子供の頃の鉄道好きが復活した

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1人旅は、新しい生活様式に適した旅の楽しみ方では?

こんにちは。

先日、今シーズンの初滑りをしてきました。仕事にも絡んでおり、例年少なくとも20日くらい滑る私としては最近最も遅い初滑りです。

これもこのご時世のおかげでこうなってしまった訳ですが。

 

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小海リエックスより。浅間山が遠くにキレイに見える。

 

山の上に上がると、いつもの冬と変わらない景色。

見えない物との戦いももう1年になろうとしていますが、

何か未だに甘く見ているというか、他人事というか、

そういう認識の人が多いなという印象があります。

 

 

気をつけていてもなるものはなるという事も言えますが、

でも毎日のように誰が会食したとかいうニュースや、

繁華街に多くの人出があるとかを見ると、

何でなんだろうと思います。

 

 

もう1年も経つのだから、どういう事がリスクが高くて、

どういう事だったらリスクは高くないとか、

感染リスクを下げるために何をするべきなのかとか、

その辺の分別ぐらいつかないのだろうかと思います。

何でもかんでも自粛というのも違うと思うけど、

かと言って何も対策せず遊び回るのも違う。

その辺のバランスをとりながら行動すればいいのにと思います。

 

 

私は人前に出て声を出す仕事をしているので、

普段から風邪すらひかないように常にケアを心がけているので、

普段よりさらにそのケアを強化して対処しています。

 

その上で、感染リスクの高い事をしないという事を心がけています。

 

感染リスクの低い方法で、回せるところは回した方がいいのでは?

 

そんな中、スキーに今季初めて行った訳ですが、

意外とスキー場には人がいました。

 

それでも、これだけ広い空の下で、

人と密に接する機会というのは極端に少ないと思います。

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小海リエックスのモーグルコース。

実際こんな感じですからね。

 

これを1人で車に乗って行って、滑って帰って来るのなら、

近所のスーパーに行くよりもむしろ低リスクではないでしょうか?

 

もちろん、行く際には健康である事が前提ではありますが。

 

 

 

スキーの帰りには、帰り道にあるJR最高地点に寄って、

小海線を撮ってきました。

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JR最高地点にて。ハイブリッド車が通った。

 

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この1年、列車に乗る事も多くありましたが、

総じて日々の通勤列車以外は非常に空いていました。

 

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ふじさん号の車内(12月)。時間的なものもあるだろうが、誰も乗っていなかった。

 

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伊勢志摩ライナーのデラックスカー車内も人はほとんどいなかった(8月)。

正直、こんな事が続くと鉄道会社も大変でしょう。

 

 

新型コロナウィルスの多くが、飛沫感染によって起こるとわかってきた今、

やはり多くの人が集まって騒ぎながらご飯を食べたり飲んだりというのが、

一番のリスクであるとわかってきている訳ですから、

人が多く集まるところには行かずに、

そうでない方法で楽しむ方法を模索するべきではないでしょうか?

 

GoTo復活は、限定的にするべきではないか?

かと言っても、緊急事態宣言が出ている状態でもあるので、

大手を振って遊びに行きまくるという事は避けています。

中止になってしまっている仕事もありますからね。

少し状況が好転したところで、そんな形でまた動き出したいです。

 

Go Toを復活させる話なども早くも出ていますが、

わざわざキャンペーンをする必要ってあるのでしょうかね?

 

もしまたやるにしても、大勢で集まる事がリスクなのであれば、

対象を1人旅・1人めしにに限定するなどにした方がいいんじゃないでしょうか?

 

私のこれまでの印象として、1人なら大丈夫じゃないのかな?という感じですが・・

 

大勢でまとまって動くから良くない訳で。

 

今日も議員が会食したとかいうニュースがありましたが、

そんなに食事をみんなでしないといけないのですかね?

