子供の頃の鉄道好きが復活した

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12/21デビューの横須賀線用・E235系をチラ見。

こんにちは。

横須賀線総武快速線用のE235系が、

12月21日にデビューする事が決まりました。

 

横須賀線・総武快速線の新型車両「E235系」 山手線との違い・車内は | 話題 | 鉄道新聞

 

私が好きなグリーン車も、E235系では初導入される事になります。

グリーン車の車内もこれまでのE231系E233系よりグレードアップされたようですね。

 

座席毎にコンセントが付き、Wi-Fiも使えるそうで、

シートもより乗り心地が良さそうな感じです。

 

しばらく総武快速線横須賀線には乗っていませんが、

この機会に乗ってみたいものです。

 

 

デビューはもうじきですが、

2度ほど電車に乗っていて、E235系を実際に見る機会がありました。

そのうちの1回はたまたま動画を回していたので、

記録に残っていました。

4両の付属編成のようです。

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デビュー前の、E235系

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踊り子号の車窓から。

山手線も同様、どうもこのフロントマスクはあまり好みでは無いですが、

帯の色は新しい事もあって映えますね。

 

3年ほどかけて現在のE217系を置き換えるようです。

グリーン車は特に楽しみですね。

これから製造される中央線のグリーン車の仕様はどうなるのでしょうか?

形式はE233系ですが、今回の仕様にするのでしょうかね?

それもまた興味がありますね。

 

 

 

 

デビュー前の列車といえば、以前ひのとりに乗っていた際にも、

見ることが出来ました。

それがこの車両です。

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ん?見慣れないのが停まっている?

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JR東海HC85系

JR東海のハイブリッド特急車両・HC85系の試験走行車のようです。

 

こちらは2年後を目処にデビューの予定だそうで、

こちらも楽しみですね。

 

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伊勢志摩ライナーのデラックス車両は、とってもお得で快適!

こんにちは。

 

前回、名古屋~伊勢を結ぶJR東海の快速みえ号を取り上げましたが、

今回はそのライバル・近鉄伊勢志摩ライナーを取り上げます。

 

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伊勢志摩ライナー

夏に青春18きっぷで伊勢に訪れた際に、

片道分は近鉄を利用していきました。

その際のレポートです。

 

 

 

近鉄は特急列車網が充実している!

名古屋からは、大阪&伊勢・鳥羽方面へ30分おきに発車

私は今回初めて近鉄の特急列車に乗る事になったのですが、

驚いたのがその充実度です。

近鉄名古屋駅で列車を待っている間も、

常に特急車両が停車・出入線をしていました。

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近鉄名古屋駅にて

私がホームに着いた時も、ホームの両側に特急が停車していました。

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ダブルデッカーの「ビスタカー」も停車中

何でも、大阪難波に向かう系統と、

伊勢・鳥羽に向かう系統がそれぞれ30分おきに運転されているという事で、

15分に1本の割合で特急が発車している事になります。

在来線の特急ではなかなかこれだけの頻度でというのは、

なかなか見られないのではないでしょうか?

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伊勢志摩ライナーとひのとりが並ぶ

※毎時0分:難波行き甲特急(停車駅が少ないタイプ)

毎時30分難波行き乙特急(停車駅が多いタイプ)

毎時10分・50分:伊勢・鳥羽方面特急

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名阪特急ひのとり

運転パターンはこのようにわかりやすくなっています。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

伊勢志摩ライナーの特別車両”デラックスカー”に乗ってみた。

そんな充実のダイヤを誇る近鉄特急、

今回は伊勢に向かうという事で、伊勢志摩ライナーをチョイスしました。

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伊勢志摩ライナー

伊勢・鳥羽へは観光特急・しまかぜが有名ですが、

この伊勢志摩ライナーは伊勢・鳥羽系統特急のエースというべき存在でしょう。

 

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伊勢志摩ライナーは6両編成で、

うち1両がデラックスカーという特別車両で、

もう1両が半個室のサロン席になっています。

 

今回はデラックスカーに乗車してきました。

 

伊勢志摩ライナーは、 +320円で”グリーン車”に乗れる!

