子供の頃の鉄道好きが復活した

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【ダイヤ改正】特急富士回遊号が1日4往復&臨時1往復体制に!絶好調の富士急行線

こんにちは。

今回もダイヤ改正に関連する話題をお送りします。

 

 

今回のダイヤ改正、首都圏のJR中央線も大きく変わった個所があります。

今回は東京~高尾間というよりは、

高尾以西の中央東線区間で大きな変化がありました。

 

大月まで直通する快速電車が日中5本増える事については以前の記事で触れました。

noritetsu46.hatenablog.com

 

今回は、富士回遊号の増発についてです。

 

インバウンド需要回復で絶好調!富士急行線

 

コロナ禍も落ち着き、富士山方面には外国人観光客がすっかり戻ってきました。

新宿と河口湖を結ぶ特急富士回遊号は相変わらずの満席続きで、

3両編成という短編成もあり、明らかに供給不足の状態が続いています。

大月駅を出る、特急富士回遊号

定期列車は現在1日3往復ですが、今度の改正でさらに1往復増発されます。

定期列車は1日4往復体制になり、他にも臨時列車が1往復走ります。

三つ峠~寿

3月16日からの、特急富士回遊号の時刻です。

 

新宿~河口湖直通「富士回遊号」時刻表

 

下り

  • 3号 新宿7:30→河口湖9:28(千葉6:38発)
  • 7号 新宿8:30→河口湖10:27
  • 81号  新宿9:02→河口湖11:13(土休日臨時列車)
  • 11号  新宿9:30→河口湖11:30
  • 15号  新宿10:30→河口湖12:22
  • 93号  新宿11:34→河口湖13:47(平日臨時列車)

上り

  • 32号  河口湖14:10→新宿16:07
  • 36号  河口湖14:55→新宿16:57
  • 94号  河口湖15:39→新宿17:44(平日臨時列車)
  • 78号  河口湖16:22→新宿18:27(土休日臨時列車)
  • 44号  河口湖16:42→新宿18:45
  • 48号  河口湖17:33→新宿19:31

 

大月までの中央線区間は、あずさ・かいじと併結されている富士回遊号ですが、

平日に運転されている富士回遊93号・94号のみ、

E257系5両編成による単独編成です。

浅川を渡る、E257系の富士回遊号

 

臨時も含めて1日5往復、都心から特急が乗り入れてきて、

もはや中央線の支線のようになっている富士急行線ですが、

富士急行線には元々自前の特急列車も走っています。

8500系富士山ビュー特急

8000系フジサン特急


こちらも大月~河口湖の線内を結んで走っています。

この両特急は、富士回遊号の走らない時間帯に今回の改正でさらにシフトし、

それにより、より多くの時間帯で特急列車を利用しやすくなっています。

これまで通り、大月では中央線の特急に接続しているので、

都心との移動にもやはり便利です。

しかも、3月の改正からは、前述の東京始発の快速電車とも接続がいい列車が!

来年にはグリーン車もつくので、

そうなれば特快&富士急特急の組み合わせでもいけそうです!

JRも富士山への需要は重視しているようです。

 

富士急特急・中央線特急接続時刻表

 

下り(土休日ダイヤ)

  • 特か 新宿11:30→大月12:28 フ特急1号12:43→河口湖13:44(土休日運転)
  • 特か 新宿12:30→大月13:27 富V特急11号13:44→河口湖14:38
  • 特か 新宿14:30→大月15:28 フ特急3号15:50→河口湖16:57
  • 特か 新宿16:30→大月17:30 富V特急13号17:45→河口湖18:47

※特か=特急かいじ フ特急=フジサン特急 富V特急=富士山ビュー特急

 

上り(土休日ダイヤ)

  • フ特急2号 河口湖11:00→大月11:49 特か12:06→新宿13:06
  • 富V特急12号 河口湖12:07→大月12:54 特か13:09→新宿14:05
  • フ特急4号 河口湖14:26→大月15:16 中特15:27→新宿16:49(東京17:02)
  • 富V特急14号 河口湖15:37→大月16:26 特か16:47→新宿17:52

※中特=中央特快

 

平日ダイヤ(大月・河口湖時刻)