みんな、1人じゃ何も出来ないのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

3月で定期運用から離脱する、185系踊り子を相模川で撮影

こんにちは。

1月ももうすぐ終わりに近づき、

3月のダイヤ改正の中身が徐々に明らかになってきました。

そんな中で既報として、185系踊り子号の定期運用撤退があります。

今回は長年にわたって東海道線を走ってきた、

185系電車を見にまた出かけました。

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185系伊豆急下田駅にて)

この写真は35年も前の物です。それだけ長く活躍しているのがわかります。

 

今回は車を平塚まで走らせ、

相模川の橋梁からその姿を眺める事にしました。

 

 

動画を中心に撮りましたが、長い橋で長い編成が撮れるので、

すごく見ごたえがありますね。

E233系です。

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185系にとって代わる事になっている、

E257系の踊り子号もやってきました。

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E257系の踊り子号

 

写真も撮影してみました。

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E233系

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頻繁に列車が通過する。

湘南色グリーン車付きのE233系E231系好きな私にとって、

このスポットは次々に列車が通過するので飽きません!

 

そして、長老がやってきました!

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両手にスマホを持ちながら、撮りました。

 快晴の青空の下、185系踊り子8号が通り抜けます。

片方で動画・もう片方で写真だったので、上手く撮れたか心配でしたが、

奇跡的にこの1枚が撮れていました。

 

 

動画の方はしっかり追えました。

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先頭のヘッドマークが見えた。

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やはりこのストライプですね!

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先頭車の連結部分。15両で走る事は今後あるのだろうか?

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大きなモーター音を立てながら橋を渡っていき、

橋を渡ってからも遠くの方からまだモーター音がしばらく聞こえてきていました。

 

 

その後も少し撮影をして、正味1時間ほど滞在しました。

これは飽きないですねぇ。

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E231系

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グリーン車はやはりかっこいい。

 

また機会があったら訪れたいと思います。

 

 動画はこちらです。

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黄色いE257で富士へ!特急富士回遊91号に乗った。

こんにちは。

今回は前回に続き、

お正月に青春18きっぷを使っての山梨日帰り旅をご紹介します。

 

前回の旧勝沼駅から大月駅普通列車で移動し、

富士急線で新倉山浅間公園に向かうことにします。

 

 

ただ本当の目的はそこに向かう事ではなく、

そこに向かうこの列車に乗る事です。

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E257系で運転される、富士回遊91号

 

中央線ではレアな、房総色のE257系5両で運転される富士回遊91号に乗った。

 

多客期に運転される、臨時の富士回遊号です。

 

富士回遊号と言えば、E353系で大月までかいじ号などと併結して来て、

そこから3両編成で富士急線に入りますが、

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E353系の富士回遊号(大月駅にて)

この臨時の富士回遊号は新宿から単独で大月までやってきて、

そのまま河口湖まで5両編成で向かいます。

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行き先表示は「特急」

しかもE257系と言えど、中央線で走っている武田菱カラーでは無く、

黄色と青をベースにした房総色仕様です。

富士回遊が誕生する前に走っていた臨時快速

ホリデー快速富士山」に使用されていた事もありました。

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中央線カラーのE257系

現状この編成で運用されている列車はこの富士回遊号くらいのようなので、

なかなかお目にかかる事も無いのかもしれませんね。

 

青春18きっぷが使えない富士急線内は、やはりフリーきっぷを利用。

 

富士回遊91号に乗って富士急線方面に向かいます。

しかし、青春18きっぷでは私鉄にも特急にも乗れませんので、

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富士急フリーきっぷ。

こちらのフリーきっぷを利用しました。

通常は特急の自由席も乗れるフリーきっぷが2,600円で販売していますが、

現在対象の富士山ビュー特急とフジサン特急

コロナの影響で運休になっているので、その代替で販売されているきっぷです。

 

2日間乗り放題になっています。

 

富士急線内だけで、富士回遊号に乗るには?

 

現在富士急自前の特急は運休中ですが、

JR直通の富士回遊号は毎日運転しています。

それを富士急線内だけで乗る事ももちろん出来ます。

 

富士回遊号は全席指定席ですが、

富士急線内のみの乗車の場合は座席の指定は出来ません。

中央線内でもある「座席未指定券」という形で発券してくれます。

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富士回遊号の座席未指定券。富士急線の窓口で発券してくれる。

JRの券売機で発券を試みましたが、出来ませんでした。

富士急線の改札で発券してもらいました。

料金はフジサン特急の指定席と同じ600円です。

 

 

富士回遊91号 大月~河口湖 乗車

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E257系の車内。

大月駅から乗り込むと、こんなご時世でもあり車内はガラガラでした。

すごく静かでゆっくりと旅を楽しむ事が出来ました。

 

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そんなに古さは感じさせない。

中央線では次世代にその座を譲りましたが、まだそこまで古い訳でもないので、

車内は明るく古さは感じさせませんね。

このシートって、普通列車グリーン車のシートとよく似ていますよね?