デラックスカーは、JRの新幹線・特急列車で言うとグリーン車です。

JRでグリーン車に乗るというと、だいぶ奮発しなくてはならないイメージです。

例えば今回の名古屋から伊勢までの距離に当てはめると、

特急料金に+2800円必要になります。

 

しかし、何と伊勢志摩ライナーのデラックスカーは、

特急料金に320円をプラスするだけで乗れるのです!

320円ですよ!

 

そのデラックスカーの車内です。

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伊勢志摩ライナーのデラックスカー車内

1+2の列で並んだ大きなシートです。高級感もありますね。

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肘掛けも大きい。

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真珠の装飾も施されていて、高級感をUPさせています!

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これぞデラックスの象徴!

 

ちなみに普通車はこちらです。

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普通車の車内

たまに旅行で乗るというのであれば、

320円の差額であれば絶対に選択したいですよね!

デラックスカーは名阪特急の「アーバンライナー」にも連結されていて、

同じ料金体系で乗る事が出来ます。

 

コロナ禍でもあり、とても空いていて快適だった。

実際に乗ってみると、列車自体空いていましたが、

デラックスカーは私を含めて3人しかいませんでした。

非常に車内は静かで快適でした。

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シートの座り心地もよく、伊勢までの1時間20分は快適です。

 

名古屋駅で買ったお弁当もこの車内で食べるとさらにおいしく感じます。

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松浦の松阪牛焼肉弁当に、天むすをつけて。

 

 

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のどかな田園風景が拡がる沿線

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津駅。伊勢へのもう一つの足・JR東海快速みえ号の姿が見えた。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

先頭車のデッキは、運転席を通して前面展望も出来ます。

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デッキからの前面展望。

 

あっという間に伊勢市に到着です。

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伊勢市駅

ここから外宮には徒歩で行くことが出来ます。

 

さらに内宮に行くにはバスを利用します。

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宇治橋

 

列車でのアクセスが良く、近鉄特急の本数も多いので、

伊勢・志摩には列車で行くのがおすすめですね!

 

 

関東に住んでいる私からすると、近鉄はあまりなじみの無い私鉄ですが、

特急列車が充実している小田急東武よりさらに充実していて、

さらに車両もバラエティに富んでいる・

そしてすごく快適・豪華な車両がお得であると、

大変魅力的に映りました。

 

この時には観光特急・しまかぜと

どちらにしようか迷って伊勢志摩ライナーにしましたが、

しまかぜも機会があれば是非乗ってみたいと思います。

 

 

わざわざ名古屋に行って、「列車に乗る」事を旅の目的に出来る、

そんな特急列車達ではないかと思いました。

 

 

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お伊勢参りに便利!爆走ディーゼル急行!「快速みえ」

こんにちは。

新型コロナの感染拡大で、なかなか出かけにくい状況ではありますが、

 青春18きっぷの季節がやってきました。

そんな青春18きっぷで乗れるお得列車をご紹介します。

 

今回は、名古屋から伊勢・鳥羽を結ぶ「快速みえ号」です。

年末年始を控え、お伊勢参りにも重宝する列車です。

 

 

安さで勝負!特急並のスピードで伊勢へ運ぶ。

快速みえは、名古屋から伊勢市・鳥羽を結ぶJRの快速列車です。

名古屋から伊勢市を1時間40分ほどで結びます。

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快速みえ号(伊勢市駅にて)

ほぼ1時間に1本の間隔で運転され、

伊勢鳥羽への観光や四日市・津といった

三重県内の主要都市と名古屋を結ぶ役割を担っています。

 

停車駅は、特急南紀と一緒!

快速みえの停車駅は、途中まで並行して走る特急南紀と同じで、

途中桑名・四日市鈴鹿・津・松阪・多気伊勢市と停まります。

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津新町駅横を通過する快速みえ



 

所要時間も、特急南紀と変わりません。

役割的にはほぼ特急と変わらないでしょう。

 

座席は転換クロスシート。指定席もある。

スピードは特急並ですが、快速なのでシートはリクライニングしませんが

新快速のような転換クロスシートなので、問題は無いでしょう。

シートも新快速よりはよかったように記憶しています。

快速というよりは、「急行」という方がふさわしいかもしれません。

 