下り

富士山ビュー特急11号 大月13:45→河口湖14:38

フジサン特急3号 大月16:52→河口湖17:48

富士山ビュー特急13号 大月17:37→河口湖18:35

上り

フジサン特急2号 河口湖11:00→大月11:51

富士山ビュー特急12号 河口湖12:07→大月12:54

富士山ビュー特急14号 河口湖16:10→17:05(大月で中央特快東京行きに連絡)

 

 

2019年に富士急線に富士回遊号が乗り入れるようになって5年。

今は普通列車も含め常に観光客で富士急行線が混雑しています。

特急列車も1日8~9往復が走る、今や地方私鉄の勝ち組になった感があります。

205系6000系金富士電車

もはやハード面で限界が近くなってきている感じもしなくもないですが、

今後も中央線とのタッグで、どう展開していくのか楽しみな路線です。

 

 

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【変わる房総特急】特急列車の変化と新型車両の補充に問題あり?

こんにちは。

珍しく2日連続での投稿です。

今回は、今度のダイヤ改正で大きく変わる、

千葉・房総地区を走る特急列車の話題です。

 

房総特急もついに全車指定席化に!

 

今度の改正での、千葉・房総地区の特急の最も大きな変化と言えば、

普通車の全席指定席化です。

中央線や常磐線など、他線区の特急では既に定着している、

指定席化がついに房総特急でも実施されます。

私はこれに関しては賛成派で、

結果指定席が値下げになるので、

中央線でも以前より特急列車をよく使うようになったというのがあります。

 

 

中央線などで設定されている指定席料金は以下のようになっています。

 

50キロまで・760円 100キロまで1020円(きっぷ購入)

チケットレスだとここから100円引きになります。

従来の自由席は、50キロまで520円なので短距離だと値上げですが、

100キロまでは950円なので、チケットレスなら値下げになります。

 

指定席は予約さえしてしまえば、着席が保証されるという安心感があります。

 

房総特急は、銚子や安房鴨川まで行っても120㎞くらいで、

新制度でのチケットレスサービスだと指定席でも1480円ですので、

これまでより使いやすくなるというのはあるでしょう。

 

成田エクスプレスも京浜・京葉の移動に使いやすい料金体系になります!

 

そしてもう一つ。

成田エクスプレスでもこの料金体系が一部適用されます。

成田エクスプレスを、空港アクセス以外の目的で利用する場合に、

やはり中央線などと同じ指定席料金を適用します。

例えば新宿~千葉とか、横浜~千葉のように、

乗車区間に成田空港が入っていない場合は他の特急と同じという事です。

成田空港まで使う場合は、これまでのA特急料金が適用されます。

千葉に多くの成田エクスプレスが停車するようになった際に、

京浜・京葉間の移動に使ってもらうようにするには

料金を検討する余地があるよねと記事を書いたのですが、

ここでそのようになってきました。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

今後は総武快速線横須賀線を快適かつ速く移動する手段として、

さらに成田エクスプレスが使いやすくなりそうです。

 

3月のダイヤ改正で退く、255系電車。

 

今度は、房総特急の車両についてです。

3月の改正から、東京と銚子を結ぶ特急しおさいの車両が、

これまでの255系から、E259系へと変わります。

銚子駅に停車する255系しおさい

1993年に登場以来、房総特急のフラッグシップとして活躍してきましたが、

登場から30年と老朽化が進み、今度の改正で定期運用から退くと発表がありました。

海浜幕張駅に到着する255系わかしお

255系わかしお号や新宿さざなみ号でも現在も運用があり、

それらからも撤退するとなっています。

先日サンキューちばフリー乗車券で出かけた際にも、

双方の列車に乗車する事になりましたが、

古さは感じるものの、直して使えないのかなとも思いました。

 

 

新宿さざなみ号で南房総への旅をした動画です。

youtu.be

 

255系の車内

 

 