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E531グリーン車の座席。確かに似ている。

 

富士急線内はやはりずっと登りという事もあり、

特急と言えどあまり速くないスピードで走っていきます。

 

 

途中停車駅の都留文科大駅に停車。

ここでは5両編成のこの列車ならではの光景がみられました。

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都留文科大駅に停車中の画像。

私は1番後の5号車に乗っていたのですが、この位置で停車です。

ホームの長さが足りません。

 

 

そのまま進んで行くと、沿線有数の富士山ビュースポットに。

この日は雲がかかっていました・・。

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車窓から見える富士山(三つ峠~寿)


急カーブの勾配を登って行くと、富士吉田市内に入っていきます。

長い編成なので、前の方が見えます。

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三つ峠~寿間



次の停車駅・下吉田駅でも後1両がはみ出て停車です。

ここは最近になって特急停車駅になったところです。

この駅の近くの新倉山浅間公園に行くつもりですが、

ここで降りず河口湖までいきます。

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下吉田駅停車。

 

 

大月から40分あまりで富士山駅に到着。

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富士山駅に到着。

ここで方向を変え、河口湖に向かいます。

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波動用に塗色が一部変更されている。

 

富士山から二駅で河口湖に到着。

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終点河口湖に到着。帰りの運転をここで待つ。

その後回送される事無く、

上り92号の出発時刻までこのホームに停まったままで待っていました。

 

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他の特急車両と並ぶ。

 

噂の景観が見られる、新倉山に向かった。

 

上り電車に乗り、下吉田駅に向かいます。

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下吉田駅

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河口湖から乗って来たのはこの車両。



歩いていくと、浅間神社があり、

そこから山を上がって行くと、外国人に人気の噂の2ショットです。

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新倉山浅間公園からの富士山&五重塔の2ショット

富士回遊号から見た時は雲がかかっていましたが、

ここでは見事に顔を覗かせてくれました。

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山を下りて下吉田駅に戻ると、再び河口湖に向かいます。

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金富士仕様の6000系

河口湖の駅前「ほうとう不動」でちょっと遅いお昼を食べて、

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大月まで帰りは金富士電車で戻り、

さらに普通列車で立川まで戻りました。

 

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高尾駅

 

 

 

 

せっかくなので、次の日も富士急フリーきっぷを使った。

 

富士急のフリーきっぷが2日間有効なので、

次の日も車で大月まで来て、そこから富士急に乗ってみました。

行きは普通列車で、富士山駅まで行く事に。

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リサとガスパールトレインの車内。

富士山駅のB1で吉田うどんを食べて、

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富士山駅ビルB1にある吉田うどん「とがわ」の肉うどん

また大月に戻ります。

 

昨日のE257系から、E353系の定期列車に乗ります。

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富士山駅に到着した富士回遊号。

 

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座り心地はやはりこちらの方がいいですね。

 JRのお古がたくさん走っている富士急線内で、

JR東日本の最新鋭特急に乗れるのは感慨深いものです。

車内で検札をしている富士急の車掌さんも誇らしげです。

 

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大月駅を出る富士回遊号。

思わぬ形でもう一日列車の旅を楽しむ事が出来ました。







 

 

 

 

 

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【撮影スポット】旧勝沼駅ホーム跡で、E353系・E257系・211系を撮影。

こんにちは。

今回はお正月に訪れた、旧勝沼駅ホーム跡をご紹介します。

 

 

青春18きっぷを利用し、日帰りの旅をするにあたって、

列車の動画を撮るのに良さそうな場所という事で、

この地を選んでみました。

 

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勝沼駅ホーム跡。駅名標とホームが残っている。

勝沼ぶどう郷駅からすぐのところにある、旧勝沼駅ホーム跡。

「甚六桜公園」という公園になっています。

 

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公園として整備され、桜の木が多く植えられている。

ホームだった部分もそのまま残されています。

 

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奥は現勝沼ぶどう郷駅

そう言えば隣の甲斐大和駅も昔の駅名は初鹿野でしたよね。

 

 

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勝沼ぶどう郷駅

 

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甲府盆地が眼下に広がる(駅前から)

勝沼ぶどう郷駅に来た一番の理由は、この景観です。

 

列車で通る際、このあたりの景色はすごく印象に残りますよね。

昼はもちろん、夜も夜景がキレイですよね!

