東京に21:08に着きます。
静岡から3時間位かかりますが、ゆっくり楽しみながらもいいですよね?
ケース2:東京から名古屋に向かう。
ホームライナー浜松3号は、終点浜松で”変身”してさらに西へ!
青春18きっぷなどを使って、在来線を西に乗り継ぐ際に使えます。
東京から行く場合は、ケース1の時と同様に、沼津まで直通する普通列車を狙います。
東京を15:27に出る列車を利用すると、17:41に沼津に着きます。
すると、沼津でちょっと時間が空くのですが、18:31発の浜松3号に連絡します。
(16:00新宿発特別快速に乗っても、小田原・熱海乗り換えでこの列車に乗れます)
静岡県内を走破し、20:10に浜松に着きます。
時刻表上はここでこの列車は終わりなのですが、この列車が、
ここからそのまま「普通列車豊橋行き」としてさらに豊橋まで運転されます。
そのまま座っていれば、豊橋まで運んでくれます。
ですので浜松3号は実は「豊橋行き」なので、すごく便利なのです。
豊橋まで行けば、そこから乗る列車は、転換クロスシート車なので、
本来ロングシート区間である熱海~浜松間をこの列車で 移動出来ると、
移動がより楽しく快適になります。
ただこの列車を使うと、東海道線は最大で米原までしか当日は行けませんので、
名古屋あたりまでの移動を考えていると、すごく利用価値が高いでしょう。
今回は東海道線を走る乗り得列車・ホームライナー号をご紹介しました。
東京方面との乗り継ぎは、他の列車でもあるので、
上手く活用して、お得な旅を皆さんも楽しんでみてください。
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