255系は現在、5編成が在籍しているようですが、

これが定期運用から退くとなると、その分他の車両で補う事になります。

しおさい号は成田エクスプレス用のE259系を使用する事になりましたが、

しおさい号に使用される予定のE259系
NEXのステッカーは剝がされる

わかしお号や新宿さざなみ号は、

これまでも併用されているE257系500番台が充てられます。

ただでさえ、東海道線や波動用に流用されて数が少なくなった中で、

さらに引退の車両の代わりもするというと、もうカツカツなのは明らかです。

そこで、これまで一部5+5の10両編成で運用していたものを、

全て5両編成で統一するという事になりました。

外房線を走る、E257系10両のわかしお

房総特急の利用状況をみると、5両あれば充分とも言えますが、

さざなみ号やわかしお号は、朝夕の通勤時間帯には利用者が多く、

京葉線の快速廃止問題も絡んで、

5両で果たして間に合うのか?という疑念も出てきたようで・・

そこで改正発表後に、一部255系9両やE257系10両で運転を行うような事も

言ったりしているようです。

どうもJR東日本千葉支社のお粗末ぶりが目立っている、

今回のダイヤ改正と言えます。

鉄道会社は利用者あっての事業のはずですが、

JR東日本全体的にどうもその視点が抜け落ち、

会社の都合・利益ばかりが先に立った施策という印象です。

 

 

という感じで、今回は変わる房総特急という事でお送りしました。

昨年は651系、そして今年は255系と相次いで特急車両が運用から撤退します。

無くなってばかりなので、新しいのも補充出来ないものなのでしょうか?

 

 

 

 

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3月16日ダイヤ改正で消える、首都圏の普通列車

こんにちは。

今回は、ダイヤ改正に関する話題です。

 

 

先週、ダイヤ改正の詳細ダイヤが記された時刻表が発売され、

どのような変更があるのか気になっていたところも

具体的に明らかになってきました。

今回はそこで明らかになった、

首都圏の「無くなる」普通列車について取り上げてみましょう。

 

高崎線宇都宮線の名称付き快速が各下り4本のみに。

 

まずは、高崎線宇都宮線を走る快速「アーバン」と「ラビット」です。

上野駅に停車する、快速アーバンとラビット

こちらは既に夕方の便が大幅に縮小されるという事が発表されていましたが、

実際に時刻表を確認してみると、アーバン・ラビット共に、

朝の上野東京ライン直通の下り2本と、夕方の上野始発の下り2本を残して、

夕方の遅い時間の下りと、上りの全列車が廃止となります。

 

まあ近いうちにこうなるだろうとは思ってはいましたが、

やはり寂しいと感じます。

夕方2本残った便も、次の改正でどうなるのか?

快速を減らす事に躍起になっているJR東日本の事ですから、

風前の灯と言えるかもしれません。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

せめて湘南新宿ラインの快速くらいはキープであって欲しいものです。

 

首都圏最長普通列車の運転区間が短縮!

 

続いては、中央東線の高尾~長野を直通する普通列車です。

2017年に誕生した、東京の高尾駅長野駅245.0㎞を結ぶ直通列車が、

今回の改正で、大月始発になります。

首都圏を走る普通列車の中でも、最も長い距離を走る普通列車でしたが、

210.3㎞と少し距離が短くなります。

相模湖駅を出発する長野行きは、もうすぐ見納め。

大月始発にはなったものの、この列車には東京を13時過ぎに出る、

中央特快大月行きが大月で接続してくれるようになります。

これからは、この列車が大月で接続してくれる!
グリーン車が連結されれば、大月まで快適!

中央線快速電車が大月まで直通する列車がこの改正で増発され、

昼間も毎時1本の割合で大月までやってくるようになります。

それに合わせての始発駅変更だと思います。

乗り換える駅が高尾から大月に変わるだけで、回数は変わらないです。

むしろ、もう少しすれば中央線快速にはグリーン車が連結されますから、

例えば青春18きっぷで長野までこの長野行きを使って行く時、

今後は大月まで快適なグリーン車に乗っていく事も出来そうです。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

この行程で今から旅をしてみたいなと思えますね。

 

東海道線最高の乗り得乗り継ぎがついに終了・・・

 

続いては、東海道線沼津直通グリーン車と、

静岡のホームライナー乗り継ぎです。

沼津駅に到着するE231系。下りの直通列車は遅い時間のみになる。

以前に当ブログでもご紹介した事がある、東海道線の快適普通列車の旅として、

東海道線を沼津まで直通する列車のグリーン車と、

沼津から浜松まで130㎞を特急型車両で走る「ホームライナー浜松3号」との

乗り継ぎ乗車が、この改正から叶わなくなります。

373系電車を使用した「ホームライナー浜松3号」
沼津までグリーン車で来て、沼津から浜松までこの列車に乗るのが、
青春18きっぷの旅での贅沢だったが、この乗り継ぎは改正を持って終了・・

というのは、ホームライナー浜松3号に連絡する、

沼津17:41着の列車が、国府津始発のグリーン車無し車に変更になるためです。

 