伊勢参りの観光客で土休日などは混雑するかもしれませんが、

指定席が1両設定されているので、

確実に座りたい場合は予約しておくといいでしょうね。

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快速みえの車内

 ディーゼル列車ながら、最高120km/hで爆走する。

快速みえに実際乗ってみてびっくりしたのが、そのスピードです。

単線で非電化の区間も多いですが、エンジン音を轟かせながら

最高120km/hを出して進んでいきます。

スピードも特急と同レベルです。

 

すごく「頑張っている」感のある列車です^^)

 

近鉄特急と比較しても+20分ほど。

三重・伊勢方面への足と言うと、近鉄特急が圧倒的シェアのようですが、

名古屋~伊勢市の所要時間は20分程度の差です。

 

観光特急しまかぜや伊勢志摩ライナーといった、看板列車が魅力の近鉄に対し、

ローカル感満載のディーゼルカーが勝負を挑んでいる様は微笑ましく感じます。

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長島~桑名間を走る快速みえ

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ライバル・近鉄伊勢志摩ライナー



快適さでは太刀打ち出来ませんが、運賃だけで乗れる安さで勝負ですね!

名古屋~伊勢市の運賃は2,040円、近鉄特急を使うと2,810円です。

交通費を安く抑えたいなら快速みえですね。

 

青春18きっぷ利用時の注意がある!

運賃だけで乗れる快速列車なので、

青春18きっぷでも快速みえには乗車する事が出来ます。

ただし、名古屋~津、その先伊勢市に向かう場合は別料金が必要です。

快速みえが途中、伊勢鉄道という第3セクター路線を通過するからです。

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車内で車掌さんから買った、伊勢鉄道の乗車券。

青春18きっぷで乗車時は、このようにきっぷを別途買えばOKです。

伊勢鉄道線内に入ると検札にやってくるのでその時に買えばいいですが、

あらかじめ駅で買っておく事も出来るようです。

(私は伊勢を出て最初に車掌さんが回ってきた時に声をかけて発券してもらいました)

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伊勢市駅

 

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今年の夏は、観光客が少なかった。

快速みえのおかげで初めて伊勢に行く事が出来ました。

 

ローカル色たっぷりの快速みえ、私は個人的に気に入ったので、

また乗りに行ってみたいと思います。

 

 

 

 

 乗り得列車はこちらも。

noritetsu46.hatenablog.com

 

 

 

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普通列車日本最速!130km/hで走る常磐線E531系

こんにちは。

前回に引き続いて、大回り乗車グリーン車に乗る旅です。

茅ヶ崎から快速アクティーに乗り、品川で下車です。

 

 

常磐線こだま号!上野~土浦1時間で結ぶ特別快速

次に乗り込むのは、青いラインの常磐線の電車。

 

土浦行きの特別快速です。

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休日お昼の品川駅に停まっている特別快速には、

ほとんどグリーン車にお客さんはまだ乗っていませんでした。

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グリーン車の1階は、E231系と同じく赤紫のシート

空いていたので、発車する前からお弁当を開けて食べる事にしました。

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八王子駅で買った、チキン弁当

八王子駅で買っておいたのですが、

品川駅のエキュートにはおいしそうなお弁当がたくさん・・

失敗した~と思いましたが、これはこれでおいしかったです。

 

(品川駅のエキュートでは、この後乗り放題パスの旅の時にお弁当を買いました。)

noritetsu46.hatenablog.com

 

上野~土浦1時間。つくばエクスプレスに対抗して誕生した、特別快速

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品川を出発。同じ常磐線のときわ号も品川に。

今回乗車した特別快速は、2005年に誕生した比較的新しい種別です。

日中の時間に1時間に1本、品川~土浦間で運転されています。

この頃開通したつくばエクスプレス線が秋葉原~つくばを45分、

最高速度130km/hで運転するのに対抗したものだと思われます。

 

常磐線の快速の停車駅に対し、三河島・南千住・我孫子・天王台をさらに通過します。

かつてはターミナル駅の北千住も通過していました。

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上野駅グリーンアテンダントさんが乗務を待っていた。

快速と普通が混在したややこしい歴史

常磐線快速には、取手までの運用のE231系と、

取手以北まで行く交直両用のE531系があり、

グリーン車がついているのは後者のみです。

今でこそ品川~取手間はどちらも「快速」と表示されますが、

かつては取手までの電車が「快速」、取手以北への列車が「普通」と表示され、

しかも2004年に停車駅が統一されるまでは、

「快速」より「普通」の方が停車駅が少ないというややこしい事になっていました。

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取手までの快速に使用されるE231系

常磐線は上野~北千住までは快速線のみで、

北千住から(正式には綾瀬から)各駅停車が加わり、取手まで複々線です。

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常磐線各駅停車と併走(東京メトロ車)

取手を過ぎると、時速130kmで走る区間が!