 

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駅のホームから

 

 

そんな旧勝沼駅で、すぐ隣を走る列車を撮影してきました。

駅に到着して最初に来たのが、上りのあずさ16号。

なかなかの勾配をものともせず高速で駆け上がっていきます。

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E353系のあずさ号が登ってきた。

 

 

その後からは、普通列車の211系がやってきます。

 

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勝沼ぶどう郷駅に到着する上り普通列車

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普通列車が出発すると、入れ替わるように下り特急がやってきました。

やはり手前側を走るのでより近く迫力があります!

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下りはより間近を列車が通過する。

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さらにこの少し後に、今度はE257系の臨時特急が登ってきました。

定期運用からは撤退したものの、

まだこうやって臨時では中央線を走り続けています。

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E257系も中央線でまだ頑張っている。

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勝沼ぶどう郷駅を通過。

ただ時刻表をみると、この列車以外あまり運用は多くなさそうなので、

徐々に中央線を走るシーンは貴重になっていくのでしょうね。

 

 

勝沼ぶどう郷駅はホームもいい角度で列車の撮影が出来そうでした。

ちょっと今回は柱が入って失敗しましたが、

駅に入ってくるシーンをかっこよく撮れそうです。

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ホームから下りあずさを撮影。

 

 

この列車を撮って、やってきた上り電車に乗り込み、

勝沼をあとにしました。

 

すごく眺めのいい場所で、旧勝沼駅跡の甚六桜公園は

桜の時期はおそらくとてもキレイだと思うので、

また春が来たら訪れてみたいなと思いました。

 

その頃には状況も少しは好転しているといいですが・・。

 

 

今回撮影した動画も入った中央線特急の走行動画です。

youtu.be

 

 

 

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何かと異質な地下鉄路線・東京メトロ東西線

こんにちは。

今回は、何かと異質な地下鉄路線・

東京メトロ東西線を取り上げます。

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東京メトロ東西線落合駅にて)

地下鉄路線でありながら、

他の地下鉄路線とは違った特徴を持つ東西線

一体どんなところが異質なのでしょうか?

 

東京メトロ東西線について。東西線の異質なところとは?

 

東京メトロ東西線は、東京・中野駅から千葉県船橋市にある西船橋駅を結ぶ、

全長30.8kmの路線です。

この運転区間を見てまず「?」と思う点があります。

 

異質なところその1:東京メトロなのに、終点が千葉県

それは終点が東京メトロの路線なのに千葉県にあるという点です。

 

ただ、並行して走る都営地下鉄新宿線も、

終点は千葉県の本八幡駅ですので、他にもあるといえばあるのですが、

東西線の場合は、千葉県内を走る距離が長いのです。

 

浦安市市川市、そして船橋市と三つの自治体を通過します。

 

 

異質なところその2:地下鉄なのに、半分近くが地上区間

 

東京メトロ東西線は全長30.8kmのうち、

約14kmが地下ではなく、地上区間を走ります。

しかも、その区間の大多数は高架線を走ります。

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地上区間にある、原木中山駅

 

日本で2番目に長い、私鉄の鉄道橋があるのも、東西線

その区間には荒川や江戸川の鉄橋もあり、

中でも荒川と中川にかかっている鉄橋は、

私鉄の鉄橋の中で2番目に長い1236mです。

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車窓からの荒川中川橋梁

そんなに長い鉄橋があるのが地下鉄路線というのも面白いですね!