それだけではなく、18時の静岡発上り「ホームライナー沼津4号」から

沼津で乗り継げる19:03発の上野東京ライン直通も熱海行きに変わります。

 

そんな感じで沼津まで直通するグリーン車が減り、

朝の上りと夜の時間で6本ずつになります。

夕方の早い時間の下りと夕方の上りの直通が無くなるようです。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

この乗り継ぎは、青春18きっぷのシーズンには人気になる列車でした。

2年前にホームライナー浜松3号が平日のみの運転になった事で、

利用機会が減ってしまいましたが、今回の改正で完全終了です。

 

静岡地区の”セントラルライナー”の運用はシャッフル。

 

静岡地区の話題だと、豊橋~熱海を走る朝のロングラン列車も

時刻表から消えていました。

この列車はクロスシート313系8000番台で運用されていた

乗り得列車でもあったのでこれも寂しいニュースでしたが、

今回の改正では、静岡地区は大幅な運用変更があるようで、

熱海~浜松を直通する列車と、興津~島田の区間運転の列車が

それぞれ走るという体系になっています。

改正から少し遅れて、315系の投入が始まるという事で、

315系がどちらの運用中心に入るのかという事も興味深いですが、

短距離区間の方でしょうかね?

豪華仕様の313系8000・8500番台。改正後はどの列車に充当されるのだろうか?

このように運用変更があると、運用車両もシャッフルになると思いますが、

313系8000番台が今度はどの運用に入るのかというのも、

とても楽しみになってきます。

熱海~浜松の列車中心にきっと入ってくれるでしょうから、

静岡の普通列車旅がまたちがった局面を迎える事になりそうです。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

 

という事で、今回のダイヤ改正

減便・運転区間の変更があった列車を挙げてみました。

今回は挙げませんでしたが、

京葉線の快速なんかも無くなるでだいぶ話題になりました。

 

青春18きっぷのシーズンにちょうど突入しているので、

最後に乗ってみるもよし、改正後に新しいダイヤで乗ってみるもよしです。

個人的には、静岡の”セントラルライナー”がどこにはまるのか、楽しみです。

 

 

 

 

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片道大回り切符の旅③車窓が美しいが赤字・・大糸線の今後を考察する。

こんにちは。

 

八王子~拝島片道大回り切符の旅・3回目です。

前回は大糸線南小谷までやってきました。

私はここから先(白馬から先)には鉄道では初めて向かいます。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

姫川の渓流をディーゼルカーが行く、大糸北線

 

大糸線の北区間は、JR西日本の管轄に変わり、全線が非電化になります。

ここまでも電化区間でありながらディーゼルカーの、

リゾートビューふるさとに乗ってきましたが、

ここからは正真正銘の非電化区間でのディーゼルカーです。

 

大糸線を走るディーゼルカーは、

キハ120形というJR西日本のローカル線で活躍する車両です。

キハ120形(左)とHV-E300系(右)

1両または2両で運転されて、全てワンマン運転です。

 

 

実際に乗車してみると、姫川の渓流に沿って走る、

非常に風光明媚な路線でした。

この日は雪が舞い、お天気が良くなかったものの一面の雪景色を楽しめました。

グリーンシーズンには緑がとてもきれいだろうなと想像できる車窓です。

 

白馬から北は、この姫川が旅のお供。

川と共に山あいを縫って、日本海へと進んでいく。

姫川を何度も渡って進んでいく。

根知駅にて。唯一の上下列車交換。

 

JR西日本屈指の赤字区間・・・今後の在り方はどうなる?

 

1時間ほどの旅は、ガラガラの車内を好き勝手に堪能出来て楽しかったですが、

道中車窓から観る景色に、「そりゃあお客さんいない訳だよな・・」と

納得してしまいました。

 

糸魚川までの区間、ほとんど車窓から見えるのは山と川、

駅も何個かありましたが、駅のそばにすらあまり家も無く、

列車を使いそうな人がまず住んでいないじゃないかと。

 

 

去年か一昨年だったか、JR西日本が赤字路線の収支状況を公開しました。

 

各線の利用状況を公開したプレスリリース資料。

2022年の1日の平均通過人員はわずか108人で、

営業係数は3,835円とJR西日本管内でもワースト3位の赤字区間です。

 

今後の在り方を検討しましょうという事で、この数値を公表したと思われますが、

もはや沿線に家が無いような状況では、地域輸送を強化しようもありません。

JRとしては、本音はもう経営から手を引きたいのかもしれませんが、

この先、大糸線はどうやって存続の道を歩んでいくのでしょう?