複々線区間も110km/hほどで飛ばしていましたが、

取手を過ぎ、藤代付近では特急列車も顔負けの時速130km/hに迫る速度で走ります。

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時速130km制限は、特急と同じ。

最高速度は同区間を走る特急「ひたち」「ときわ」と同じです。

これは特別快速に限らず、他の普通列車も同じです。

出すスピードは同じという事で、常磐線での位置づけは

東海道新幹線の「こだま」のようです!

 

 

上野から1時間で終点の土浦に到着です。

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ここから友部まで行くので、さらに次の列車を待ちます。

そう、ここで降りる時にも、Suicaのタッチは忘れないように♪

 

上野駅を特快の3分後に出た普通勝田行きが、16分後に到着。

次に来たのは、普通勝田行き。

乗ってきた特別快速の3分後に上野を出た列車です。

到着して16分後の到着なので、特快はそれなりに速いのだなという事ですね。

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今回は特快に乗るためにこうしましたが、

快速アクティーを上野まで乗れば、この列車に始発から乗れます。

 

 

グリーン車は見る限り誰も他にいませんでした。

なので、今度は平屋の部分にしました。

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グリーン車の平屋部分。

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2階建て部分には無い、荷棚があります。

天井は高いのですが、空間自体が座席2~3列分しかなく狭いので、

そこは好みが分かれるところですね。

 

土浦で乗ってから降りるまで、アテンダントさんが来ませんでしたが、

この区間は前乗った時も来ませんでした。

乗っていないのでしょうかね?

 

 

普通列車は途中高浜駅で特急の待避をする事が多いです。

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そんな風に楽しみながら、友部駅に到着です。

 

茅ヶ崎を10:54に出発し、友部に着いたのが14:10という事で

3時間30分・試乗最長のグリーン車乗車になりました。

乗車時間は長いですが、ゆったりとしたリクライニングシートなので

とても快適に普通列車に揺られる事が出来ます。

 

旅の本題・大回り乗車は?

今回のグリーン車乗車は、大回り乗車の一部経路になるので

ここから水戸線で小山に行き、

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水戸線E531系の車内

小山からは宇都宮線で大宮へ向かい、

大宮からは川越線八高線で拝島まで行き、

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八高・川越線209系。武蔵高萩駅にて。

これで八王子~拝島間の大回り乗車が完了です。

運賃は210円でグリーン料金も800円と、

1000円ほどでたっぷり1日列車に乗り尽くせます。

今回は小山から大宮に戻りましたが、

両毛線八高線を経由すればさらに大回りも可能ですね。

 

前回でも言ったとおり、グリーン車だけでなく特急も乗れるので、

電車好きな子供さんと一緒に行けば喜ぶのではないでしょうか?

 

という訳で今回は、大回り乗車の旅をお送りしました。

 

 

130km/hでの走行の様子を動画でもどうぞ。

 

こちらの旅行とは別の機会に、常磐線特別快速に乗りながら、

130km/h走行の様子を歩いて観に行ったりもした様子の動画もありますので、

こちらもよかったらご覧ください。

 

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 前編はこちら

noritetsu46.hatenablog.com

 

 

 

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奥多摩の鉄道遺構①かつて奥多摩湖を渡っていたロープウェイがあった!