 

異質なところその3:快速運転が頻繁に行われている

今でこそ快速(急行)運転が行われている地下鉄路線はありますが、

東西線は一番古くから快速運転が行われていた路線です。

 

多くの地上区間を含む東陽町西船橋間では、

終日快速運転が行われており、途中浦安にのみ停車します。

他、朝の上りに通勤快速という

浦安~東陽町の各駅にも停まる種別も設定されています。

 

日本で一番速い地下鉄も、東西線

その快速電車が地上区間を走る時は、時速100kmで走ります。

これは地下鉄路線の中では最も速い速度という事です。

通過・待避設備も整備されており、

原木中山駅では通過線を高速で通過する快速電車を観る事が出来ます。

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異質なところその4:両側でJR総武・中央線各駅停車に乗り入れている

多くの地下鉄路線は、郊外からの利便性を高めるため、

他社線と相互乗り入れを行っています。

東西線も例外ではありませんが、東西線は起点の中野と終点の西船橋で、

それぞれJR中央・総武各駅停車と相互乗り入れを行っています。

三鷹~中野間と、西船橋津田沼間(平日朝夕のみ)です。

中には三鷹津田沼東西線経由で通す電車もあるというカオスさです。

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快速三鷹行き(津田沼駅にて)

元々東西線中央・総武線のバイパスとしてつくられた経緯があるためで、

その名残で今もこのような運用がなされているようです。

 

実際朝夕の時間帯などはこの区間の列車を上手く活用すると、

より速く・安く移動する事も出来ます。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

 

東西線はこの他にも、西船橋から第3セクター路線の東葉高速線とも

相互乗り入れを行っています。

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東葉高速鉄道の2000系も中野まで乗り入れる。

 

東西線は地下鉄だが、郊外路線でもある。

 

こうやって見ていくと、東京メトロ東西線は地下鉄路線であるものの、

その性格は他の地下鉄路線とは異なるようです。

 

地下鉄というと、大都市の中心部の移動を担うものという認識ですが、

東西線はそれに加えて千葉県からの郊外利用者を運ぶ役割も兼ねているようです。

 

自社で郊外まで延びているため運賃が安く、

そのせいもあってか有数の混雑路線としても有名ですね。

これも地上を高速で走る区間が長い事が便利さを生み、

人気の路線にもなっているのでしょう。

 

 

 

 

地下鉄という括りでありながら、

太陽の下を元気に走る姿は多くの見所がまだまだありそうです。

 

 

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首都圏・路線別列車名鑑②富士急行線を走る特急列車たち

こんにちは。

 

首都圏・乗りたくなる列車名鑑の第二弾です。

今回は、インバウンド需要で一躍その存在価値が上がっている、

富士山に一番近い鉄道・富士急行線です。

富士急線で走っている特急列車たちを一気にご紹介します。

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首都圏路線・列車名鑑:富士急行線

 

首都圏列車名鑑その2:富士急行線を走る特急車両

前回の東武日光線に続き、2回目は富士急です。

大月から河口湖を結ぶ26.6kmの地方私鉄です。

特急列車の歴史は、1998年に「ふじやま」の運行によりスタート。

その後、JR165系の譲渡により「フジサン特急」の運行が始まり、

 

 

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初代フジサン特急 2000形

その後も線内特急に加え、インバウンド需要の高まりから、

JR線からの直通特急の運転もスタート。

 

都心から乗換え無しの特急が運転される路線へと変貌しました。

 

富士急線内特急その1:フジサン特急

 

先に挙げた通り、フジサン特急はJR165系を譲り受け2002年にデビューしました。

その2000形は既に引退し、現在は小田急より譲渡された8000系1編成が運用中です。

 

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2代目フジサン特急 8000系

 

富士山をモチーフにしたキャラクターが外装・シートなどにあしらわれた

派手なデザインになっています。

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河口湖駅にて。

1号車は展望車両になっていて、指定席です。

大月と河口湖の間を1日2往復しています。

(現在はコロナの影響で運休中)

 

富士急線内特急その2:富士山ビュー特急

2016年に引退した2000形2編成のうち1編成の後継として

同年4月から運転を始めたのが、富士山ビュー特急です。

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富士山ビュー特急 8500系

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河口湖駅にて

JR東海371系を譲り受け、水戸岡鋭治氏のデザインにより改造されました。

あさぎり号として富士山の反対側で活躍していた両車両が

富士急線で再びコンビを組んでいるのはなかなか面白いケースですね。

 