 

大糸線存続の道は、観光路線への大幅シフト!

 

大糸線の北区間は、JR西日本の管内では糸魚川で新幹線と接続していますが、

在来線としては離れ小島のようになっています。

ならばいっその事、糸魚川で接続している「えちごトキめき鉄道」に移管して、

地元の第三セクターで一緒に運営していく事を考えていくのがいいのではないでしょうか?

支所も金沢と遠いJRより、その方がより手を入れやすくなります。

 

幸いにも、えちごトキめき鉄道の鳥塚社長が、

もし大糸線が移管されてきた時の再建プランを考えておられるようです。

jbpress.ismedia.jp

上の記事の中で、大糸線は新幹線と接続し、白馬にも行ける路線で

とても魅力があるので廃止はすべきでないと述べています。

 

私も乗車してみて、家は全然無いけれど景色は間違いなくいい路線なので、

観光路線としての価値は絶対あるなと感じました。

しかし現状は、地域輸送用のディーゼルカーが1日7往復走っているだけで、

これでは私のような物好きの鉄オタしか乗ってくれません。

 

どちらかが行き止まりの線路なら、利用方法も限定されますが、

大糸線は南は長野県の松本、新宿から特急あずさが1時間おきにやってきます。

そして北の糸魚川も、北陸新幹線が接続しています。

片側は東京と、反対側も3月に敦賀まで延長開業し、関西からも近くなります。

 

そうなると、松本と糸魚川大糸線を全線走る楽しい列車があれば、

新宿から松本まで特急に乗り、ここから大糸線糸魚川まで列車の旅をさらに楽しみ、

そして糸魚川からは北陸に向かうも良し、東京に戻るも良しで、

人の流れをつくる事が出来そうです。

逆に関西からなら、糸魚川から松本への流れをつくる事も出来ます。

 

 

では、その直通列車はどんなものがいいでしょうか?

直通列車となると、JR東日本と大糸北線の経営会社が協力する事が前提ですが、

最近流行りの古いディーゼルカーを採用したいところです。

えちごトキめき鉄道でも455系の急行を走らせていますので、

大糸線でも例えば、キハ58系を使った急行白馬号を走らせます。

キハ58系(画像はいすみ鉄道で走行中の車両)

車内でお弁当が出たり楽しい時間を過ごせるものであれば、

この列車に乗る事を目的に来てくれる観光客も増えるのでは?

北陸地方と松本・安曇野というメジャーな観光地を両側に持つ大糸線

もっと観光客を列車に呼べる余地はあるのかもしれません。

 

 

という訳で、車窓の美しい路線ではあるものの、

車社会へのシフトと沿線人口の減少により赤字に苦しむ大糸線

今後は観光路線としての可能性を探り、観光に特化した路線へと、

方向転換をする時がすぐそこに迫っているようです。

 

今回記事の動画です。

youtu.be

 

そしてこの後は、糸魚川駅の「ジオパーク」に立ち寄りました。

キハ52の静態保存や鉄道模型ジオラマなどがあり、

無料ながらとても楽しめる施設です。

以前大糸線を走っていたキハ52が展示されている。

なんと車内で休憩も出来る!

えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」
大糸線でも走行実績がある。
今後はこのような列車が定番化されるといいですね。

個人的にこのプラレールがすごく惹かれました。

ジオラマもスケールが大きい!時間があまり無かったので
やらなかったが、お金を払えば運転も出来る。

ここからはえちごトキめき鉄道で直江津へ、

そしてさらに信越線・越後線と乗り継ぎ、夜には新潟へたどり着きました。

直江津駅にて。

時間的には18時頃だが、列車はずっとガラガラ。

新潟に到着したのは21時前。大回りのために普通列車の旅を強いられる。

新潟駅南口





 

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片道大回り切符の旅②リゾートビューふるさとで満喫する冬の大糸線

こんにちは。

 

前回から、片道大回り切符の旅をお送りしています、2回目です。

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

今回は、松本駅から大糸線を走る快速列車

リゾートビューふるさと」に乗車していきます。

 