こんにちは。

 

車のタイヤを新しくし、その性能を確かめに奥多摩に行ってきました。

今回お送りするのは、その際に見てきた、

奥多摩に今も残る廃線跡を見てきたというお話です。

 

40年以上前に休止になったロープウェイの跡が今もはっきりと。

今回見てきたのは、奥多摩湖の湖上を渡るように結んでいた、

川野ロープウェイの廃線跡です。

 

川野ロープウェイは、1962年から1975年まで、

川野駅と三頭山口駅を結んでいたロープウェイだそうです。

私が物心ついていた時には既に無かった事になります。

 

その片方の駅・三頭山口駅の遺構を見てきました。

 

駅はおろか、ロープウェイの車両もそのまま!

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奥多摩周遊道路の川野駐車場から上を見ると、駅が見える

場所は、国道139号線から奥多摩周遊道路に入ってすぐのところ、

川野駐車場のすぐ上に見えます。

 

車両がそのまま放置されています。

 

 

道路脇には駅の跡の方に登る階段があり、近づく事が出来ました。

 

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ドアが開いたままの車両。駅名の看板も奥に見える。

一応このロープウェイは廃止ではなく、休止中扱いという事ですが、

とりあえず何も片付けずにそのまま降りてきた感もありますね。

おそらく利用者の低迷で休止という事になったのでしょうが・・。

 

駅だけでなく、ロープも張ったままになっている。

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ロープも湖を渡るように張られたままに。

駅からは、ロープが湖の反対側の川野駅に向かって張られています。

40年以上も使われていないながらそのままというのもすごいですね。

 

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川野駐車場付近。橋脚とロープが今も残っている。

ドライブでこの辺りを通ることは昔からありましたが、

今まで気づかずにいました。

こんなに奥地になぜロープウェイをつくったのだろう?と、

疑問に思うようなところにありますが、

現に出来て4年ほどしかきちんと動いていなかったようです。

 

 

奥多摩も、箱根のような観光地を目指していたのでしょうかね?

 

首都圏のグリーン車をお得に楽しむ旅①快速アクティー

こんにちは。

今回は、首都圏で出来る「大回り乗車」をしながら、

グリーン車での旅をしてきたのでご紹介します。

 

 

140円で、一日中電車に乗れる?!

今回の旅の出発地は、八王子です。

そして終着地は拝島になります。

運賃は210円(現金の場合)、時間にすれば10分ちょっとです。

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八王子~拝島は、八高線で10分あまりだが・・

しかし、今回は八高線に乗らずに、横浜線に乗ります。

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目的地は拝島だけど、横浜線で南へ向かう

Suicaエリア内は、目的地までの経路が自由なのです。

首都圏のSuicaエリアにおいては、

発駅と着駅の経路は問わず、両駅の最短距離で運賃を計算するという特例があります。

 

例えば、新宿から山手線で代々木まで行く時、

普通は内回りの電車に乗って一駅で140円です。

しかしこれを間違って外回りに乗って

ぐるっと上野や東京を通って代々木に着いても、運賃は140円というものです。

 

同じ所を2回通らなければ、どんな経路を使ってもいいわけです。

この経路を上手く一筆書きに工夫すれば、

より大回りで電車に乗ってもOKという訳です。

その範囲は広いので、140円で関東をまわる事も可能です。

 

途中下車は出来ませんが、今は駅ナカに食事が出来るところも多いので、

駅を降りなくてもそんなに困る事もありません。

 

今回の私は、八王子→茅ヶ崎→品川→友部→小山→大宮→高麗川→拝島というルートで大回りをしてきました。

 

休日は、どんなに長くグリーン車に乗っても、800円!

さらに、この旅の茅ヶ崎~友部間で私は普通列車グリーン車を利用しました。

もちろんこれも認められていて、特急料金を払えば特急にも乗車出来ます。

 

グリーン車は休日、50㎞以上800円(事前料金)で乗れます。

距離が長くなっても、値段は変わりませんので、長く乗れば乗る程お得と言えます。

茅ヶ崎~友部は160kmほどありますので、ずいぶんお得感があります。

 

グリーン車の乗り方①出来るだけ乗る前に買っておこう!

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グリーン車に乗る時は、乗る前に買っておこう!