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富士山ビュー特急のサイドビュー

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富士山ビュー特急 8500系の内装

富士山ビュー特急も1日2往復、
フジサン特急と併せて2編成で、大月~河口湖を結んでいます。

 

現在はコロナウィルスの影響でどちらも運休が続いていますが、

それまでは外国人観光客などで立ち客が出る程の混雑でした。

 

 

観光客の増加によって、この線内特急に加え、新たな特急が加わりました。

それがJR線から直通してくるこちらです。

富士急線内特急その3:JR直通特急「富士回遊」E353系

2019年3月より運転を開始したのが、

新宿~河口湖間の直通特急「富士回遊」です。

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E353系3両編成の富士回遊号(大月駅にて)

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富士山駅に到着する富士回遊号

かつて新宿からの直通急行「かわぐち」がありましたが、

富士急線に直通する定期特急の設定は初めてです。

新宿大月間はかいじ号と併結し、大月より富士急線に乗り入れます。

富士急線内は3両編成で運転されます。

当初は2往復の運転でしたが、2020年の改正で3往復の運転になり、

うち1往復はあずさ号との併結・下りは千葉発となりました。

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大月を出発する富士回遊号
富士回遊号・富士急線内のみで乗車する場合は?

富士回遊号は新宿や八王子から乗換え無しで富士山・河口湖に行ける列車ですが、

富士急線内のみの利用ももちろん出来ます。

中央線の特急はE353系に統一されてから全席指定になりましたが、

富士急線内では「座席未指定」でのみ利用が出来ます。

中央線内でも座席未指定で乗る事が出来ますが、

富士急線内では座席の指定が受けられない事になっています。

JR線内に乗り継いでいく場合はもちろん指定OKです。

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E353系の座席

 

大月~河口湖間は600円で、富士山ビュー特急・フジサン特急の指定席と同料金です。

 

富士回遊E353系ギャラリー

 

 富士山の麓に、JR東日本の最新鋭の特急車両E353系はよく似合います。

富士回遊号を撮した写真がいくつかあるのであげておきます。

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富士山駅にて。金富士車両と並ぶ。

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富士山駅を出発する富士回遊号。

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富士回遊号から見える富士山(寿~三つ峠間)

 

新宿からやってきた富士回遊号は、上り運用までの間、

ここ河口湖で休憩しています。

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E353系と、休業中の8000系

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E353系と、休業中の8000系

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富士山と、E353系

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かいじ号と併結され、12両で東京に向かう富士回遊号。

 

 

臨時の富士回遊91号・92号は、E257系500番台での運行

 

土休日を中心に運転される富士回遊91号・92号は、

房総地区で走っていたE257系500番台が転用されたもので、

E353系より長い5両編成で運転されています。

現在も中央線で臨時特急の運用についているE257系とは、

塗色が違うので中央線内ではレアな車両になります。

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E257系の富士回遊号。

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E257系富士回遊号の座席

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土休日にしか見られない列車という事で、

土休日に時間が取りづらい私にとって乗ってみたい列車でした。

 

富士回遊E257系ギャラリー

大月駅から乗車します。

先頭のLEDは「臨時」、側面のLEDは「特急」でした。

もうこの運用に入ってしばらく経つと思いますが、

行き先・列車名の追加はしないのでしょうか?

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大月駅に到着する富士回遊91号

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行き先表示は「特急」

房総用の車両と色は似ていますが、一部塗色が変更されている所もあるようです。

例えばこの赤いロゴ。元々は房総半島をモチーフにしたロゴが入っていました。

窓枠付近は黒の塗色も加えられていますね。

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赤い地にSERIES E257の文字が格好いい

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富士山とE257系

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意外とこの色合い、富士山と合うかも

 

富士山駅でもちょっとの停車時間の間に。

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富士山駅にて。

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運転台

 

河口湖駅は現在、列車のショールームになっている?!