大糸線を楽しむならこの列車!リゾートビューふるさと

 

大糸線は、松本駅から糸魚川駅までの105.4㎞を結ぶ路線で、

松本駅から途中の南小谷駅までがJR東日本

南小谷から糸魚川までがJR西日本の管轄になっています。

国鉄時代は同線を走破する急行白馬号もありましたが、

現在は南小谷で完全に運転系統が分かれています。

快速リゾートビューふるさと

3路線目:大糸線 快速リゾートビューふるさと

そんな大糸線で土休日を中心に長野~松本~南小谷で1往復運転されているのが、

こちらの快速「リゾートビューふるさと

ハイブリッドディーゼルカーのHB-E300系2両編成で運転されています。

 

長野から乗車をすれば、途中姨捨駅にも停車し、

日本三大車窓の一つ・善光寺平を楽しむ事も出来ます。

松本駅から乗るなら、新宿9時発のあずさ9号に乗ってくれば連絡します。

私はあずさ3号で1時間あまり前に着き、少し市内観光をしました。

 

松本駅:11時43分発

 

 

 

大糸線と言えば、北アルプスの麓・安曇野を走る風光明媚な路線で、

リゾートビューふるさと号は、

そんな大糸線の車窓を楽しむにはもってこいの列車です。

車窓から見える、北アルプスの山々。
穂高駅で、神社お参りのために30分停車。

 

松本から20分も乗ると、最初の停車駅・穂高に。

ここでは30分あまりも停車し、

駅からすぐのところにある穂高神社を参拝出来ます。

穂高

 

穂高神社

穂高駅に停車するリゾートビューふるさと
車内でのイベントがあり!

穂高駅を出ると、車内では地元の方による沿線案内が始まりました。

主に北アルプスの山々の案内などがされており、

標準語・英語の他に、安曇野弁での説明もありました。

私はこの地域は準地元のようなところなので、安曇野弁は親近感がありました。

 

高瀬川を渡る。正面は爺ヶ岳(じいがたけ)

高瀬川を渡ると、信濃大町駅に停車します。

信濃大町でも10分ほど停車があり、地元の方が太鼓でお出迎えをしてくれます。

 

アルプスだけでなく、3つの湖が次々と車窓に。

 

信濃大町を出ると、仁科3湖と呼ばれる、

木崎湖・中綱湖・青木湖が次々に車窓に飛び込みます。

一番手前の木崎湖犬神家の一族で有名な湖は青木湖です。

ゆっくり走りながら、途中運転停車もしてくれるので、

ゆっくりと絶景をカメラに収める事も出来ます。

 

 

木崎湖を過ぎたあたりから、大糸線は勾配に入っていきます。

この列車はディーゼルカーなので、大きなエンジン音を轟かせて登っていきます。

 

青木湖。対岸に見える白馬さのさかスキー場からは、
まるで湖に飛び込むかのような眺望抜群の滑走感が得られる!

そして峠を越えると、白馬の街に入ります。

白馬。奥に八方尾根が見える。

白馬駅に到着。

 

 

白馬で多くの乗客が降り、引き続き乗っている乗客は少なくなりました。

白馬から先は、姫川が線路に沿って流れていきます。

この姫川渓谷の景色が、ここからの旅の楽しみになるようです。

車窓の右側・左側に姫川が交互に

そして松本から2時間あまりの旅も終点へ。

終点・南小谷駅

南小谷駅に着いた列車は、

新宿への出発を待つ、あずさ46号と隣り合わせます。

南小谷駅に並ぶふるさと号と特急あずさ

南小谷駅

南小谷駅:14時04分着

 

南小谷駅の周辺には何もないので、

帰りのふるさと号に乗って帰るのであれば、

やはり白馬駅で降りた方がいいでしょうね。

駅周辺には飲食店もありますし、ちょっと行けば立ち寄り温泉もあります。

今回は南小谷からさらに先へ行くので、少し駅で待ちます。

 

駅にはこんなガシャポンがありました。

キハ120形のアクリルスタンドのガシャポン

絶対ここでしか買えなそうな、

大糸線のキハ120形のアクリルスタンドです!

家に帰って組み立ててみましたが、

結構ちゃんとしたやつで、机に飾っています。

もし行く機会がありましたらぜひ!

300円でも意外にしっかりしたスタンドです!