グリーン車に乗る前には、事前に駅のホームなどで買っておきましょう。

乗ってから車内で買う事も出来ますが、2割ほど割高になります。

 

グリーン車の乗り方②「列車」で無く、「区間」で乗る

私は今回茅ヶ崎から友部までの区間でグリーン券を買いました。

宇都宮から小田原とか、高崎から熱海など、

距離が長くても同じ列車に乗り続けられればもちろん1枚の券でOKですが、

乗り続けられない場合でもいいのですね。

 

茅ヶ崎東海道線で友部は常磐線なので、直通する列車はありませんが、

1枚の券で乗り継ぎをする事が出来ます。

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降りる時にSuicaをタッチして降りて、

次に乗った電車の車内でもう一度タッチをすればOKです。

 

特急を乗り継ぐ場合はそういう訳にはいきませんが、

グリーン車ではそれが出来るので、長距離移動の際はとてもお得なのです。

 

東海道線快速アクティーに乗る

では、茅ヶ崎から東海道線に乗ります。

乗るのは1時間に1本走っている、「快速アクティー」です。

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E231系 快速アクティーが到着

”4駅しか通過しない快速”と言われるが・・東海道線は”普通”も”快速”

快速アクティー東海道線内で通過駅があり、

辻堂・大磯・二宮・鴨宮の4駅を通過します。

その為、熱海などに向かう観光客にも人気が高いようで、

グリーン車も他の普通列車に比べ乗車率が高いように感じます。

同じように通過駅のある種別として、

湘南新宿ラインに直通する「特別快速」もあります。

 

 

 

しかし、所要時間がそれほど普通と変わらないため、

名ばかりの快速と言われる事もあるようです。

 

しかし、それは東海道線そのものが速いからでしょう。

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東海道線の停車駅。この駅以外は通過。

東海道線の路線図を見ると、60kmほど離れた東京駅まで8駅しかありません!

この間には横須賀線の保土ケ谷や京浜東北線大井町・蒲田など

多くの駅があり、東海道線はそれらの駅を全て通過しています。

横浜~大船間は横須賀線が、横浜~大宮間は京浜東北線がいわば各駅停車の役割で、

東海道線は快速の役割となっている訳です。

 

中央線なら、全列車特快のような状態ですよね。

中央線ユーザーからすると、うらやましい限りです。

 

 快速アクティーグリーン車に乗ってみた(茅ヶ崎~品川)

快速アクティーは、他の普通列車と同じ車両です。

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2階建て車両なので、階段がある

 

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グリーン車のシート(2階)

グリーン車はこのように座席がリクライニングするタイプで

テーブルもついているので中でお弁当を拡げる事も出来ます。

 

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大船駅のやまゆり牛しぐれ煮弁当(この時食べたものではありません)

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快速アクティー辻堂駅を通過

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大船駅付近で、横須賀線グリーン車としばらく併走

茅ヶ崎から50分ほどで、品川に到着します。

グリーン車に乗っていると、50分はあっという間です。

快速アクティーはここから東京・上野へと進みますが、品川で下車します。

(ここで降りる時に、Suicaのタッチを忘れないように)

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品川駅に到着。

 

ここで品川始発の常磐線に乗換えます。

 

次に乗るのは、常磐線の特別快速です。

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特別快速土浦行き

 

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中央線&青梅線のグリーン車導入への、期待と不安②

こんにちは。

首都圏のJR線で走っている普通列車グリーン車のサービスが、

2023年度末に中央線快速電車でも始まります。

まだ開始までは3年あまりありますが、

「混む」「遅い」「遅延する」とあまりいいイメージを持っていない

中央線がどう変わるのか、今から楽しみではあります。

 

 

中央線・青梅線グリーン車が入ると、こんなメリットが!

東海道線横須賀線など、他の放射路線にはあるグリーン車が、

中央線快速にも導入されると、利便性が増すと思われます。

①両数が増えて、混雑率が多少減少する?