河口湖駅では現在運休中の富士山ビュー特急などが停まっているため、

上り運用を待つJRの車両と並ぶ姿が見られました。

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E257系・8500系E353系が並ぶ

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ちょっと遠くから。

 

反対側にはフジサン特急がいたので、

この時間は、富士急線内を走る特急車両が

河口湖駅に集結していたという事になります。

地方私鉄とは思えない充実のラインナップですね!

 

フリーきっぷを買ってお得に列車に乗ろう!

 

富士急は普通列車もバラエティに富んだ車両が揃っているので、

フリーきっぷを買って何往復もしてしまいたくなります。

ちなみに現在販売している列車用のフリーきっぷは、

2350円で2日間利用可です。

通常時は特急の自由席も乗れるきっぷが2600円であります。

 


線内の特急が計4往復、直通の特急が3往復と

計7往復の特急が本来なら走っているはずの富士急線ですが、

コロナ禍の影響でフジサン特急・富士山ビュー特急が運休中で

少しさみしくなっています。

賑やかにたくさんのカラーの列車が走る富士急線復活のために

一日も早い収束を願いたいものです。

 

 

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コロナ禍を機に、4人掛けボックスシートを見直してみては?

こんにちは。

今回は、このコロナ禍の中列車に乗っていて、

ちょっと感じた事を記してみようかと思います。

 

それは、近郊型電車を中心に使用されている

ボックスシート」についてです。

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211系の4人掛けクロスシート

向かい合わせの4人掛けで、ロングシートに比べ長時間乗るのに向いています。

 

しかし、昨今のコロナ禍で、

この向かい合わせのシートはデメリットの部分が目立っているような気がします。

ここに4人座る事はあまりよろしくないですし、

普段から見ていると良くて対角に2人、大体は1人のみ座っている事が多く、着席効率の良いシートとは思えなかったのですが・・

 

 

 

なぜJR東日本は、転換クロスシートを採用しないのだろうか?

 

JRの中だと、JR東日本が今もこのボックスシートを採用している例が多いです。

上の211系のような古い形式の車両だけでなく、

新潟や仙台に走っている新しい車両にも採用されています。

 

対して、JR東海や西日本は、2人掛けの転換クロスシートを多く採用しています。

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JR西日本新快速の、転換クロスシート

新快速電車のような優等列車に限らず、

地域輸送を担う普通列車も転換クロスシートを採用しています。

岡山地区では主に国鉄型の113系が走っていますが、

元々セミクロスシートだったこの形式も転換クロスに改造しています。

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113系も転換クロスに改造。

これは両社の着席サービスに対する考え方の違いが表れています。

おそらくJR西日本は快適に座ってもらう事に重きを置いていて、

JR東日本は通勤通学時の乗降性・定員などを重視しているのでしょう。

 

確かに通勤時間帯に新快速に乗ると中には座席があってあまり人が入れないので、

ドア付近がとても混雑するというデメリットがあります。

でもそれが理由で全てロングシートにするならわかるのですが、

ボックスシートにするのなら、転換クロスシートでもいいのではないでしょうか?

 

中央線や信州地区を走る列車は長い距離を走る列車も多いので、

転換クロスシートだったら嬉しいですよね。

 

SR1系を転換クロスシート採用の契機にして欲しい。

 

そんな中、一つの新しい形を示してくれている車両があります。

しなの鉄道のSR1系です。

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しなの鉄道のSR1系(特快軽井沢リゾート号)

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大きな窓と3ドアがクロスシートとも合う。


この車両は新潟地区で使われるE129系と兄弟関係にある車両で、

西武40000系のようなデュアルシートになっています。

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有料列車使用時には、クロスシートになる

しなの鉄道の場合は、「軽井沢リゾート号」などの有料列車運用時のみ、

このようなクロスシートになるようですが、

このように同じ形式の車両でも線区によってシートの向き・配置を変えるなど、

利便性に応じて変化をもたすのもいいと思います。

 

 

コロナ以前から、空いていればいいけど、

そこそこ混んできたら知らない人と向かい合って膝を寄せ合って

座らなければいけないシートは個人的にあまりいいものでは無いと思っていました。

 

ソーシャルディスタンスが叫ばれるこの機会を、

4人掛けボックスシートを見直す契機に出来ないものだろうかと、

ふと思った次第です。

 

 

 

 

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