 

南小谷からは、このアクリルスタンドの列車に乗っていく事になります。

キハ120形とHB-E300系が並ぶ。

 

今回の様子は、こちらの動画でもご覧いただけます。

youtu.be

 

ここまでは観光用のリゾート列車でしたが、

今度は普通のディーゼルカーに乗っていきます。

しかしこの列車もなかなか乗っていて楽しかったです。

 

今回はここまで。

次回、南小谷駅から北への大糸線の旅・後編をお送りします。

 

 

 

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片道大回り切符の旅①停車駅が急行並みのあずさに乗車!

こんにちは。

今回は先日行ってきました、
東京・八王子から新潟の鉄旅の様子をご紹介します。

 

東京~信越大回り乗車の旅を敢行!


今回の旅は、
同じ駅を2度通らない「片道大回り切符」での旅です。
八王子駅を出発地にして、
目的地は拝島駅です。


今回八王子駅でつくってもらった乗車券はこちらです。

八王子→拝島の大回り片道乗車券。
最短距離なら210円だが、この乗車券は11,570円!



確かに八王子→拝島となっていますが、
下に書いてある経由地・路線にずらっと駅や線名が並んでおり、
表示しきれない分は赤字で書き加えられています。


この乗車券を手に、いざ新潟に向かいます!

 

1.2路線目:中央本線篠ノ井線 特急あずさ3号


八王子から乗車したのは、
中央線の特急あずさ3号です。
1日1本の千葉始発のあずさ号です。

八王子駅に到着する、特急あずさ3号


8:02  八王子出発
このあずさ3号、河口湖行きの富士回遊3号と併結という事もあり、
あまりあずさが停車しない大月にも停車します。

大月駅に停車。

しかし、あずさ3号はそれにとどまりません。
塩山、山梨市、石和温泉と、かいじ号が停まる駅に停車していきます。

塩山・山梨市・石和温泉にも停車する。



甲府を出てからも、韮崎、小淵沢、富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻
通常より多くの駅に停車していきます。

下諏訪温泉の最寄り駅である下諏訪駅にも停車。



平均的なあずさ号の停車駅は八王子から数えると松本まで6駅ですが、
あずさ3号はその倍の13駅に停車します。

 

10:23、松本駅に到着。

松本駅に到着。

八王子から松本までは2時間21分を要しましたが、
後続のあずさ5号は2時間4分。
八王子を31分後に出ますが、松本までに14分差にまで詰めてきます。
逆に言えばあずさ3号が遅いという事でしょう。

後続のあずさ5号南小谷行き



なので、あずさ3号は松本まで乗車する人は比較的少ないようで、

大月から先は割とすいていました。

 

松本駅東口

次の列車まで少し時間があるので、
お城まで行ってみました。

国宝松本城


駅に戻ってきて、列車で食べるお弁当を調達!
駅ビル内にあるこちらのお店で、
名物の山賊焼弁当を。

駅ビルにある、松本からあげセンター

山賊焼弁当。お弁当も揚げたてを提供してくれる。
列車の時間には余裕を持って。

 

今回乗車した、あずさ3号の動画です。

youtu.be



これを手に、次の列車に乗車します。

次に乗車するのは、大糸線の快速「リゾートビューふるさと」です。

快速「リゾートビューふるさと

3路線目:大糸線 快速リゾートビューふるさと

長野から篠ノ井線を通り、

松本駅を経由して大糸線南小谷までを結ぶ観光列車で、

土休日を中心に1往復走ります。

長野から到着し、松本で15分ほど停車します。

私は松本で降りてお城を観に行きたかったのであずさ3号で行きましたが、

新宿9時発のあずさ9号に乗車すれば松本には11:39着で、

この列車に対面で乗り換えが出来ます。

反対側に到着するので、あずさ9号からの乗り換えが便利!

 

この列車に乗車して大糸線へと入っていきます!

 

 

今回はここまで。

続きはこちらです!

 

noritetsu46.hatenablog.com

 

 

 

 

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川口駅に上野東京ラインのホーム増設へ!

こんにちは。

 

今回は、今週気になった話題についてです。

 

建設費の多くは、川口市の自己負担!

 

タイトルにもあるように、

埼玉県川口市川口駅上野東京ラインを停車させるために、

ホームを約400億円をかけて新設するというニュースを各社が報じました。

 

以前から川口市JR東日本に要望をしていたというニュースも耳にしていましたが、

今回建設費の多くを川口市が負担する形で、どうも話が前へ進んだようです。

 

なぜ川口市はそこまで上野東京ラインの駅を求めるのか?