2000年代になってからグリーン車が連結された高崎線宇都宮線は、

元々15両編成での運用でそこから普通車を2両グリーン車に置き換えたので、

もしかするとそれによって混雑率が悪化したかもしれません。

しかし今回中央線の場合は現在の10両編成に

2両加える形でグリーン車を導入するので、

その増えた分少し混雑率が緩和するかもしれないという事です。

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青梅駅のホーム新設工事

 

②混雑して遅い中央線に、着席機会が増加する。

中央線というと、快速という名ばかりに平日は中野以西各駅停車になり、

そのあおりを食って特別快速や特急までが三鷹~中野間で

ノロノロ運転を余儀なくされる路線でもあります。

しかも他の東海道線高崎線に対し10両と編成も短いので、

電車が常に混雑している印象があります。

しかも中央線快速は都心から立川以西や青梅線沿線まで乗り続ける利用者も多いので、

長い時間立ち続けたまま乗っていく事もよくあるのです。

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立川駅

そんな乗っていて時に苦痛にも感じる中央線にグリーン車があれば、

そこをゆったりと座って移動出来るという訳です。

これなら特に遅い名ばかりの「快速」に乗っても、

一杯飲みながらゆっくり家路につくのも悪くないと思えますね。

 

特に特急がほとんど走っていない、

青梅線沿線の利用者は重宝するのではないでしょうか?

 

③東京駅からの新幹線利用に便利になる!

中央線快速にグリーン車が導入されると、

新幹線を利用する際にはとても便利になると思います。

新幹線を使う時は、荷物が多い事も多いので、

グリーン車だと快適ですよね。

現在も朝上りや夕下りに東京発着の特急もありますが、

本数が増えればさらに利便性は増すでしょう!

 

でも、不安要素も多い。デメリットは?

便利だと感じる面も多い中央線のグリーン車導入ですが、

これは大丈夫なんだろうか?という不安要素も多い気がします。

 

それは、遅延対策です。

 

過密ダイヤの中央線で、グリーン車がさらなる遅延の原因にならないか?

中央線快速はラッシュ時には2分おきにダイヤが組まれるなど、

屈指の過密ダイヤで運行されている路線で、

これまでもたびたび混雑の影響で列車の遅延が発生しています。

 

グリーン車を連結することで遅延発生のさらなる悪化が起こりうります。

 

グリーン車はドアが二つしかない。乗り降りに時間がかかりやすい。

普通車は4つドアですがグリーン車は2つドアで、

しかも1,2階に分かれているため大きな駅で乗降客が多いと

乗り降りに時間がかかってしまいます。

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夕刻には、混雑による遅延も多く発生する

その上で、停車する駅も多いですからね・・

 

また、グリーン車の乗車位置の前で待っていた普通車の乗客が

普通車の車両に移動をするという事態も特に導入直後に起こりうります。

 

乗り降り対策として、ドア開口部の幅を従来より広くするようですが、

その効果がどれだけあるのでしょうか、やってみないとわかりません。

 

東京駅の折り返しはどうするのだろう?

中央線の折り返し駅・東京駅はホーム1面に2線です。

列車の数を考えると明らかに少なく、

今でも電車がひっきりなしに出たり入ったりですが、

ここにグリーン車が来るとどうなるんでしょうね?

通常は折り返し時に清掃などが入るのでしょうが、

これは下りの終着に限定して省略でしょうか。

でもシートの向きを変える訳ですから、その時間は必要ですね。

本当に時間ギリギリのところでやると、ちょっとした事で電車が遅れます。

 

遅くて遅れる中央線が、さらに遅れる中央線になってしまうのでしょうか?

 そんな不安も他の線区の時と比べると、多いですね。

 

妄想は膨らむ。成田空港や羽田空港直通は?

そんな中で、ダイヤ上の制約などは抜きにして、

グリーン車路線網の拡充を機にさらに発展させられないだろうかというのを

勝手に考えてみました。

 

まずは「総武新宿ライン」です。

中央線から総武快速線に乗り入れて、

中央線沿線ー新宿ー総武線沿線ー成田空港というネットワークを加え、

 総武線沿線から新宿や中央線から成田方面の移動の利便性を上げます。

これの問題は、総武線お茶の水錦糸町の容量の問題があるので、

本数は多く出来ないでしょうが、あると便利でしょうね。

 

 

もう一つは、羽田空港直通です。

これは計画されている羽田直通線の大崎ルートが出来てからの話になりますが、

直通もあれば便利ですね。

ただこれは新宿で湘南新宿ラインに乗り継げばいいのですし、

ダイヤが乱れやすくなりますから、

設定されることは無いかな・・

 

 

 という訳で、いろいろ勝手に考えてみました。

 こちらは前編です。

noritetsu46.hatenablog.com

 

 

 

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