 

そもそも、なぜ川口市は、

上野東京ライン高崎線宇都宮線)の停車にそこまで前のめりだったのでしょう。

 

埼玉県川口市は、埼玉県の最南部に位置し、

荒川を挟んで東京都北区などと接しています。

そのため都心からも近く、ベッドタウンとして人口もさいたま市に次ぐ

60万6000人の人口を擁する都市です。

しかし、その市の中心部にある川口市京浜東北線のみが停車する駅で、

ラッシュ時には混雑が激しいようです。

そこで、川口駅を通りながら通過していく上野東京ラインの停車を、

JR東日本に求めていたという経緯です。

川口駅を通過していく上野東京ラインの電車。
ここにホームを増設するようだ。

建設には相当なお金と期間がかかるようですが、

駅の西口に線路の移設の用地があるという事で、線路を移設しながら、

上野東京ラインのホームを新設していくようです。

 

上野東京ラインの駅が川口に出来るメリット&デメリット

 

川口駅上野東京ラインが停車する事によるメリットは、

川口市には大きいものがあるでしょう。

 

川口駅は、2022年のデータで乗車人員が71,000人あまりと、

埼玉県では大宮駅・浦和駅に次ぐ第三位の数を誇り、

JR東日本内では約72000人の八王子駅の次にランクインします。

毎朝八王子駅を利用していますが、

あの人員を京浜東北線1線だけで賄っていると考えれば、

確かにきついのかなとも思えます。

川口駅に到着する京浜東北線と、その横を通過する上野東京ライン

そこにこの区間の快速電車のような役割でもある、

上野東京ラインが停車する事で2路線で捌く事が出来るようになりますから、

混雑が緩和されるのだろうと想像も出来ます。

 

しかし、京浜東北線には約113,000人の乗車人員がある蒲田駅や、

77,000人の大井町駅、72,000人の大森駅もあります。

上野東京ライン京浜東北線で遠近分離を図っているという事を考えると、

川口駅だけがというのも少し違和感があります。

 

川口駅利用者以外の利用者にとっては、デメリットでしかない。

 

川口に駅をつくってしまう事で起こる、デメリットもあります。

それは、上野東京ラインの混雑率のアップです。

 

現在でも北関東・埼玉方面と都心を結ぶ上野東京ラインは混雑しており、

浦和~赤羽間は上位の混雑区間でもあります。

ここに川口での停車が加わると、この区間の混雑率も部分的にアップするでしょう。

これまで赤羽で上野東京ラインを乗降し、川口を利用していた人が、

川口まで一駅分長く乗るというだけなら、そこまででもないかもしれないですが、

これまで乗り換えを嫌い京浜東北線でそのまま上野方面に行っていた人が、

川口から乗れるならと上野東京ラインに乗り換えると、

上野東京ラインの混雑率が上がってしまう結果にもなりそうです。

逆に大宮方面から川口を利用する人も流れてくるでしょう。

 

 

さらに、駅が出来ればそこに停車をするわけですから、

所要時間が当然1~2分増加します。

そうすれば、川口より遠くからの利用者にとってはデメリットになります。

駅に停まって時間が増える上に、そこから人も乗ってくる。

北関東・大宮から川口へ用事がある場合はだいぶ所要時間が短縮されますが、

そうでないより遠方の利用者からすれば、迷惑でしかない話です。

最も西側の線路を走る湘南新宿ライン。こちらは通過のままで維持。

 

という事で、川口駅上野東京ライン

ホームを新設する運びであるという話題をお送りしました。

湘南新宿ラインのホームはつくられないそうですが、

個人的には赤羽駅も隣ですし、

得するのは川口駅利用者だけなのかなという気がします。

 

郊外に住んでいる人間としては、

中央線を使っていると尚更感じるのですが、

快速線緩行線で、遠近分離は徹底した方がいいと思いますよね。

快速が停まれば快速に乗りますからね。

緩行線が空いて、快速が混むようになるだけです。

上野東京ラインは、神奈川県でも大船~藤沢に新駅設置の計画があります。

将来的に2駅出来る事になり、所要時間がこのままだと増えます。

速度アップなど、対策は練っているのでしょうかね?

 

 

 

 

 

 

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